これは一男くんが、元日に江ノ島に行って撮った初日の出です。素晴らしいですね。良い新年を迎えられたと思っていたのですが、まさかあんなことに…

被災され、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します。そして辛い思いをされ、今この瞬間も頑張り耐え続けている皆さまの心と体に、1日も早く平穏な時が訪れますよう、心からお祈り申し上げます。

恐縮ながら、ここから自分の話になります。
2年前の5月のブログ『履歴⑯&⑰』、そこに10年以上前、自分がパニック発作を起こし、続けてパニック障害の症状をきたしたことを書きました。
その時最も信頼していた医師に相談し、服薬を始め、認知行動療法を続け、長い時間をかけてなんとか心の平穏を取り戻していったという経緯です。

今から約1か月前、調子が不安定になりました。
それはパニック発作を起こしてから今まで、毎年不定期に襲われる症状で、倦怠感や疲弊感が主です。いつもはだいたい2週間ほどすれば落ち着くパターンだったのですが、今回はなかなか回復しない。
そして次第に、前述のようなパニック障害の症状が出てきたのです。

動悸、落ちつかなさ、焦り、不安。胸がギューッと詰まる感覚。自分の意思とは関係なく、思考がネガティブになり混乱しやすく、おかしくなってしまうような感覚に襲われる。
“自分”を保つのが非常に困難に感じる、叫んでしまいそうになる、いてもたってもいられない、15:30くらいから決まって動悸が起きて落ちつかなくなる等…。
このままひどくなって動けなくなったらどうしよう、混乱して生活ができなくなったらどうしよう、子どもたちに心配をかけたくないといった思考が襲ってくると、本当にきつくてどうしようもなくなってしまうんです。

今回調子を崩した理由に一つ思い当たることがあり、それはとりあえず変容させるようにしたのですが、一度崩れた精神状態はそうたやすく戻ってくれません。
医師に相談して頓服薬を出してもらうことをしつつ、僕が救いを求めたのは、あの頃助けになった認知行動療法です。
何度も繰り返し読んだ本に目を通すのと同時に、認知行動療法のアプリをインストールして毎日、必要な時に活用するようにしました。
“気持ちを楽にするために、頭をやわらかくする”、その根本を常に意識しながら、なかなか人に言うことができない思いをアプリの中でたくさん表出します。

それが良かったのかどうかは判定が難しいですが、今日は朝から気持ちがだいぶ楽に感じられました。これまでは、何かをしようと思うとそれを即負担に感じ、胸がギューッとなりしんどくなることの繰り返しでしたが、そうならずに“今やらなくていい”、“やれないならやれないでいい”と思えたんです。
気持ちが軽くなると嬉しくなり、ついいろいろやってしまい、結果そのダメージが後から来てさらに辛くなるのは分かっている。なので先ほどの気持ちに従い、いつも夜にやっている洗濯はやらず、20:30くらいには布団で横になってリラックス…

今23:00、いつもの薬を飲み、眠くなるのを待っているところです。
明日は病棟日勤。このまま気持ちが、少しずつでいいから安定していくといいなぁ。