【今回見た映画】
ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025米)
評決(1982米)
お嬢と番犬くん(2025日)
朽ちないサクラ(2024日)
櫻の園(1990日)
MERCY/マーシー AI裁判(2026米)
トラフィック(2000米)
サイレントラブ(2024日)
孤狼の血(2018日)
孤狼の血 LEVEL2(2021日)
ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング ★★★☆☆
2025米。169分。クリストファー・マッカリー監督・脚本(共同)。トム・クルーズ主演・製作(共同)。トム・クルーズ。ヘイリー・アトウェル。ヴィング・レイムス。サイモン・ペッグ。イーサイ・モラレス。ポム・クレメンティエフ。ヘンリー・ツェニー。シェー・ウィガム。アンジェラ・バセット。
IMFのエージェント、イーサン・ハントは前作に続いてAIプログラム「エンティティ」の暴走を食い止めるために戦う。
トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」シリーズ第8作にして最終作。
ファイナルレコニング(Final Reckoning)」とは、英語で「最後の清算」「報いの日」「最後の審判」という意味。
ストーリーは凝ってる。
過去作やイーサンの過去に触れたり、シリーズファンへのサービスも充実。
私は結構忘れていて、もう一度見直したくなってしまった。笑
アクションは本作もすごい。よく言われていることだけど、シリーズを追うごとにすごくなっていく。
パラシュートが燃えて落下するシーンなんて、どうやって撮ってるのか分からないけど、引き付けられる。
評決 ★★★☆☆
1982米。129分。シドニー・ルメット監督。ポール・ニューマン。シャーロット・ランプリング。ジャック・ウォーデン。ジェームズ・メイソン。
アルコール依存症で仕事がない弁護士のフランク・ギャルヴィンは、医療ミスで植物人間になってしまった主婦の弁護の仕事を紹介される。
病院を訪れたフランクは、出産のためにただ病院に行っただけで全てを奪われた主婦の姿を見て憤る。
再び真実と正義を追求する心を取り戻したフランクは、示談を蹴って厳しい裁判に臨む。
骨太で直球の法廷ドラマ。ポール・ニューマンが渋い。
80年代の光景が懐かしい。子供だったから全部分かってた訳ではないけれど。
事務所は書籍であふれ、携帯やコンピュータはない。
どこでも煙草を吸いまくり。
フランクは酒場でピンボールに熱中する。
ピンボールが出てくると映像にレトロ感が出る。
昔はよく見かけたけど、今も置いてるところってあるんだろうか。
お嬢と番犬くん ★★★★☆
2025日。106分。小林啓一監督。はつはる原作。福本莉子。ジェシー(SixTONES)。櫻井海音。香音。松井遥南。井上想良。ぐんぴぃ。葵揚。岩瀬洋志。佐々木希。飯田基祐。杉本哲太。
瀬名垣一咲は幼い頃に両親を亡くし、瀬名垣組組長である祖父の元で暮らしている。
高校では素性を隠して普通の恋と青春を送ろうとするが、一咲の世話役を務める瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥は、過保護すぎるあまり年齢詐称して同じ高校に裏口入学し、“番犬”として共に通学する。
原作マンガはKindleで無料になってたのを1冊読んだ。
ラブコメ(ロマコメ)は好きなので、本作も面白かった。
話はベタだけど楽しい。
瀬名垣一咲を演じる福本莉子が、以前に見た「トリリオンゲーム」のリンリンみたいだった。
どちらのキャラクターも、生真面目なところが少し似ているかも。
朽ちないサクラ ★★★☆☆
2024日。119分。原廣利監督。柚月裕子原作。杉咲花。萩原利久。森田想。坂東巳之助。駿河太郎。遠藤雄弥。和田聰宏。藤田朋子。豊原功補。安田顕。
ストーカー殺人に絡む愛知県警の不祥事を追っていた新聞記者の津村千佳が変死体で発見された。
彼女は県警広報広聴課に勤める森口泉の親友だった。
泉は捜査する部署ではなかったが、親友の千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえようと誓い、同期の磯川俊一刑事の力を借りて捜査に乗り出す。
捜査においては部外者である泉が、強引に割り込んでいく。
ミステリでは、こうして素人が入り込んでいくのはよく見る展開だけど、このキャラクターはなかなか良かった。
杉咲花がうまかった。
泉の必死さが伝わってくる。
受ける側の豊原功補、安田顕も良かった。
原作は未読。
原作者の柚月裕子は、「孤狼の血」シリーズが有名だとか。知らなかった。
役所広司で映画化されているそうなので、機会を作って見てみたい。
櫻の園 ★★★☆☆
1990日。96分。中原俊監督。吉田秋生原作。中島ひろ子。つみきみほ。白島靖代。宮澤美保。岡本舞。
名門女子校桜華学園では創立記念日の4月14日に演劇部が「櫻の園」を上演することが伝統になっている。
ヤーシャ役の杉山紀子が喫煙で補導されてしまうが、巻き添えになっただけだと分かり、職員会議では演劇部顧問の里美先生の必死の意見が通り上映が認められる。
幕が上がり、部員たちは舞台へと出ていく。
群像劇。創立記念日当日の朝8時前から開演までの2時間あまりを、映画的手法であるリアルタイム進行に近い形で描いている。(wiki)
原作マンガは未読。
映画とはかなり違うみたいだけど、吉田秋生なら読んでみたいと思った。
代表作のひとつである「海街diary」を以前に読んだことがあって、とても面白かったから。
本作はアイドル映画だと思うけど、期待より話が凝っててしっかりした作りの映画だと思った。
中島ひろ子、つみきみほがきれいだった。
今でも活動しているそうだ。
最後に舞台に出ていくシーンで、BGMのピアノ曲を聴いて「太田胃散」を思い出した。
ショパン作曲「24の前奏曲 作品28-7 イ長調」という曲。
昔からCMで聴いているので、もう完全に結び付いている。
映画では、せっかくのシーンに入り込めないノイズになってしまったけど、これは仕方ないか。
MERCY/マーシー AI裁判 ★★★☆☆
2026米。100分。ティムール・ベクマンベトフ監督・製作(共同)。クリス・プラット。レベッカ・ファーガソン。カーリー・レイス。アナベル・ウォーリス。クリス・サリヴァン。
凶悪犯罪が増加した近未来のロサンゼルス。
AIが司法を担うマーシー裁判所が創設され、被告人は90分以内に無罪を証明しなければ処刑される。
ある時、ロサンゼルス市警のレイヴン刑事は身に覚えのない妻殺しの容疑で逮捕されてしまう。
90分の期限内に無罪を証明すべく捜査を開始する。
前半はSF裁判といった趣。後半はレイヴンが捜査に乗り出す。
テンポも良くて引き付けられた。
個人的には前半の裁判が良かった。AIに対して、知恵を絞って対峙するのがいい。
後半は、アクションも必要だってことなのかな。却って個性がなくなってありきたりになってしまったかも。
トラフィック ★★★☆☆
2000米。147分。スティーヴン・ソダーバーグ監督。マイケル・ダグラス。ベニチオ・デル・トロ。ドン・チードル。ルイス・ガスマン。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
麻薬大国・アメリカ合衆国。
首都・ワシントンD.C.で、麻薬撲滅担当の大統領補佐官に就任したオハイオ州のロバート・ウェークフィールド判事。
しかし、娘のキャロラインは名門校に通う仲間らと麻薬におぼれている。
メキシコ国境の街ティファナで働く実直な警官・ハビエール・ロドリゲス。
麻薬王の妻・ヘレーナ・アヤラ。夫の逮捕をきっかけに自らも冷麻薬ビジネスの世界へ足を踏み入れる。
アメリカとメキシコを舞台に、立場も場所も異なる3つの視点が同時進行する群像劇。
147分と長め。
最初は少し分かりにくさがあったけど、面白かった。
麻薬は社会に深く根付いてしまっている。
リアルった。
映画だけど、特に解決せずに終わるところも。
サイレントラブ ★★★☆☆
2024日。116分。内田英治監督・脚本(共同)・原案。久石譲音楽。山田涼介。浜辺美波。野村周平。吉村界人。SWAY。中島歩。円井わん。辰巳琢郎。古田新太。
ケンカで親友を庇い、喉を刺されて声を失った沢田蒼。
交通事故で視力を失いながらも、ピアニストになる夢を諦めない音大生の甚内美夏。
二人は出会い、やがて惹かれあって行く。
山田涼介と浜辺美波ということで、期待して見た。
山田涼介の作業着姿がなぜか、オリラジ藤森に似て見えた。笑
もっとルックスを活かした役のほうが映画としても良いんじゃないかと思った。演技は良かった。
話は結構すごくて、目が見えない美夏をしゃべれない蒼が助ける純愛もの。
と思ったら、後半は突然バイオレンスアクションになる。
その後は、また純愛ものに戻る。
予想を裏切る展開で驚いた。ただ、振り返るとトンデモ話だったけど、見ている間は面白かった。
主役2人と、野村周平が上手で入り込めた。
孤狼の血 ★★★☆☆
2018日。125分。白石和彌監督。柚月裕子原作。役所広司。松坂桃李。真木よう子。音尾琢真。駿河太郎。中村倫也。中村獅童。竹野内豊。嶋田久作。MEGUMI。伊吹吾郎。滝藤賢。 矢島健一。田口トモロヲ。ピエール瀧。石橋蓮司。江口洋介。
暴力団対策法成立直前の昭和63年(1988年)。
広島県の地方都市・呉原市(呉をモデルにした架空の市)では、地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組が一触即発の状態で睨み合っていた。
ある時、加古村組のフロント企業・呉原金融の会社員・上早稲が失踪する事件が起こる。これをきっかけに両者の抗争は激化していく。
新人刑事・日岡秀一は、凄腕ながら暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾と組み、彼のやり方に疑問を抱きつつも事件に深く切り込んでいく。
暴力描写はキツいが、話は面白くて引き付けられる。
役所広司の叩き上げ刑事役が素晴らしかった。松坂桃李の新人刑事も良かった。
孤狼の血 LEVEL2 ★★★☆☆
2021日。139分。白石和彌監督。柚月裕子原作。松坂桃李。鈴木亮平。村上虹郎。西野七瀬。音尾琢真。早乙女太一。渋川清彦。毎熊克哉。筧美和子。青柳翔。斎藤工。中村梅雀。滝藤賢一。矢島健一。三宅弘城。宮崎美子。寺島進。宇梶剛士。かたせ梨乃。中村獅童。吉田鋼太郎。
伝説のマル暴刑事・大上章吾が暴力組織の抗争に巻き込まれて殺害されてから3年。
大上と組んでいた刑事・日岡秀一は彼の遺志を受け継いで広島の裏社会を取り仕切っていた。
そこに、出所した上林組組長・上林成浩が立ちはだかる。
悪魔のような上林によって、呉原の危うい秩序が崩れていく。
前作より更に過激になった。
クレジットは原作付きになっているが、ストーリーはオリジナルとのこと。
役所広司がいないのは寂しいけど、新キャラの鈴木亮平、村上虹郎が良かった。
鈴木亮平演じる上林の狂気は画面越しでも怖い。