一体全体 三味一体
向かう所に 敵無し無敵
敵はいないし 味方さえも
三味一体 闇を爆裂
三味一体 キラキラ放たれ
三味一体 無ナシク弾けろつ
女は、食にとてもこだわりを持っていた。
「何を食べるかで人生は決まる」
もはや、これは女の信条となっていた。そんな女だからして
「私にとって、必要な食は何なのか?」
というのを常に意識しながら、自らの
「コレなの どうなの!?」
という感覚を、女は模索していた。
だからと言って、女は所謂「グルメな女」というわけでは決して無く、何ならむしろその逆とも言えた。それは
「コレなの どうなの!?」
という感覚を頼りに食を模索し続けた結果、女が飲み食いする食べ物・飲み物というのは、ごくわずかな数品目に限定されていくこととなった。それは
「好き嫌いせずに何でもたべましょう」
を、良しとしている一般的な言われとは違い、女の食生活ははっきり言ってとても偏ったものであった。
例えば、女の食生活は自ずと肉食がメインとなっていった。さらにダメ押しで、所謂「健康食・自然食」というカテゴリーに関しては、気持ちはわかるのであるが、女にとってそれは、あまり意味を成さないものであった。
しかも、女の食の追求はそれだけでは済まなかった。女の食のこだわりは、自ずと人間関係にも影響を及ぼしていくこととなった。
それは、食と同様に
「コレなの どうなの!?」
という感覚を頼りに、人間関係についても精査されていく羽目になった。その結果、女の人間関係はごくごく限定されたものとなっていった。
しかもダメ押しで、女は「他人が作った料理」というものを、基本的には受け付けなくなっていった。そのうちに
「人付き合いをする」
というカテゴリー自体、気持ちはわかるのであるが、女にとってはあまり意味を成さないものとなっていった。
もはやこうなると、見方or“味方”によっては非常に残念な女となるかも知れないであろう。何より、女自身もそれを自覚をしている部分もあった。
しかしながら、それでもやはり女は追及せざるを得ないのであった。