インフルエンザの予防接種をしてきました。今年はコロナウイルスもあるし、風邪やインフルエンザは一層注意しなければと思ってます。
外出は少なめにして、引き続き映画を観ています。
【今回観た作品】
ボディガード
テキサス
シンクロナイズドモンスター
黒部の太陽
ラ・ラ・ランド
スワロウテイル
男はつらいよ #30花も嵐も寅次郎
最高の人生のつくり方
ディア・ハンター
ハリー・ポッターと賢者の石
ボディガード ★★★★☆
1992米。130分。ミック・ジャクソン監督。ケビン・コスナー。ホイットニー・ヒューストン。
ボディガードのフランクは、人気歌手レイチェルの警護をする。
主題歌がとても有名な映画。
フランクは個人で営業しているが、雇われてレイチェルの警護チームに加わる。
警護のメンバーは危機感が無く、フランクの忠告を聞かない。ひどいチームだ。
展開は、ありがちと言えばありがち。フランクは徐々に認められ、レイチェルと恋愛関係になったり、実は犯人が身近にいたり。
でも、面白い。ケビン・コスナーは格好良かった。
二人で飲んでる時に、フランクが
“命懸けで襲ってきたらかなわないよ”
って言うと、レイチェルはいたずらっぽく
“あなたがいてもムダね”
そこで、フランクは真面目に
“身代わりになる”
って返す。
プロの矜持が感じられて良かった。
ラストも余韻が残って良い。大ヒットしただけの事はあると思った。
ホイットニー・ヒューストンって早死にしちゃったんですよね。こんな作品が残せて素晴らしいと思う反面、やっぱり惜しいと思う。
テキサス ★★★★☆
1966米。101分。マイケル・ゴードン監督。ディーン・マーティン。アラン・ドロン。
西部劇。コメディ。
結婚式の為にアメリカへやって来たスペイン貴族アンドレアは、騎兵隊殺しと誤解されてテキサスへ逃げる。
道中でテキサスの武器商人サムと一緒に先住民の娘ロネッタを助け、ロマンスが芽生える。
そこへ妻のフィービーが追いかけて来て・・
あらすじだけでもドタバタしてる。まさにコメディ。
西部劇は本当に色んな作品があるものだ。
この頃、テキサスはまだアメリカの一部では無かった。映画の途中で、テキサスがアメリカの州になったと喜び合うシーンがある。
アンドレアは善人だけどお固い貴族で、どこか浮世離れしている。
“閣下”と呼べと言い出したり、スペイン風の挨拶?でサムに抱きついて、この国でやって行くつもりなら握手を覚えろと言われたり。
サムの方は殴られた回数を数えていたりして、この映画、小ネタで結構笑える。
他にも、弾切れした時に、しょうがないから“口でバンバンと言え”と指示したり。
西部では、女性は貴重。牛は別格。一方で、石油は“黒い毒”。まだ、価値が知られてないんですね。時代が感じられて面白い。
楽しい映画だった。コミカルで、ほのぼのとしてる。西部劇では異色だと思う。
アラン・ドロンは、残念ながらアメリカでは人気が出なかったらしい。イケメンだと思うけど、それだけじゃ無理か。難しいものだ。
シンクロナイズドモンスター ★★★☆☆
2017加・西。110分。ナチョ・ビガロンド監督。アン・ハサウェイ。ジェイソン・サダイキス。
主人公グロリアが、ニューハンプシャー州の自宅近くの公園で砂場に入ると、遠く離れたソウルに怪獣が出現し、グロリアと同じ動きをする。
これだけ読んだら、何のこっちゃと思いますよね。私もそう思った。
アン・ハサウェイが主演なので、とりあえず観てみた。
観てみたら内容はそのまま。B級の、トンデモ映画だった。
でも、面白かった。
特に前半、グロリアが“ごめんなさい”する所までは、明るくて良質なおバカ映画(変な表現ですが)だと思った。
後半は、バーのオーナーで友人のオスカーが、急に悪役になって、話もシリアスになる。
彼はグロリアに執着して、アメリカの実生活ではストーカーの様に付きまとう。そして、彼女の気を引く為にソウルでロボットを出現させ、悪さをしてしまう。
この辺り、前半を観ながら、“面白い話だけど広げにくいだろうな”と後半の展開を心配してた。
グロリアの“ごめんなさい”で、結構早い時間に一度まとまってしまったので。
で、後半はやっぱり今イチだった。
前半の明るさが無くなって、ちょっと暗い。
話の展開上、悪役が必要なのは分かるし、つまらないとまでは言わないけど、せっかくのおバカ映画なんだから最後まで明るく観たかった。
でも、最後の決着は良かった。
アン・ハサウェイは年齢を重ねてもきれい。
黒部の太陽 ★★★☆☆
1968日。196分。熊井啓監督。木本正次原作。三船敏郎。石原裕次郎。
黒部第四ダム(富山県黒部市)を建設する話。
モデルとなった工事も、映画製作も大仕事だったそうだ。
超大作。196分ととても長い。インターミッション(途中休憩)あり。
さすがに、時間はもう少し削れそうな気がする。”破砕帯”の話なんて凄く長い。作り手のこだわりは分かるんだけど。
気にしない人もいるだろうけど、映画はあまり長すぎない方が良いと思う派なので。
あまり長いと、それだけで敬遠する人が出てしまって、勿体ないと思う。
その反面、ひとつひとつのエピソードがじっくり丁寧に描かれている。とても見応えがある。
三船敏郎と石原裕次郎の共演なんて凄い。世界のミフネはやっぱり魅力的。裕次郎の、いつになく真面目な役も良い。
親子関係や恋愛、結婚などのドラマも面白かった。
石原裕次郎が、この映画は出来るだけ劇場で観て欲しいと言うのは分かる。力作だと思う。
長すぎることは批判させてもらいましたが、内容は良かった。
ラ・ラ・ランド ★★★★☆
2016米。128分。デミアン・チャゼル監督。ライアン・ゴズリング。エマ・ストーン。
ミュージカル。冒頭の、高速道路でダンスするシーンが印象的。
オーディションに落ち続けてる女優の卵と、古き良きジャズを愛するピアニストの話。
夢を追いかける2人が、一度は一緒に歩こうとするけど、やがてそれぞれの道を行く事になる。
良い話だった。ちょっと切ない。
ミュージカル映画はやっぱり楽しい。これからも、こういう映画は無くならないで欲しい。
直接関係ないけど、往年のフレッド・アステアやジーン・ケリーってやっぱり凄いんだと再認識した。
スワロウテイル ★★★★★
1996日。149分。岩井俊二監督・脚本。
CHARA。三上博史。伊藤歩。江口洋介。渡部篤郎。
“円”が世界で一番強かった時代。貧しい国からやって来た移民が住んだ街、“円都(イェン・タウン)”と、移民たち“円盗(イェン・タウン)”の話。
久しぶりに観た。この映画、内容がちょっとヘビーだけど大好きだった。設定も、話も、役者も、音楽も、全部。
イェン・タウン(“円都”の方)は昔の香港映画に出てきそうなスラム街で、言葉は、英・中・日のごっちゃ混ぜ。そんな怪しい所も、雰囲気があって良かった。
CHARAの歌も好きで、サントラを買って聴いていた。
フェイホン(三上博史)とグリコ(CHARA)は、ヤクザから手に入れたテープのデータで、偽札を作って荒稼ぎ。そのお金を元手にして、イェン・タウン(円都)を出ていく。
最初はうまく行くものの、破綻して大事なものを失ってしまう。
アゲハ(伊藤歩)はイェン・タウン(円都・円盗)二世。彼女にとってイェン・タウン(円都)は故郷だった。
本当に大切なものは何か。色々と考えさせられる。
最後、リャンキ(江口洋介)とアゲハの邂逅(めぐりあい)はとても良かった。
この後の話を想像してしまう。リャンキとグリコはもう一度会えただろうか。
久し振りに観て、やっぱり良い映画だった。
また期間を置いて、観てみようと思った。
男はつらいよ #30花も嵐も寅次郎 ★★★★☆
1982日。106分。山田洋次監督。山本直純音楽。渥美清。倍賞千恵子。沢田研二。田中裕子。
小芝居は、ウェストサイドストーリー。“ブルックリンの寅”にはちょっと笑った。沢田研二が若くて、こういう格好が良く似合う。
寅さん、今回は大分へ。動物園で働く三郎(沢田研二)、デパートで働く螢子(田中裕子)と知り合う。
三郎の母親の供養や、お見合い、螢子の両親が誤解する所など、相変わらずベタだけど笑ってしまう。
とらやの人達は暖かい。たこ社長も含めて、とても楽しそうな家だ。
沢田研二が田舎の純朴な青年役。恋も素朴で、懐かしい様な感じがする、そんな役。あまり似合ってないけど、それでも格好良い。失礼ながら、今と同じ人には見えない。
田中裕子も魅力的。2人はこの映画がきっかけで、実生活でも結婚したそうだ。お似合いだった。
最高の人生のつくり方 ★★★☆☆
2014米。94分。ロブ・ライナー監督。マイケル・ダグラス。ダイアン・キートン。
日本では劇場公開なし。タイトルは、最高の人生の“描き方”と訳すことも。
偏屈で頑固者の老人が、息子に頼み込まれて孫娘と一緒に暮らし始める。そこから少しずつ変わり始め、周りの人たちと打ち解けて行く。
ホームドラマ兼ラブコメみたいな映画。なかなか良かった。恋愛描写はちょっと引く所もあるけど。この辺り、アメリカ人は違和感ないのかな。日本人との感覚の違いかも。
家の売買とか、司法取引とか、アメリカのドラマならではの話もあり、興味深かった。
面白いけど、ちょっと地味かな。テレビの2時間ドラマなら、とても満足出来る作品な気がする。
ディア・ハンター ★★★☆☆
1978米。183分。マイケル・チミノ監督。ロバート・デ・ニーロ。クリストファー・ウォーケン。ジョン・カザール。ジョン・サヴェージ。メリル・ストリープ。
第51回アカデミー賞作品賞受賞作。
ペンシルバニア州の田舎で、週末にはプールバーでお酒やビリヤードを楽しんだり、鹿狩りに行ったりして、平凡な毎日を楽しんでいた仲間達。
徴兵で、ベトナムへ行く。
ベトナム戦争の狂気を描いた作品。戦争は、それぞれの心に大きな傷を残す。
2年後にマイケルは復員する。スティーブンは負傷して陸軍病院で治療中。ニックは帰って来なかった。
マイケルはニックを探して、再び陥落寸前のサイゴンへ行く。
有名なロシアンルーレットの場面は、何度か出てくる。どれも、観ていられ無いような怖さと緊張感だった。
代わりに(?)戦闘シーンは無い。その辺り、独特な映画ではある。
救いの無い、悲惨な話だった。最後に、“ゴッド・ブレス・アメリカ”を歌うシーンでは涙が出た。
しかし、183分は長かった。間延びした感じは無いものの、前半の平和な話に1時間も使う必要は無い気がする。
ハリー・ポッターと賢者の石 ★★★☆☆
2001英米。152分。クリス・コロンバス監督。J・K・ローリング原作。
ダニエル・ラドクリフ。エマ・ワトソン。
不思議な力を持つハリー・ポッター少年は、11歳になってホグワーツ魔法魔術学校に入学する。
金曜ロードショーでやってたので久し振りに観た。これまでに2、3回は観てると思う。楽しい映画だ。