名探偵コナン劇場版『世紀末の魔術師』をレンタルして娘と観ました。
1999年の映画なので、「世紀末の魔術師」とは怪盗キッドのことだろう、と思っていました。
実際には、19世紀末のロマノフ王朝最後の王女(アナスタシアじゃなくてマリア)を巡るミステリで、王女のファベルジェ・エッグを作った、日本人の絡繰り細工の職人が「世紀末の魔術師」でした。娘は映画を楽しみましたが、「ロマノフ王朝」「ラスプーチン」などを知っていればもっと楽しかったかもしれません。私もロシア史はあまり詳しくなく、ユル・ブリンナーの映画やディズニー映画『アナスタシア』で、ここら辺の話を知っている程度です。
そんな事もあり、ずっと気になっていた【角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』20巻+別巻】を買ってしまいました!
『日本の歴史』は早稲アカ推奨の小学館のシリーズも揃えましたが、娘は角川版しか読まないです。絵がイマドキで、用語解説は少な目。マンガらしく主人公を立ててストーリーを説明してくれるのがいいみたいです。それで世界史もこちらにお世話になることにしました。大まかな流れが掴めれば充分なのです。
どこ置こうか?とりあえず箱入りなので『日本の歴史』と二階建てにしました。(屋根がちょっとたわんでいるけど…)
第1巻では、先史時代にかなりページを割いています。ネアンデルタール人のDNA研究とか、ジョージアのドマニシ原人とか、私の少女時代にはなかった話も満載です。2021年初版なので、話題も新しい。
まだ読み始めたばかりですが、正月休みにゆっくり読んで、昨今のパレスチナ・イスラエル問題なども、もう一度遡って学びたいと思います。
ちなみにこの歴史まんがでは、ラスプーチンはこんな絵です。
「より豊かな人生を送ってほしい」という思いで、子どもに中学受験をさせている親御さんも多いと思います。
最近感じるのは、「これは中学受験に不要だから」というようなジャンルはなくて、興味が興味を生んで知識を広げていけば、最後には同じところに行き着くだろうな、というようなことです。
私は、子どもには解かせませんが、気になる中学校の国語や社会の入試問題を読むようにしています。その学校がどんな子どもを求めているのか、ふんわりと知るためです。
「今の今の世界情勢と、そこに至るまでの道のり」に、俯瞰的、構造的に興味を持って欲しがっている学校が多いように感じます。
エンタメをより楽しむためのバッグボーンとなれば、なおよろし。
そんな思いで投入した『世界の歴史』です。
また感想を書きたいです