1981年第85回直木三十五賞受賞作。
東京の下町で働く若いおかみさんの「ハナ」と周りの人たちの話。
著者の母親がモデルだそうだ。
日本橋が下町だと言われてもピンと来ないけど、この小説では特におしゃれな感じはなかった。
戦中~戦後の話なので、そういう時代だったんだろうと思う。
著者は有名な放送作家で、1995~99年には東京都知事を務めている。
石原慎太郎の前になる。
軽いタッチの楽しい小説で、今読んでも結構面白い。
クスッとくるところもある。
一方で、古い小説なのは間違いなく、女性の扱いなど時代を感じる。