ひ ふ みわか -2ページ目

ひ ふ みわか

ちょっとした歌とお話

一体全体 三味(サンミ)一体(いったい)

 

向かう所に 敵無し無敵

敵はいないし 味方さえも

 

三味(サンミ)一体(いったい) 闇を爆裂

三味(サンミ)一体(いったい) キラキラ放たれ

三味(サンミ)一体(いったい) ()ナシク弾けろつ

 

 

 

 

 

女は、食にとてもこだわりを持っていた。

「何を食べるかで人生は決まる」

 もはや、これは女の信条となっていた。そんな女だからして

「私にとって、必要な食は何なのか?」

 というのを常に意識しながら、自らの

「コレなの どうなの!?」

という感覚を、女は模索していた。

 

 だからと言って、女は所謂「グルメな女」というわけでは決して無く、何ならむしろその逆とも言えた。それは

「コレなの どうなの!?」

という感覚を頼りに食を模索し続けた結果、女が飲み食いする食べ物・飲み物というのは、ごくわずかな数品目に限定されていくこととなった。それは

「好き嫌いせずに何でもたべましょう」

 を、良しとしている一般的な言われとは違い、女の食生活ははっきり言ってとても偏ったものであった。

例えば、女の食生活は自ずと肉食がメインとなっていった。さらにダメ押しで、所謂「健康食・自然食」というカテゴリーに関しては、気持ちはわかるのであるが、女にとってそれは、あまり意味を成さないものであった。

 

しかも、女の食の追求はそれだけでは済まなかった。女の食のこだわりは、自ずと人間関係にも影響を及ぼしていくこととなった。

それは、食と同様に

「コレなの どうなの!?」

という感覚を頼りに、人間関係についても精査されていく羽目になった。その結果、女の人間関係はごくごく限定されたものとなっていった。

しかもダメ押しで、女は「他人が作った料理」というものを、基本的には受け付けなくなっていった。そのうちに

「人付き合いをする」

 というカテゴリー自体、気持ちはわかるのであるが、女にとってはあまり意味を成さないものとなっていった。

 

 もはやこうなると、見方or“味方”によっては非常に残念な女となるかも知れないであろう。何より、女自身もそれを自覚をしている部分もあった。

 しかしながら、それでもやはり女は追及せざるを得ないのであった。