相変わらず、家で映画を観ています。
(コロンボはテレビドラマですが。この間まで映画だと勘違いしてました(汗))
【今回観た作品】
グリーン・デスティニー
プラダを着た悪魔
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
THE PROMISE/君への誓い
見知らぬ乗客
慕情
刑事コロンボ #30ビデオテープの証言
大殺陣
フレンチ・コネクション2
クリムゾン・タイド
グリーン・デスティニー ★★★★☆
2000中・台・香港・米合作。120分。アン・リー監督。チョウ・ユンファ。ミシェル・ヨー。チャン・ツィイー。チャン・チェン。
第73回アカデミー賞では国際長編映画賞を受賞した。
伝説の名剣“グリーン・デスティニー”が何者かに盗まれる。原作は中国の武侠小説。
美しい景色と、アクションが良かった。
ワイヤーアクションは牧歌的な感じがして、チャン・ツィイーが食堂で大暴れしたり、竹林を飛び回るシーンではちょっと笑ってしまった。でも、これも味。剣術や格闘はとても良かった。
ストーリーは多少分かりにくいけど、2時間では細かい点まで描き切れないんだろう。あまりこだわらずに、景色とアクションを楽しむ映画。
プラダを着た悪魔 ★★★★★
2006米。110分。デヴィッド・フランケル監督。ローレン・ワイズバーガー原作(題名同じ)。
アン・ハサウェイ。メリル・ストリープ。スタンリー・トゥッチ。
ジャーナリスト希望のアンディはファッション雑誌「ランウェイ」編集部に就職する。編集長ミランダはファッション業界に絶大な影響力を持つレジェンドだが、悪魔の様な無茶振りをする上司だった。アシスタントに付いたアンディは悪戦苦闘する。
メリル・ストリープは迫力があって素晴らしい。アン・ハサウェイはとてもきれい。おしゃれに変身した後はもちろん、最初の野暮ったい格好の時も。
スタンリー・トゥッチのおネェ編集者が、いかにも業界っぽくて楽しい。
ストーリーも分かりやすい。ファッションっていう題材や女性主人公って事で、女性受けを狙った映画なのは分かるけど、良く出来てるので男性が観てもちゃんと面白い。
理不尽な職場で、頑張る新人ってプロットはみんなに通じる。
あんな職場では働きたくないけど、私の周りでも全く無いとは言いきれない(笑)
ラストは、アンディが仕事も、恋も地に足がついた選択をして良かった。彼氏も良い奴。
とても面白かった。さすが、評判が高い作品だと思った。
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ ★★★☆☆
1999英米。マイケル・アプテッド監督。イアン・フレミング原作。ピアース・ブロスナン。ソフィー・マルソー。デニス・リチャーズ。ロバート・カーライル。
映画第19作。5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンの3作目。テロリストから石油王の娘を護衛する。
原題は、“The World Is Not Enough”。
邦題は、そのままカタカナ表記・・言葉によってはそれでもいいけど、今作は邦題を何か考えた方が良かったと思う。
ボンドガールはソフィー・マルソーとデニス・リチャーズ。
ソフィー・マルソーの映画は先日観たラ・ブーム以来。あれから19年も経っている。ラ・ブームでは可愛らしかったが、今作はとてもきれい。ちょっと東洋人ぽい顔で、童顔な女優。
今回は小悪魔な役かと思ったら、凄い悪い奴だった(笑)。最後は衝撃的。
デニス・リチャーズは美人科学者で、とても魅力的だった。
今作も期待通りの面白さ。ピアース・ブロスナンのボンドは格好良くて、おしゃれ感もあって良いと思う。
THE PROMISE/君への誓い ★★★☆☆
2016米。134分。テリー・ジョージ監督。オスカー・アイザック。シャルロット・ルボン。クリスチャン・ベール。
第一次世界大戦の頃。トルコによるアルメニア人虐殺の話。トルコ生まれで医者を目指すアルメニア人青年ミカエル、大学で出会ったアナ、その夫でアメリカ人ジャーナリストのクリスを軸に物語が進む。
先日観た「戦場のピアニスト」や「キリング・フィールド」を思い出した。3人の目線で物語が進むので、話はリアルに感じられて分かりやすい。
アメリカ人の正義感で一方的にトルコを裁いているような、鼻につく感じも少しする。
とは言え、とても見応えがあるし、一度観て損は無い映画だと思う。
見知らぬ乗客 ★★★★☆
1951米。101分。アルフレッド・ヒッチコック監督。パトリシア・ハイスミス原作。レイモンド・チャンドラー他脚本。ファーリー・グレンジャー。ロバート・ウォーカー。
テニス選手のガイは有名人。列車で見知らぬ乗客から声を掛けられる。彼はガイが妻と別れたがっている事を知っていて、自分も同様に殺したい相手がいるからと“交換殺人”を提案してきたのだった。
サイコサスペンスとでも言うべきか、ヒッチコック監督らしい作品だと思った。
この監督は、山場になると引っ張り過ぎて話が進まないのが嫌いな所だけど、今作ではそんなに気にならなくて良かった。無いわけでは無いですが。
テニスの試合とか、最後のメリーゴーランドなんかは引っ張りすぎだと思う。それでも、これまで観た何作かの中ではかなり控え目だった。
ストーリーは面白く、どんな結末なのか最後まで目が離せなかった。
観ていると、ガイは自分が事件に関係ないって証明出来るだろ、さっさと警察に行けよって思うんだけど、ライターを取られてるのが痛い。そのせいで犯人の話にも説得力が出てしまう。
ガイは自分で何とか解決しようとし、警察はガイを疑って追いかける。
こちらは最後までハラハラして観ている。この辺り、うまい作りだと思う。
ヒッチコック監督の出たがり(笑)はご愛敬。今作では、最初の方で列車に乗り込んでいる。
慕情 ★★★☆☆
1955米。102分。ヘンリー・キング監督。ハン・スーイン原作。アルフレッド・ニューマン音楽。ジェニファー・ジョーンズ。ウィリアム・ホールデン。
原作は、ベルギーと中国のハーフ、ハン・スーインの自伝。
舞台は香港。
女医のハンは、アメリカ人特派員のマーク・エリオットと恋に落ちる。ハンの夫は国共内戦で戦死していた。マークの妻はシンガポールで別居中だった。
共産党の勝利が確定的になる。判断を誤ったら、命を落とす可能性がある時代。
香港に残るべきか、中国へ帰った方が良いのか。それともアメリカへ行くか。
マークとハンはお互いに、自らがアメリカ人であること、中国と英国(原作ではベルギー)のハーフであることを強く意識している。
家庭の問題や民族の壁を越えて、2人は結ばれる。しかし、幸せは続かない。朝鮮戦争が始まり、マークは旅立つ。
きれいな映画だった。
昔の香港が見られて興味深かった。
今の中国とは隔世の感がある。
刑事コロンボ #30ビデオテープの証言 ★★★★☆
1975米。ピーター・フォーク。
ハイテク機器会社の社長は義母を殺害する。防犯ビデオの死角を突いて無実の証明にしようとするが、コロンボに見破られる。
最後はビデオで逆に犯行が証明されてしまう。どんでん返し。鮮やか。
大殺陣 ★★★☆☆
1964日。118分。工藤栄一監督。里見浩太郎。平幹二朗。
白黒。実在の人物が出てくるけど、ストーリーはオリジナル。
大老酒井忠清は、将軍家綱の弟綱重を後継として擁立し、傀儡政権にしようとしていた。軍学者山鹿素行は、これに反対して綱重暗殺を企む。
1964年だから白黒なのは分かるけど、同じ頃の映画と比べても絵が粗い。そのせいで、実際以上に古く感じる。
ここまで古い映像だと、逆に味わいがあるかも。
フレンチ・コネクション2 ★★★☆☆
1975米。119分。ジョン・フランケンハイマー監督。ジーン・ハックマン。フェルナンド・レイ。
ポパイ刑事は、前作で取り逃した麻薬王シャルニエを追って、フランスはマルセイユへ。
しかし、逆にシャルニエに捕らえられて麻薬を投与されてしまう。
ジーン・ハックマンのポパイ刑事は、今作でも大暴れ。この人はきかん気の強い役がよく似合う。
ポパイ刑事は麻薬中毒にされ、禁断症状と戦う。こんな展開、今じゃとても作れないんじゃないか。
暴れっぷりと言い、昔の映画だと思う。悪い意味ではなく。
クリムゾン・タイド ★★★★☆
1995米。116分。トニー・スコット監督。デンゼル・ワシントン。ジーン・ハックマン。
ロシアで内乱が起こる。反乱軍は各基地を占拠し、米日へ核攻撃を行うと脅迫する。アメリカは弾道ミサイル原子力潜水艦を出動させる。
潜水艦は途中で艦内火災の対処や通信装置の故障に見舞われる。
その対処で、叩き上げの白人艦長とハーバード大卒のエリート副長がで対立してしまう。命令の確認を巡って対立は激化する。
潜水艦という密室内のドラマ。叩き上げの艦長が個性的。実力は確かだが、艦内に愛犬を連れ込んだりやりたい放題。
途中で“パットン将軍”が例えに出されていた。先日観た「パットン大戦車軍団」の印象では、この艦長の例えに出されるのは分からなくもない。
ジーン・ハックマンはこういう頑固で利かん気で、エキセントリックな役がとても似合う。
一方、デンゼル・ワシントンのエリート副官は慎重な良識派。
結果はともかく、観ている限りでは副官の意見が正しい様に思える。しかし、艦長が正しいと考える者もいて、艦内は分裂してしまう。
緊迫感があって面白かった。ただ、壮大な始まりだったのにロシアの話は物凄い尻すぼみだった(笑)。潜水艦の話を描く為のモチーフに過ぎなかったか。