やっと、NHK大河ドラマ『どうする家康』初回の録画を観ました。


我が家は、夫がドラマやアニメを観ない人で(ニュースとスポーツと『NHKスペシャル』などの情報番組しか観ない)、夫の不在中に、娘とそれらを観ています。

そんなわけで、やや話題に乗り遅れた感あり。


私は「無人島に本を一冊持って行くなら」の問いに「山岡荘八『徳川家康』全二十六巻」と答えたほどの歴女です。(一冊じゃない、と却下されましたが)大学受験は日本史選択、センターは満点です。えへん。

しかし自分を基準にしてはいけないという自覚はあるので、あまり娘に日本史好きを強いていません。まだ4年生ですし、母の熱意に引かれても困る。


昔って、祖父母が一緒に暮らしていたり、「水戸黄門」やら「暴れん坊将軍」やらを子どもも観ていたりで、もっと日本史が身近にあった気がします。コロナ禍で、国内の史跡旧跡にあまり行けていないのも気の毒です。


『どうする家康』を見ながら「戦国時代」の説明をするにあたり、「鬼滅的には縁壱さんの時代ね」とか「今川がロシアで、三河はクリミアみたいな関係」と説明している自分にちょっと愕然。日本史の素地がないと説明がツライ。


我が家には、私の趣味で買った角川の『まんが学習シリーズ 日本の歴史』と、早稲田アカデミー推奨の小学館『学習まんが 日本の歴史』が全巻あります。角川のほうが作画は現代風。小学館は情報量が多いけど、絵は昭和のままです。まだ娘は、どちらもちゃんと読んでいません。


何かもう一声、歴史に興味を持つライトなきっかけが欲しいと思っています。私は小学校高学年の頃、氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク』に結構ハマりました。2025年受験組は、紫式部周りの平安時代は要注意かと思います。


『ねこねこ日本史』を薦めていらっしゃるブロガーさんもいます。可愛いから動物好きの娘にはいいかもしれない。しかしある程度、ベースの知識がいるかしら?


そんなこんなで、とりあえず『どうする家康』始めました。三河武士のキャストがいいですね。できれば子役回が欲しかったけど。

娘は、最後に登場した織田信長を「怖いけどカッコいいね」と言ってました。

ふふ、王道の好みですな。次回も楽しみです。