【今回観た映画】
上海バンスキング
大怪獣ガメラ
ファインディング・ニモ
楽園
騙し絵の牙
未知との遭遇 ファイナル・カット版
ウェディング・ハイ
AI崩壊
うれしはずかし物語
私が棄てた女
上海バンスキング ★★★★★
1984日。121分。深作欣二監督・脚本。松坂慶子。風間杜夫。宇崎竜童。志穂美悦子。平田満。夏木勲。ケン・フランクル。三谷昇。
1936年、上海。日中戦争の前年。
クラリネット奏者の波多野は、妻のまどかと上海へやって来た。
軍国主義が広まりつつある日本を離れ、ジャズを自由に演奏できる上海に行くために、波多野は妻をパリに連れて行くとだましたのだった。
しかし、戦争が始まって上海からジャズと自由が消えて行く。
大ヒットしたミュージカルの映画化。
タイトルは聞いたことがあって、一度観てみたかった。
戦争の時代に自由とジャズを追い続けた人たち。
ストーリーは面白く、テンポも良かった。
これは傑作だと思う。
松坂慶子がきれい。
大怪獣ガメラ ★★★☆☆
1965日。78分。湯浅憲明監督。船越英二。霧立はるみ。山下洵一郎。内田喜郎。浜村純。
北極海上で原爆を積んだ国籍不明機が米軍機によって撃墜され、氷山に墜落して爆発した。
そのエネルギーで氷山に閉じ込められていたイヌイットの伝説の怪獣ガメラが蘇った。
白黒。
最近の映画とは比べるべくもないけど、1965年の作品だと思うとよくこんなの作れたなと思う。
ファインディング・ニモ ★★★☆☆
2003米。100分。アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ監督。
海で生まれたカクレクマノミの子、ニモ。
父親のマーリンに大切に育てられる。
しかし、6歳になり初めて学校へ行く日に、人間にさらわれてしまう。
ニモを必死で追うマーリンは、唯一の手がかりを持つ陽気なナンヨウハギのドリーと共に大海原へと旅立つ。
第76回(2004年)アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作品。
「ニモ」はジュール・ベルヌの小説『海底二万里』の主人公ネモ船長から。
テレビ放送していた(土曜プレミアム)ので久々に観た。もう20年前になるのか。
今観ても絵はきれい。
お父さんのマーリンてこんなにうっとうしかったっけ。
いや、良い人(魚)なんだけど。この父ちゃんはとてもリアルだ。笑
親父ギャグのつまらなさとか、木梨憲武がはまってる。
楽園 ★★★☆☆
2019日。129分。瀬々敬久監督・脚本。吉田修一原作「犯罪小説集」。綾野剛。杉咲花。村上虹郎。石橋静河。根岸季衣。柄本明。佐藤浩市。
ある限界集落(人口の半分以上が65歳以上)の村で少女失踪事件が起こる。
直前まで一緒にいた紡(つむぎ)は心に深い傷を負って生きていた。
それから12年後に再び同じ場所で少女が失踪する。疑われた豪士(たけし)は街に逃れる。
さらに1年後。愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(ぜんじろう)は、村おこし事業を巡る話のこじれから村八分にされてしまう。
事件の話と田舎のしがらみや村八分の話が半々ぐらい。
村の話は暗くてじめじめしてる。
関わりたくないけど断ち切れない。
狭い世界の狭い正義感。
邦画の雰囲気とマッチしてる。
タイトルは意味深だと思った。
ラストのタイトル回収は陳腐だったが。
よく出来てるけど、創作物でまで観たくはないかな。個人的には。
騙し絵の牙 ★★★☆☆
2021日。113分。吉田大八監督。塩田武士原作。大泉洋。松岡茉優。宮沢氷魚。池田エライザ。斎藤工。中村倫也。佐野史郎。リリー・フランキー。塚本晋也。國村隼。木村佳乃。小林聡美。佐藤浩市。
出版不況の波にもまれる大手出版社「薫風社」。
社内の改革で廃刊のピンチに陥ったカルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水輝は文芸誌から左遷されてきた高野恵と新企画の立ち上げに奮闘する。
原作者が主人公に大泉洋をイメージして「あて書き」したそうだ。
最初から最後まで面白かった。
荒唐無稽だし、出版業界なんて実際はもっと厳しいんだろうけど。
(気がついたら本も雑誌も昔より買わなくなった)
でも、こういう夢のある話は好きだ。
その店でしか売ってない、35,000円の小説なんてぜひ買いに行って、読んでみたい。
未知との遭遇 ファイナル・カット版 ★★★☆☆
1977米。137分。スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本。リチャード・ドレイファス。テリー・ガー。メリンダ・ディロン。フランソワ・トリュフォー。
メキシコの砂漠で、第2次世界大戦中に消息を絶った戦闘機が当時と変わらぬ姿のまま発見された。
一方、アメリカのインディアナ州では大規模な停電が発生。
復旧作業に向かった電気技師のロイは謎の飛行物体に遭遇し、正体を調べ始める。
久しぶりに観た。
ラストの、人々が光の中に立っているシーンを何となく覚えていた。
今回改めて観て、こんなに間延びしてたっけというのが率直な印象だった。
1977年の作品ですもんね。
当時は感動したすごい映像も、新鮮だったストーリーも、今では平板に感じてしまってるせいかと思う。
ウェディング・ハイ ★★★☆☆
2022日。117分。大九明子監督。バカリズム脚本。篠原涼子。中村倫也。関水渚。岩田剛典。中尾明慶。浅利陽介。前野朋哉。六角精児。尾美としのり。片桐はいり。向井理。高橋克実。
新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声といった定番の演目を担当する参列者たちの熱が入りすぎて暴走し、式は思わぬ方向へと展開してしまう。
敏腕ウェディングプランナーの中越真帆は知恵と工夫で数々の難題に立ち向かう。
これで2時間作ってしまうのはすごい。
よくアイデアが出るものだ。
ガンちゃんがちょっとお下品(失礼)な3枚目役。面白い役だった。幅が広がったと思う。
AI崩壊 ★★★☆☆
2020日。131分。大沢たかお。賀来賢人。広瀬アリス。岩田剛典。髙嶋政宏。芦名星。玉城ティナ。余貴美子。松嶋菜々子。三浦友和。
2030年、日本。
天才科学者の桐生浩介が開発し、今や社会インフラとなった医療AI「のぞみ」が暴走。
生きる価値のない人間を選別して殺戮を始めた。
警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。
身に覚えのない桐生は逃亡し、真相を解明しようとする。
コントロール出来なくなったAIと無実の主人公ってよく観る。
今やひとつのジャンルになったってことなんだろう。
「研究者があんなに追われて逃げられる訳ないじゃん」
というありがちな突っ込みは置いといて、細部もきちんとしてそれなりにリアリティがあり面白かったと思う。
ただ、ストーリーにはさほど驚きがなかった。
このジャンルはまだ目新しさの段階で、すごいストーリーが出てくるまでには成熟してないってことか。
うれしはずかし物語 ★★★☆☆
1988日。89分。東陽一監督。ジョージ秋山原作。川上麻衣子。寺田農。本阿弥周子。椎名桔平。
中年男性サラリーマンの三国裕介はひょんなことで知り合ったチャコに溺れていく。
タイトルを聞いたことがあったので観てみた。
観ながらポルノみたいだな、と思ったら本当にポルノだった。笑
日活ロマンポルノだそうだ。初めて観た。
ストーリーは、面白いかどうかはともかくそれなりに映画らしかった。
俳優も、他の映画やドラマで見かける人たちだった。
普通の映画と違うのは、ラブシーンが多くてその度に女優が脱ぐ所か。
しかし、昔の人はこれを映画館でじーっと観ていたのか。1時間半も。
そう思うと、何だか可笑しい。
私が棄てた女 ★★★☆☆
1969日。116分。浦山桐郎監督。遠藤周作原作(わたしが・棄てた・女)。
河原崎長一郎。浅丘ルリ子。加藤治子。小林トシ江。加藤武。大滝秀治。露口茂。
会社員の吉岡努は、専務の姪・三浦マリ子との結婚を控えていた。
ある夜、学生時代に遊んで棄てた森田ミツが中絶したとの噂を聞く。
責任を感じつつも彼はマリ子と盛大な結婚式を挙げる。
白黒。回想シーンは緑色。
いかにも昔の邦画で、女優の話し方はゆりやんレトリィバァの口真似みたい。(あの芸を見た時は笑った)
その他、風俗や言葉、差別意識など時代を感じる。
特に女性の描き方は隔世の感がある。
貶してる訳ではなく、見応えのある映画だった。