第4波のニュースが流れる中。出歩くのは自粛して、相変わらず映画を観ています。
【今回観た作品】
椿三十郎
バイオハザード
夕陽の挽歌
ネバーエンディング・ストーリー
ラッシュ/プライドと友情
足ながおじさん
子鹿物語
青天の霹靂
笑の大学
トゥームレイダー
椿三十郎 ★★★☆☆
2007日。119分。森田芳光監督。山本周五郎原作「日日平安」。黒澤明他脚本。織田裕二。豊川悦司。風間杜夫。西岡徳馬。中村玉緒。藤田まこと。
明るくて人を食ったような性格だが、剣の腕は立つ浪人、三十郎。
若侍達を助けて、お家騒動の黒幕を追い詰めていく。
黒澤明監督の同名作品をリメイク。
脚本は全く変えてないそうだ。
面白いけど、違和感があったのはそのせいか。
オリジナルは観てないけど、役者も映像技術も全然違うんだから(そもそもオリジナルは白黒だそうだ)、変なことにこだわらないで、変えるとこは変えれば良いと思うんですけどね。
その方が面白くなったはず。
そのままって言うのが、作品の“売り”になるのかもしれないけど。
織田裕二はやっぱり良い。
でも、もっと合う役、合う映画(ドラマでも良いです)で観たいかな。
トヨエツも良い。以下同じ。
もっと自由に作ってれば、こんな感想にはならなかった気が、しなくもない。
バイオハザード ★★★☆☆
2002米英独。100分。ポール・W・S・アンダーソン監督。ミラ・ジョヴォヴィッチ。ミシェル・ロドリゲス。
近未来。巨大複合企業アンブレラ社では秘密裏にバイオ兵器の研究が進められていた。
ある日、地下の巨大な研究施設でウイルスが漏洩してしまい、バイオハザードが発生する。
久しぶりに観た。あまり好きなジャンルじゃないけど、さすがに面白い。
夕陽の挽歌 ★★☆☆☆
1971米。137分。ブレイク・エドワーズ監督。ウィリアム・ホールデン。ライアン・オニール。カール・マルデン。
西部劇。初老と若者、歳は離れているが親しい友人同士のカウボーイが、一攫千金を求めて銀行を襲う。
襲撃は成功するが、銀行が追手を差し向ける。
元々はもっと長かったが、映画会社が40分もカットしてるらしい。
この映画、何が言いたいのか良く分からない所があるけど、カットしまくったせいもあるのか。
アメリカン・ニュー・シネマと知って納得。確かにそんな感じがする。
その時代の空気があってこその面白さなんでしょうね。
今観ても、正直つまらない。
ネバーエンディング・ストーリー ★★★☆☆
1984西独。95分。ウォルフガング・ペーターゼン監督。ミヒャエル・エンデ原作。バレット・オリバー。ノア・ハザウェイ。
いじめられっ子の少年バスチアンはある日、本屋で「ネバーエンディング・ストーリー」という不思議な本に出会う。
それは、アトレーユという幻想の国が無に襲われ、滅亡の危機に瀕している話だった。
不思議な力に導かれてバスチアン少年は本の世界に入って行く。
リマールの主題歌が懐かしい。
原作者と揉めた作品だそうだ。
映画は2時間って制約もあるし、個人的には原作通りじゃなくても構わないと思う。
ただ、この映画はラストが肩透かしだった。
「“2”に続く」なのは別に構わないんだけど、幼い女王様に救世主として期待され、必死の呼び掛けを受けて(ここはテンションが上がった)、いざやって来たらアトレーユは救えず。
代わりに、異世界で得た力を使って彼がしたことは、自分をいじめてた子供達に仕返しをすること・・
“2”で良い話になってるのかもしれないけど、本作を観たらそりゃ原作者も怒るわな。
って思うラストだった。
とは言え、ラスト以外は悪くない。
子供向けの話で、その割にはテンポがちょっと遅いのが気になるけど、映像はきれいで楽しく観られる。
出演の子役達がすごい美少年&美少女だった。
ラッシュ/プライドと友情 ★★★★★
2013米英独。123分。ロン・ハワード監督。クリス・ヘムズワース。ダニエル・ブリュール。
1976年のF1世界選手権。
フェラーリのニキ・ラウダとマクラーレンのジェームス・ハントが激しいチャンピオン争いを繰り広げる。
シーズン当初はニキ・ラウダがリードするが、ドイツGP(ニュルブルクリンク)で悪天候の中を無理に追い上げてクラッシュし、大怪我を負ってしまう。
留守中のレースでハントは差を縮める。ラウダは必死の治療を経て、わずか2戦の欠場だけでイタリアGP(モンツァ)から復帰する。
まだ傷跡が癒えない姿であった。
両者は死闘を繰り広げ、ついに最終戦の日本GP(富士スピードウェイ)を迎える。
実話ベース。これは面白かった。素晴らしい映画だ。
ストーリーも役者も良く、映像も実際のレース映像を上手く使ったり、接近したシーンは当時のF1ドライバーが1970年代のクルマを運転して撮ったそうで、臨場感はバッチリ。
テンポも良かった。
この時代のF1はよく知らなかったけど、実際にハントとラウダの2人はF3時代からのライバルで、同時に親しい友人同士だったらしい。
華やかなハントと真面目なラウダ、2人のキャラが対照的なのも良かった。
今後も、こんな映画を作って欲しいですね。
例えば、ライバル同士と言えばアイルトン・セナとアラン・プロストとか。
ミハエル・シューマッハとデイモン・ヒル。あるいは、ミカ・ハッキネン。
今のルイス・ハミルトンだと誰がライバルになるんだろ。
セバスチャン・ベッテルか、マックス・フェルスタッペンあたりか。ニコ・ロズベルグが早く引退しちゃったのは残念だ。
足ながおじさん ★★★★☆
1955米。126分。ジーン・ネグレスコ監督。ジーン・ウェブスター原作「あしながおじさん」。フレッド・アステア。レスリー・キャロン。
アメリカ人大富豪のペンドルトン三世はフランスの孤児院で出会ったジュリーに正体を隠して援助する。
ジュリーは見知らぬ後見人を“あしながおじさん”と呼んで手紙を書き続け、感謝し憧れていた。
ジュリーが進学したアメリカの大学でダンスパーティがあり、姪の為に出席したペンドルトンは美しく成長したジュリーと出会う。
ミュージカル。原作を読んだのは子供の頃だけど、大筋は覚えていた。良い話。
アステアは本作でも素晴らしい。
子鹿物語 ★★★☆☆
1946米。128分。クラレンス・ブラウン監督。マージョリー・キナン・ローリングス原作。グレゴリー・ペック。ジェーン・ワイマン。
南北戦争が終結した頃。
バクスター家の家族3人(父ペニー、母オリー、息子ジョディ)は自然豊かなフロリダで、厳しい環境ながらも仲良く暮らしていた。
ある日、動物を飼いたかったジョディは子鹿を手に入れる。
フラッグと名前をつけて可愛がるが、成長したフラッグは作物を食い荒らし、獣害が深刻になってくる。
大自然の中で生きる家族の話。
西部劇の時代だけど、撃ち合いや保安官は出てこない。
西部の町とはちょっと違うが、ご近所付き合いはあって、犬と銃を交換するシーンが出てくる。
獣害の話では、昔観た「あらいぐまラスカル」を思い出した。
ラスカルは自然に帰して終わったけど、フラッグはそうは行かなかった。厳しい話だ。
辛い経験を乗り越えて、少年は大人になった。
今では害獣になったペットを撃ち殺す話なんて作れないだろうな。
時代を感じる。
それでも、最後に
“動物が登場するシーンはアメリカ人道協会による監視と協力の下撮影された”
と注釈が表示される。
フラッグだけでなく、熊と犬が闘うシーンもあったから、当時でも気を使う必要があったんだろう。
グレゴリー・ペックがイケメン。
青天の霹靂 ★★★☆☆
2014日。96分。劇団ひとり監督・原作・脚本・出演。大泉洋。柴咲コウ。
売れないマジシャン轟晴夫は、絶縁していた父の訃報を聞いてお骨を受けとる。
自分の人生を振り返って絶望した晴夫は、気がついたら40年前の浅草にタイムスリップしていた。
そこで若き日の両親に出会い、自分の出生の秘密を知る。
出だしはつすごくまらなくて、止めようかと思った(最近忙しくて録画がたまってたし)けど、20分ぐらい?からすごく面白くなってきた。
映画の判断って難しいと改めて感じた。
まあ、途中で判断出来ないってことでしょうけど。
でも映画なんて山のようにあるから、面白いものを優先して観たいですよね。
タイムトリップとか、出生の秘密を知るところなど、流れにちょっとぎこちなさを感じたけど、なかなか良かった。
ベテランの監督だと、ここまでストレートに描かないかなって気もする。
柴咲コウはきれいだと改めて思った。
笑の大学 ★★★★★
2004日。120分。星護監督。三谷幸喜脚本。役所広司。稲垣吾郎。
第二次世界大戦中。
劇団「笑の大学」座付作家の椿一(稲垣吾郎)は、警視庁に台本の検閲を受けにいく。
笑いに理解のない検閲官、向坂睦男(役所広司)から無理難題を出されるが、次第に気持ちが通じあっていく。
殆どの場面が検閲を受ける部屋の中で、登場人物は椿と向坂の二人きり。
芝居の映画化だし、映像的な見所はほぼ無い。
しかし、素晴らしかった。
話はとても分かりやすいのですぐに入り込めて、先が気になって目が離せない。
役所広司、稲垣吾郎とも素晴らしい演技。
あっという間に2時間が過ぎていた。
傑作だった。
トゥームレイダー ★★★☆☆
2001米。100分。サイモン・ウェスト監督。アンジェリーナ・ジョリー。ジョン・ヴォイト。イアン・グレン。ダニエル・クレイグ。
ビデオゲームの映画化。
トレジャーハンターのララ・クロフトは、7年前に行方不明になった冒険家の父が残した秘密を解き、絶海の孤島へ向かう。
原作のゲームはやったことがない。
正確に言うと、一度、ほんの少しだけ触ったことがある。
ヘボい私には難しすぎて無理でした。
任天堂のマリオみたいに取っつきが良ければ、遊んでみたいんですが。
映画は、以前に見た「インディジョーンズ」の主人公が女性になったみたい。
あと、私が観たことのある映画だと007シリーズみたいな雰囲気も少し感じる。ランボーよりジェームズ・ボンドのイメージ。
映像がきれいで、アクションは見応えたっぷり。
こういう映画は需要があるんでしょうね。
誰と観に行っても楽しめそう。