【今回見た映画】

ナディア・コマネチ 白い妖精の真実(2016仏)

ヒットマン(2007米・仏)

素晴らしきかな、人生(2016米)

明日は咲こう花咲こう(1965日)

ニューイヤーズ・イブ(2011米)


ごくせん THE MOVIE(2009日)

ゼロの未来(2013英・ルーマニア)

ブラザーサンタ(2007米)

嗚呼!!花の応援団(1976日)

一枚のハガキ(2011日)





ナディア・コマネチ 白い妖精の真実  ★★★☆☆

2016仏。59分。ポーラ・ラパポート監督。ナディア・コマネチ。アンダ・オネサ。ベーラ・カーロイ。


ルーマニアの元体操選手、ナディア・コマネチの半生を描いたドキュメンタリー。


1976年、モントリオールオリンピックの体操競技で14歳のナディア・コマネチは史上初の10点満点を記録、3つの金メダルを獲得する。


一躍、国民的アイドルとなったナディアだったが、当時のルーマニアは東西冷戦下で独裁者チャウシェスクの支配下にあった。


ナディアは政治的プロパガンダに利用され、自由を奪われていく。



コマネチと言えばビートたけしのギャグが浮かぶ世代なので、本人のことはほとんど知らなかった。


それでも、結構な年だ。笑


たけしのギャグだって、若い世代はもう分からないだろう。



ドキュメンタリー。当時の映像と、関係者のインタビューで構成されている。


歴史に翻弄された半生という印象だった。


ニク・チャウシェスク(独裁者ニコラエ・チャウシェスクの息子)との話は、共産主義体制崩壊の記事で少し触れられていたのを読んだことがあった。


映画を見て思い出した。本作では否定されていた。(ニクの行状自体は本作では描かれていない)


その他、政権に利用される生活について、本人には選択の余地がなかった、というナレーションが心に残った。


今はアメリカで幸せに暮らしているそうでよかった。


モントリオールオリンピックで10点を出した演技は、今見ても魅力的だった。





ヒットマン ★★★☆☆

2007米・仏。93分。ティモシー・オリファント。ダグレイ・スコット。オルガ・キュリレンコ。ロバート・ネッパー。ウルリク・トムセン。ヘンリー・イアン・キュージック。ジェームズ・フォークナー。


冷徹な暗殺者である「エージェント47」は、ロシア大統領ミハイル・ベリコフの暗殺を命じられる。


確実に仕留めた筈のベリコフは何故か生きていて、謎の娼婦ニカに現場を目撃されていた。


インターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)に追われる「47」は、任務に疑問を抱く。


情報を得るためにニカに接触した「47」だったが、一緒に過ごすうちにお互い惹かれていく。



話は分かりやすくて「47」のキャラも立っていた。


アクションも悪くなかった。


オルガ・キュリレンコがきれい。





素晴らしきかな、人生 ★★★☆☆

2016米。97分。デヴィッド・フランケル監督。ウィル・スミス。エドワード・ノートン。キーラ・ナイトレイ。マイケル・ペーニャ。ナオミ・ハリス。ケイト・ウィンスレット。ヘレン・ミレン。


ニューヨークの広告代理店で成功を収めたハワードは最愛の娘を喪って失意に沈み、会社の同僚たちも不安を隠せないでいた。

そんなある日、彼の前に自分のことを「死」「時間」「愛」だと語る3人の男女が現れる。

3人との交流を通してハワードは変わっていく。


フランク・キャプラ監督「素晴らしき哉、人生!」(1946米)のリメイク、ではないらしい。

同じタイトルが付いてるだけあって、どこか似たところを感じる暖かい話。

フランク・キャプラ監督の方は名作だったけど、本作もなかなか良かった。

新しいだけあって、より凝った話になっていた。





明日は咲こう花咲こう ★★★☆☆

1965日。89分。江崎実生監督。吉永小百合。三田明。中尾彬。


小日山ひろ子は姫虎村という人里離れた村に保健婦として赴任した。


そこは想像を絶する貧困と住民の無知が蔓延していた。


ひろ子は上水道も引かれていない農村の不衛生な生活ぶりを改めようとするが、村はカルト宗教と村長が結託して支配しており、住民たちは聞く耳を持たなかった。

そんなある時、村の子どもたちに赤痢が発生する。



無理解な村民たちを相手に、吉永小百合扮する若い保健婦が奮闘する。


純粋で使命感に燃え、いかにも主人公的なキャラ。しかし、挫折続きでなかなか辛い展開。


赤痢騒ぎで状況が一変し、一時は絶体絶命のピンチに陥るが最後はスッキリ。


一件落着して村を去る主人公。昔の映画らしいラストだと思った。


同じフォーマットで、テーマを変えた映画やドラマはたくさんありそうだ。





ニューイヤーズ・イブ  ★★★☆☆

2011米。118分。ゲイリー・マーシャル監督。アシュトン・カッチャー。ロバート・デ・ニーロ。キャサリン・ハイグル。リア・ミシェル。アビゲイル・ブレスリン。ヒラリー・スワンク。ミシェル・ファイファー。ザック・エフロン。ジェシカ・ビール。ハル・ベリー。サラ・ジェシカ・パーカー。ジョン・ボン・ジョヴィ。ジョシュ・デュアメル。


オムニバス。大晦日のニューヨークを舞台に、死期が迫った老人と気遣う看護師、1年前に恋人と今日再会する約束をした男、偶然再会した恋人などの話が描かれる。



出演者が豪華。


ほのぼのとする話を詰め合わせた感じ。





ごくせん THE MOVIE  ★★★☆☆

2009日。118分。佐藤東弥監督。仲間由紀恵。亀梨和也。生瀬勝久。高木雄也(Hey!Say!JUMP)。三浦春馬。桐山照史。玉森裕太。三浦翔平。賀来賢人。森崎ウィン。平山あや。内山信二。小栗旬。石垣佑磨。成宮寛貴。速水もこみち。小池徹平。小出恵介。沢村一樹。袴田吉彦。竹内力。金子賢。東幹久。宇津井健。


ヤンクミこと山口久美子が勤務する赤胴学院に、黒銀学院時代の教え子である小田切竜が教育実習生として赴任してきた。


久美子が受け持つ3-Dの生徒達が不良グループにカツアゲされそうになったところを、リーダー格の高杉怜太が助けるが、不良グループ達が暴走族「ブラックスカル」のメンバーだったことから高杉達は目を付けられてしまう。


一方、赤胴学院の卒業生で元教え子の風間廉は覚醒剤の受け渡しに関わってしまい警察に追われてしまう。


廉の潔白を信じて3-Dの生徒と共に風間を探す久美子だったが、事件の裏には強大な黒幕が潜んでいた。



テレビドラマを2時間にギュッと詰め込んだ感じの映画。


ドラマと同様に分かりやすくて気軽に楽しめる。


仲間由紀恵がきれい。イケメン多数。





ゼロの未来  ★★★☆☆

2013英・ルーマニア。106分。テリー・ギリアム監督・製作総指揮(共同)。クリストフ・ヴァルツ。メラニー・ティエリー。デヴィッド・シューリス。ルーカス・ヘッジズ。


近未来。世界はマンコム社のコンピュータで支配されている。


プログラマーのコーエンは「ゼロの定理」を解析する仕事をしている。



SF。


テリー・ギリアム監督ということで見てみた。


映像がきれい。ストーリーは寓話的。





ブラザーサンタ  ★★★☆☆

2007米。116分。デヴィッド・ドブキン監督。ヴィンス・ヴォーン。ポール・ジアマッティ。ミランダ・リチャードソン。


ダメ人間のフレッドはチャリティー詐欺で留置所へ入れられてしまった。


そんなフレッドの弟・ニコラスは本物のサンタクロース。


「北極のおもちゃ工場でサンタクロースの手伝いをする」ことを条件に、保釈金を支払ってもらう。

しかし、フレッドはおもちゃ工場でもトラブルを起こしてしまう・・



サンタクロースの兄という設定が面白い。


ダメ人間で、クリスマスも嫌い。


弟のサンタクロースは、よくできた人(そりゃそうか)。


見た目も、フレッドは若くて兄に見えないんだけど、そこはストーリーとともに何となく受け入れて見られる。笑


徐々に、フレッドが捻くれた理由も明らかになる。


「悪い子」リストに入れられた彼は、欲しかったスーパーマンのマントが貰えなかったのだった。


ニコラスに今年の判定を任され、「子供に悪い子なんていない!」と主張するところは良かった。


心暖まる話。





嗚呼!!花の応援団  ★★☆☆☆

1976日。99分。曽根中生監督。どおくまん原作。今井均。香田修。深見博。


喧嘩は最強で女好きな親衛隊長・青田赤道を中心に南河内大学応援団の騒動を描く。



原作マンガは未読。結構有名なマンガで、知ってはいた。


Amazonで映画を見かけたので、見てみたんだけど・・これほどつまらない映画もなかなかない。当時はそれなりに受けたのかもしれない。





一枚のハガキ  ★★★☆☆

新藤兼人監督・脚本・原作。豊川悦司。大竹しのぶ。六平直政。大杉漣。柄本明。倍賞美津子。津川雅彦。津川雅彦。川上麻衣子。


太平洋戦争末期。


中年兵として招集された松山啓太は、フィリピン派遣が決まり戦死を覚悟した森川定造から1枚のハガキを託され、もし啓太が生き残ったら妻・友子を訪ねてハガキを読んだことを伝えて欲しいと頼まれる。



辛い話。忘れてはいけない時代。


戦争はだめ、で思考停止していてもいけない。



啓太が定造の妻・友子を訪ねてからの展開はよかった。


創作はやっぱりハッピーエンドで終わったほうがいい。