【今回観た映画】
ピンク・キャデラック
シェルタリング・スカイ
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
キラー・エリート
グリンチ

ホーム・アローン2
映画 妖怪人間ベム
白鯨との闘い
赤ずきん(2011米・加) 
漁港の肉子ちゃん




ピンク・キャデラック ★★★☆☆
1989米。121分。バディ・バン・ホーン監督。クリント・イーストウッド。バーナデット・ピーターズ。

失敗ばかりの頼りない中年賞金稼ぎと、標的のはずなのになぜか道連れになってしまうニセ札を持った人妻の珍道中。


アクション・コメディ。

クリント・イーストウッドは時々こんな作品がある。

シリアスなものを作った次には、こういう肩の凝らない映画が作りたくなるのかも。




シェルタリング・スカイ ★★★★☆
1990英・伊。138分。ベルナルド・ベルトルッチ監督。坂本龍一他音楽。デブラ・ウィンガー。ジョン・マルコヴィッチ。キャンベル・スコット。ティモシー・スポール。

第2次世界大戦後まもない1947年。

ニューヨークから北アフリカへ、倦怠期の夫婦が旅行にやってくる。

2人は、北アフリカでやり直すきっかけが見つけられないかと考えていた。


大ヒットした「ラストエンペラー」のスタッフが再び集まって製作した作品、という触れ込みで公開当時は話題になっていた。

その割にはあまりヒットしなかった記憶がある。


本作は「ラストエンペラー」みたいな大きなスケールの作品ではなく、夫婦関係というプライベートな、とても小さい話。

舞台となる北アフリカの自然は美しくて雄大だけど。

その辺がしっかり伝わってなくて(宣伝のためにあえて強調しなかったのかもしれない)、「ラストエンペラー」みたいな映画を期待した人たちからの評価が得られなかったのだと思う。


ただ、両作はスケール感を除くとよく似ている。

どちらもストーリーはダラダラしていて、見るべき点も特にないんだけど、映像と音楽はとても美しい。

それだけで何度も観てしまうくらい。

砂漠の光景は「アラビアのロレンス」を思い出す。
あの映画も、とてもきれいだった。




三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ★★★☆☆
2011米英仏独。111分。ポール・W・S・アンダーソン監督。アレクサンドル・デュマ原作。ローガン・ラーマン。マシュー・マクファディン。レイ・スティーヴンソン。ミラ・ジョヴォヴィッチ。

17世紀フランス。

銃士にあこがれを抱いてパリにやってきたダルタニアンは、ひょんなことからアトス・ポルトス・アラミスの“三銃士”と喧嘩になってしまうが、それをきっかけに仲間になる。

彼らは奪われたフランス王妃の首飾りを取り返すためにイギリスへ向かう。

しかし、事件の鍵を握るバッキンガム公爵と正体不明の美女ミレディが彼らを阻もうとするのだった。


昔、子供向けのジュブナイル版をワクワクして読んだ記憶がある。

映画は、今風…なのかな。

ダルタニアンのキャラが軽すぎるし、話も今イチ入り込めなかった。




キラー・エリート ★★★☆☆
2011米。116分。ゲイリー・マッケンドリー監督。ジェイソン・ステイサム。クライヴ・オーウェン。ロバート・デニーロ。

殺し屋のダニーは引退してオーストラリアで恋人と静かに暮らしていた。

そんな彼にある日、かつての師匠であるハンターがミッションに失敗して捕らわれてしまったとの知らせが入る。

ハンターを救うために、ダニーはそのミッションを引き継ぐ。

それは、SASの精鋭を事故に見せかけて殺せというものだった。


実話ベース。

盛ってる部分はさすがにあるんだろうけど、フィクションのような現実があるところにはあるんですね。

背後に大きな力が感じられるのがストーリーの深みになってて、なかなか良かった。

ジェイソン・ステイサムのアクションも、いつもながら良い。




グリンチ ★★★★☆
2018米。92分。スコット・モシャー、ヤーロウ・チェイニー監督。ドクター・スース原作「いじわるグリンチのクリスマス」。

ベネディクト・カンバーバッチ。ラシダ・ジョーンズ。キャメロン・シーリー。アンジェラ・ランズベリー。

ひねくれもののグリンチは村はずれの洞窟に一人で暮らし、村人たちへ意地悪ばかりしていた。

いつも不機嫌で孤独なグリンチは、村人たちが大好きな「クリスマス」を盗もうとする。

しかし、サンタクロースを待っていたシンディ・ルーと、村人たちの優しい気持ちに触れて…。


アニメ。

クリスマスの夜に観た。

お約束な展開なんだけど、感動で観ているこちらまで優しい気持ちになる。




ホーム・アローン2 ★★★☆☆
1992米。120分。クリス・コロンバス監督。マコーレー・カルキン。ジョー・ペシ。ダニエル・スターン。

ケビン少年、今度はニューヨークで一人ぼっちに!

マイアミへの家族旅行ではぐれたケビンは飛行機を間違えてニューヨークに着いてしまう。

ケビンは一人で、カバンに入っていた父親のクレジットカードを使ってニューヨークで豪遊する。

そこに、脱獄した前作の泥棒コンビと再会してしまう。


ケビン少年の悪戯がパワーアップ。

続編として正統的な進化かも。

最後、鳩おばさんのエピソードはほっこりした。




映画 妖怪人間ベム ★★★☆☆
2012日。124分。狩山俊輔監督。亀梨和也。杏。鈴木福。柄本明。北村一輝。筒井道隆。観月ありさ。

醜い体に正義の心を持って生まれた、妖怪人間ベム、ベラ、ベロ。

彼らはテレビドラマで“名前の無い男”との戦いで、「人間になること」よりも「人間を守って生きていくこと」を選び、あてのない旅に出ていた。

たどり着いた街で謎の怪事件に巻き込まれ、かつてない最強の敵と衝撃の真実に直面する。


豪華キャスト。

ターゲットは子供だと思うんだけど、こんな暗い話子供に受けるのかな。

あと、長い。
後半にもう一つ別なエピソードが入るのかと思った。

この内容なら、90分ぐらいにまとまってたらもっと面白く観られたと思う。




白鯨との闘い ★★★☆☆
2015米。121分。ロン・ハワード監督。クリス・ヘムズワース。ベンジャミン・ウォーカー。キリアン・マーフィー。トム・ホランド。ベン・ウィショー。ブレンダン・グリーソン。

1819年。一等航海士オーウェン・チェイスは捕鯨船エセックス号に乗り込む。

途中で、未熟な船長のジョージ・ポラードと嵐への対応で対立する。

やがて、彼らは巨大な白いマッコウクジラと遭遇し、激闘の末に船を沈められてしまう。

3艘のボートで脱出した彼らは、わずかな食料と飲料水だけを頼りに広大な海を漂流する。


原作の「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」(ナサニエル・フィルブリック著)は、ハーマン・メルビルの古典的名作「白鯨」に隠された事実を明らかにしたノンフィクション小説。


航海に出た30分辺りから面白くなってくる。

テンポも良い。

2015年と最近の映画だけあって、映像がきれい。今風の演出だと思う。

技術的なことはよくわからないけど、音も含めて2000年代以降の作品は1990年代までとは全然違っていて、それぞれの感じがよく似ている。


それにしても、鯨油のために鯨を取り尽くしてた奴らが今では日本を悪者にして批判してるんだから勝手なものだと思う。




赤ずきん(2011米・加) ★★★☆☆
2011米・加。100分。キャサリン・ハードウィック監督・製作総指揮。レオナルド・ディカプリオ他製作。アマンダ・セイフライド。ゲイリー・オールドマン。ビリー・バーク。シャイロ・フェルナンデス。

グリム童話の“その後”を描く。

美しい大人の女性に成長した赤ずきん、バレリーは親が決めた婚約者ヘンリーとの結婚を止めて幼馴染みのピーターと駆け落ちしようとしていた。

そんな時にバレリーの姉・ルーシーが狼に殺される事件が発生する。

魔物ハンターのソロモン神父は、事件は人狼の仕業で、普段は村人に紛れて暮らしていると言う。

村人は疑心暗鬼に陥る。


グリム童話とは別物。

ある意味、人狼のゲームみたいな話だった。

本作も2011年の作品だけあって演出が今風。

感じというかテイストというか、それは同じことか、とにかくなぜみんな似てるのかよく分からないけど、機材とかの関係なのかも。

最後は、あわよくば続編作りたい、みたいな締め方だった。

さすがに、この続きはいらないか。本作自体は悪くないけど。




漁港の肉子ちゃん ★★★☆☆
2021日。97分。渡辺歩監督。明石家さんま製作。西加奈子原作。大竹しのぶ。Cocomi。花江夏樹。中村育二。マツコ・デラックス。吉岡里帆。

北陸の漁港で、船に2人きりで住む母娘。

よくいえば天真爛漫でいじらしい、悪くいえばだらしなくてダサくて能天気という母親の肉子ちゃんと、美しくしっかり者の娘キクりん。

そんな親子2人は、流れ着いた小さな漁港で地元の人たちと共に楽しく暮らしていた。

やがて母娘の秘密が明らかになり、2人に最高の奇跡が訪れる。


アニメ。
明石家さんまプロデュース。

さんまが自分の番組でよく話題にしていた。

その割にヒットしなかったみたいで、多分内容がつまらないんだろうと思っていた。

西加奈子原作とは知らなかった。

「さんまのまんま」で話してたらしいが、覚えてない。
番組は見た筈なんだけど。

さんまが原作に惚れ込んで、吉本興業を通じて映像化を持ち掛けたそうだ。


映画を観て、地味だけど良い話だと思った。

肉子ちゃんは愛されるキャラ。

キクりんに「みう」の話をするところは泣ける。

肉子役の大竹しのぶがうまい。

先日、最終回を迎えた月9の「PICU」で演じていた吉沢亮の母親がちょっと被った。

この人はこういう役がよく似合うと思う。

あと、キクりん役のCocomiもうまかった。普通に声優だと思っていた。


ただ、如何せん地味で、観客を呼び込むフックが足りない気がした。

残念ながら、ヒットしなかったのも分かる。