モアオーガニックなスキンケアと健康増進を使命とする「ぷろろ健美堂」を運営する白樺じっちゃんこと八幡です。
体内に発生する活性酸素が、正常な細胞や遺伝子を傷つけ、皮ふや体の老化、さまざまな病気の発生に関わっていることが分かっています。活性酸素は強力な殺菌力もあり、法定伝染病などの病原菌に対して、これをやっつける役目があります。しかし、生命活動によって日常的に体内に過剰に発生し、加齢や紫外線の影響で除去する力が衰えていきます。すると正常な細胞や遺伝子を傷つけ、生活習慣病、胃潰瘍、がんや動脈硬化といった病気の原因になるのです。そこで健康や美肌を維持するうえで、余分な活性酸素をどう除去するかが重要な課題になります。そもそも活性酸素とは何なのか、どのように発生するのか、除去するにはどうすればよいか、考えてみることにしましょう。
活性酸素とは、あるべき電子を失って不安定化した酸素のことです。失った電子を周囲の物質から奪いとって、どんどん周囲を酸化させていきます。活性酸素で細胞や遺伝子が傷つけられることで、さまざまな病気の原因になります。ほとんどの病気には、活性酸素が関わっているといわれています。呼吸によって活性酸素の親玉ともいえるスーパーオキシドラジカルアニオンという活性酸素が生成されるのですが、通常はSOD(スーパーオキシドディムスターゼ)という酵素によって過酸化水素に変化し、カタラーゼという酵素の働きで水に分解されて無害化されます。しかし、紫外線やストレスなどで活性酸素が過剰に生成されたり、また加齢によってSODの生成能力が衰えたりすると消去しきれなくなるという由々しき事態が生じます。
活性酸素が発生する原因
呼吸によって取り込まれる酸素のうち、約2%が活性酸素に変わるとされています。また栄養が細胞内でエネルギーに変換される際にも活性酸素が発生します。このほか、紫外線やストレス、タバコやアルコールの摂取、運動不足、不摂生な生活習慣などによっても発生します。すると体内での血液の流れが変調をきたし、その結果、体内に活性酸素が過剰に発生し、胃袋に孔が開く「胃潰瘍」を生じたりすることになります。また紫外線によって活性酸素が発生すると、シミやしわなどの肌老化を促進します。20代の若いころには、体内にカタラーゼという酵素が大量に存在していて、SOD(スーパーオキシドディムスターゼ)という酵素との共同作業により、過剰に生じた活性酸素を水に分解することで解毒しています。体内で活性酸素と抗酸化防御機能とのバランスが取れている間はよいのですが、SODは20代をピークとして、加齢とともに生産能が減少していきます。カタラーゼは減少しないのですが、SODの減少で活性酸素が除去しきれなくなってしまうのです。
そこで活性酸素をなるべく増やさないようにする必要があります。それには紫外線を避ける、ストレスを溜めない、タバコを控える、飲酒は適量を意識する、暴飲暴食をしない、適度な運動をする、十分な睡眠をとる、などが大事になります。また、SODの生産能を増加させるのに効果がある食品を摂取する必要があります。SODに代わる抗酸化物質を補給する重要性が、昨今のお茶のカテキンやワインのアントシアニン、大豆のイソフラボンなどのポリフェノール類など、抗酸化能のある成分がもてはやされる理由です。またビタミンE、ビタミンCなども活性酸素の除去を助けます。日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動習慣、十分な睡眠をとるなどすることが、酸化ストレスの防止につながります。なかでも異色なのが「白樺樹液」です。白樺樹液には、SODに似た活性が認められています。市販のSODでは経口投与では活性が認められず静脈注射が必要なのですが、白樺樹液は経口投与で効果があるので、白樺樹液を飲むだけで胃潰瘍を軽減できるのです。
また白樺樹液を与えた動物実験では、精製水を与えた場合の1.4~1.5倍も抗疲労効果が確認されています。樹液の抗酸化能であるSOD様活性が、ストレスを生成した活性酸素を効率よく消去するからです。SODの動物体内での生成には、銅、亜鉛、マンガンなどの重金属イオンが必要ですが、白樺樹液にはこれらの微量ミネラルがイオン化した状態で存在しており、これらのイオンが体内でSOD生成に寄与していると考えられます。白樺樹液そのものにスーパーオキシドラジカルアニオンを直接消去する力があることを示すものです。これはテクノストレス社会に生活するわたしたちにとって、白樺樹液が重要な意味をもつことをあらわします。また白樺樹液は、化粧品の水としても高い価値が認められており、ぷろろ化粧品では精製水を一切使わず、代わりに白樺樹液を使っています。美白効果、保湿効果、表皮細胞の増殖促進、抗酸化能、殺菌効果などが検証されてきています。
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