最近も映画を観ています。
【今回観た作品】
フューリー
ドロップ
復活の日
リング
らせん
リング2
図書館戦争
図書館戦争-THE LAST MISSION-
後妻業の女
奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ
フューリー ★★★★☆
2014米英。134分。デヴィッド・エアー監督。ブラッド・ピット主演・製作総指揮。シャイア・ラブーフ。ローガン・ラーマン。マイケル・ペーニャ。ジョン・バーンサル。ジェイソン・アイザックス。スコット・イーストウッド。
1945年4月、ヨーロッパ戦線。
連合軍の米兵ウォーダディーは新兵を含む5名の部隊で「フューリー」と命名したシャーマンM4中戦車に乗り込み敵陣深くへ進んで行く。
第二次世界大戦が舞台だけど、時期的にウクライナを思い浮かべて観ていた。
前半は、タイピストを担当する筈だったのに前線へ送られてしまった新兵の目を通して、戦場という非日常の感覚がリアルに感じられる。
観ていて苦しくなるような、気持ちの良くないシーンもある。
後半は5人対300人の激闘。
最後は泣けた。
これは傑作だと思う。
期待以上だった。
ブラピの肉体はお見事。脱ぐシーンを入れるのも分かる。
ドロップ ★★★☆☆
2009日。122分。品川ヒロシ監督・原作・脚本。成宮寛貴。水嶋ヒロ。本仮屋ユイカ。上地雄輔。中越典子。綾部祐二。
ヒロシは不良に憧れて私立中から公立に転校し、口のうまさで不良グループの仲間に入る。
冒頭から激しくケンカしてるので、この映画は近隣の不良高校とたくさんケンカする話なのかと思った。
と思ったらそこまででもなく、ケンカもするけど不良仲間と青春する、みたいな話だった。
赤城たちと仲直りするシーンは良かった。
その後は少しダレて、長く感じた。
主役2人とも、今では見なくなってしまった。
特に、水嶋ヒロは短かった。一時期はすごい勢いだったのに。
時の流れを感じる。
品川庄司は床屋の役で少しだけ出てくる。
庄司は関係ない気もするけど。笑
復活の日 ★★★☆☆
1980日。156分。深作欣二監督。小松左京原作。草刈正雄。ボー・スヴェンソン。オリヴィア・ハッセー。多岐川裕美。千葉真一。渡瀬恒彦。緒形拳。
1983年。細菌兵器が全世界に広がって人類はほぼ死に絶えてしまう。
後には、南極基地の隊員のみが残された。
80年らしい映像と演出。
うまく表現出来ないけど、こういうのも流行りがあるってことなのかも。
あるいは、技術的なことが理由なのか。
小松左京原作といえば「日本沈没」が有名だけど、本作もスケールの大きな話。
それだけに、映画化には巨額の製作費がかかっていそうだ。
かなりの大作だった。
本作は、1人の主人公を中心にするのではなく、たくさんの人が出てきて話が進むタイプの映画。
群像劇と言うそうだ。
「日本沈没」もそんな感じだった。
個人の好みで言えば、1人の主人公に焦点が当たる話の方が好みですが。
でも、本作は「日本沈没」とは比較にならないぐらい面白かった。
邦画なのに字幕のシーンが多くて疲れましたが。笑
途中で、男性に比べて圧倒的に少なくなった女性を“貴重な資源”として“共同管理”しようと話し合うシーンがある。
話の流れから分からなくはないが、今だったら大炎上しただろうな。
リング ★★★☆☆
1998日。95分。中田秀夫監督。鈴木光司原作。松嶋菜々子。中谷美紀。竹内結子。佐藤仁美。松重豊。真田広之。
見た者は1週間後に死ぬという「呪いのビデオ」。
テレビディレクターの浅川玲子は、姪の死をきっかけに噂を追い始める。
しかし、彼女と元夫はそのビデオ映像を見てしまう。
ホラーは苦手ながら、有名シリーズなのでひと通り観ておこうと思って観てみた。
当時はすごい評判だった。
続編が何作も出てるうちに、徐々に話題にならなくなった印象がある。
本作は、今観たら話も映像もそれほど怖くなかった。
雰囲気で怖いところもあったけど。
呪いの仕組みとか、笑ってしまうような。
当時はもっと不気味に感じた筈だけど。
いや、この映画は昔観てたかな。
思い出せない。笑
でも、観てなくてもあらすじを知ってて不思議じゃないぐらい色んな所で話題になってた映画だった。
お金はあまり掛かってなさそう。
よくこれでヒットしたものだ。
真田広之と松嶋菜々子が上手いからよかったけど、これで大根が出てたらひどい映画だったかも。
井戸のシーンはよく覚えていた。
シリーズで何度か出てくる筈だから、他作品の記憶かもしれないけど。
最後の主題歌はよく聞いた。
テレビを付けると流れていたように思う。
らせん ★★★☆☆
1998日。97分。飯田譲治監督・脚本。鈴木光司原作。佐藤浩市。中谷美紀。松嶋菜々子。真田広之。
監察医の安藤満男は、息子を海の事故で亡くし、自責に苛まれる日々
ある日、彼は変死した友人・高山竜司の解剖を担当する。
高山の助手・高野舞は安藤に「呪いのビデオ」のことを告げる。
安藤は本当の死因を明らかにしようとする。
「リング」続編。
「リング」より更に怖くない。笑
ホラー風味のSFといった趣き。
「科学的」に解明しようとするけど、リアルなSFで感じる説得力はなく、結構ぶっ飛んでる。
リング2 ★★★☆☆
1999日。95分。中田秀夫監督。鈴木光司原作。中谷美紀。佐藤仁美。深田恭子。松嶋菜々子。真田広之。小日向文世。
高野舞は恋人の高山竜司の死の謎を探るうちに「呪いのビデオ」の存在を知り、真相を追及しようとする。
「リング」続編。
本作は「らせん」とは関係ないそうだ。
パラレルワールドってことになってるらしい。
本作も、「リング」「らせん」同様にそこまで怖くない。
もちろん、ホラーなので雰囲気はあって、所々怖いシーンもある。
「らせん」はSFだったけど、本作は最近見かけなくなった2時間推理ドラマみたいだった。
追いかける犯罪の内容が怨念で、凶器はビデオテープ。あるいは、呪いそのものか。
そんな感じ。
更に、途中からファンタジー風味になってくる。
昔の「キャリー」を思い出した。
本作では陽一少年は「霊媒」とされているけど、ホラーと超能力は紙一重か。
そもそも、「ビデオを観たら死ぬ」って設定が今イチ怖くないのがいけない。
やっぱり、ホラーはホラー好きのためのものかと思う。
好きな人は積極的に楽しもう、怖がろうとするんだろうし。
このシリーズをきっかけにして「ジャパニーズホラー」が海外で受けたらしい。
理由はよく知らないけど、ハリウッド映画には邦画のじめっとした怖さみたいなものは無いから異質なものとして興味を持たれたんだろうか。
主題歌が今井美樹だった。懐かしい。
この歌は聞き覚えがなかった。
「リング」ブームはもう下火になっていたのかな。
図書館戦争 ★★★★☆
2013日。128分。佐藤信介監督。有川ひろ(有川浩)原作。岡田准一。榮倉奈々。田中圭。福士蒼汰。栗山千明。石坂浩二。
近未来の日本。政府が厳しい検閲でメディアを弾圧していた。
対抗できる法的根拠を持つ唯一の組織・図書館は自衛組織・図書隊を持ち抵抗活動を続けていた。
高校時代に大切な本を図書隊員に救われた郁は、「王子様」と呼んで憧れるその隊員に再会するために入隊を決意する。
いわゆるディストピアもの。
以前、原作にはまって文庫本6冊(別冊を含む)を一気に読んだ。
抗争のルールとか、あり得ないような設定ながら緻密に作られてたのをよく覚えている。
登場人物も魅力的で、最初から最後までとても面白かった。
ブラッドベリの「華氏451度」を思い出すけど、こちらの方がずっと読みやすい。
榮倉奈々の郁は、本で思い浮かべたイメージとは違ったけど(こんなにきれいな人はイメージしてなかった)とても愛らしく、観終わったあとは「郁はこの人しかいない!」と思えた。
岡田准一の堂上役はピッタリ。
よくこんなハマり役の人がいたものだ、と思うくらい。
2人のコンビは素晴らしく、原作ファンとしても満足な出来栄えだった。
ラストで郁が気付くシーンは映画ならではで良い。
「本を焼く国は、いずれ人を焼く。」という言葉が印象的だった。
図書館戦争-THE LAST MISSION- ★★★☆☆
2015日。120分。佐藤信介監督。岡田准一。榮倉奈々。田中圭。福士蒼汰。松坂桃李。土屋太鳳。栗山千明。石坂浩二。
ある日、堂上、郁が所属する図書隊・特殊部隊(タスクフォース)に現存ただ1冊の貴重な書籍「図書館法規要覧」の一般展示会場を警備する指令が下される。
ごく簡単な任務だと思われたが、裏には図書隊の解散を目論む手塚光の兄・慧が仕掛けた罠が潜んでいた。
「図書館戦争」映画第2作。
導入部分で若干の説明はあるものの、水戸図書館の対応や、笠原たちの思いなどは前作を観ておいた方がより深く感じられる。
原作ファンとしては、本作も満足。
ただ、緊張感の漂うシーンが続くので、郁や柴崎たちのコミカルなやり取りがもう少しあっても良かった。
それだけに、最後にお茶の約束をするシーンは印象に残った。
不器用な堂上と、鈍感で無邪気な郁がとても良い。
あと、これは前作からずっと感じていることだけど、武器の殺傷能力とか、戦闘時間が決められててアナウンスが流れるとか、実戦なんだけど模擬戦のような細かい設定が色々とあるので、映画だとニュアンスが伝わりにくいかもしれない。
それでも堂上が重傷を負ったりするし、死者も出るし。
後妻業の女 ★★★★☆
2016日。128分。鶴橋康夫監督。黒川博行原作。大竹しのぶ。豊川悦司。尾野真千子。笑福亭鶴瓶。津川雅彦。永瀬正敏。
結婚相談所で知り合い、耕造と結婚した小夜子は高齢男性をたぶらかして後妻となり、財産を狙う「後妻業の女」だった。
裏では結婚相談所所長の柏木も噛んでいた。
一方、娘の朋美は耕造が殺害されたと疑い、裏社会の探偵・本多に調査を依頼する。
本多は徐々に小夜子と柏木を追いつめていく。
大竹しのぶ、豊川悦司が胡散臭くて良い。
前半、悪事が上手く運んでる内よりもボロが出てからの方が2人とも魅力的で、映画も面白い。
悪党なんだけど愛嬌があって、人間味が溢れてる。
大竹しのぶがトランクから出てくる所は笑ってしまった。
死んだんと違うんかい!っていう(笑)
永瀬正敏の探偵も良かった。
「濱マイク」を思い出した。本作の探偵はあんな派手ではないけど。
奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ ★★★★☆
2014仏。105分。マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督。アリアンヌ・アスカリッド。アハメッド・ドゥラメ。ノエミ・メルラン。
貧困層が集まる公立高校。様々な人種の生徒たちが集まる落ちこぼれクラスに、ベテラン教師のゲゲンがやって来る。
ゲゲン先生の情熱的な指導で、全国歴史コンクールに参加することになる。
準備を重ねる中、徐々にクラスが変わっていく。
実話ベース。
フランスの高校って随分やんちゃだなと思ったら、落ちこぼれクラスの話だった。
正直、悪いけど観ていて不快になるような躾のなってない生意気でワガママな子供たち。
しかし、情熱を持った良い指導者ときっかけがあれば人は変われるんだと思った。
さほど期待してなかったけど、良い話だった。
教室に色んな人種がいるのは驚いた。
貧しい地域の高校みたいなので、フランス全体がそうなのかは分からないけど。