先日行ったラーメン屋『夢を語れ 八王子』のトイレ。ペーパーホルダーにも夢の文字がありました。
夢は2パターンあって、1つは睡眠中に見るもの。もう1つは言うなれば現象での願望ですかね。

睡眠中の夢は、ほぼほぼロクな内容じゃないから嫌い笑。眠ったはずなのに、目が覚めるとどっと疲れていて、深ーいため息が出ます😓💨

現実の夢、願望は間違いなく宝くじを当てること!
1億当たったら、迷わず速攻で今の職場をやめ笑、
保育園または小学校の給食のおじさん、あるいはラーメン屋をやりたいなと思ってますよ😁

『哲也 ―雀聖と呼ばれた男―』

阿佐田哲也という、実在した麻雀打ち、作家を題材にしたギャンブラー列伝です。
とにかくこの哲也という男、ブレない!
そして肝が座っていて、自分の力で運をつかむことができる。僕もそうなりたい笑

麻雀を始めた頃は運だけで勝てると過信していたが、新宿でプロの麻雀打ち=玄人(バイニン)と出会う。その玄人、房州さんから、博奕は運だけだなく力も必要だと教えられます。
そうして博奕のなんたるかを身に付けた哲也は房州さんとコンビを組み新宿最強となりますが、ある日房州さんがサイの目振りをしくじったことで大敗の危機に陥ります。それでも哲也が運と力を駆使して勝利をおさめました。

…が、サイの目振りをしくじった房州さんは自分の運が落ちたと悟り、玄人をやめる決意をします。引きとめる哲也に「俺達玄人は喰うか喰われるかの世界で生きてんだ。おめえも玄人として生きていくつもりなら、運の落ちた人間に甘くするんじゃねえ!」と一喝して、新宿から姿を消しました。

それまで白シャツを着ていた哲也はこれを境に黒シャツに変え、それがトレードマークになります。
また未成年であったことから“坊や哲”が通り名になったのです。

新宿で数々の勝負を繰り広げた哲也は、その後日本各地でも壮絶な麻雀を戦い、勝利をおさめていくのですが、突然ナルコレプシーという病気に襲われてしまいます。
ナルコレプシーとは過眠症ともいい、時間や場所を問わず急に強烈な眠気(睡眠発作)が起こり、自分でも分からないうちに眠ってしまう病気。

この病気とも戦いながら、さらに高みに登っていく哲也。最後は最大最強のライバル、ドサ健との勝負を制してこの壮大な物語は終わります。

第1巻と最終41巻の表紙、これに気付いた時は感動して、おぉ~~っ!と身震いしました😭

始まりと終わりの言葉は…
「勝負の世界でしか生きられない人々がいる
 人は彼らを
 ギャンブラーと呼ぶ」

第1刷発行 1997年12月
全41巻
 (完結後の総集編的『哲也 THE FINAL』あり)
原案 さいふうめい
漫画 星野 泰視