スターリン時代のソビエト連邦をモデルにした寓話です。短くて、さらっと読めます。とても面白いです。
巻末に、著者の序文が2つ(ひとつは"序文案"ですが)と訳者の解説があります。
小説だけでは見落としそうな点が認識出来たり、時代背景が分かりやすく解説されています。普段は解説まで読まないのですが、これは読んで良かったです。
出版時の苦労話は面白かったです。ソ連批判しにくい雰囲気とか、今では想像しにくいですが、出版、報道のタブーと考えれば今でもありそうです。
以下ちょっとネタバレします。
記憶に残った所。
革命の失敗が決定したのは、ブタ達がミルクとリンゴを独占するのを許してしまった時。
革命が成功する為には、革命が終わったときに指導者の始末が出来ないといけない。
また、ボクサーが亡くなる所は印象に残りました。酷いですね。
ソ連が無くなって、この本の大きな役割は終わったかもしれませんが、全体主義、独裁国家に関する話として普遍性があり、これからも長く読まれるだろうと思います。
同じ著者の「一九八四年」を読んだ時と感想が全然違いますが(笑)、テーマは似てるんですけどこちらの方が断然読みやすいというか。一九八四年は、気分が悪くなるんですよね。
★★★★☆
巻末に、著者の序文が2つ(ひとつは"序文案"ですが)と訳者の解説があります。
小説だけでは見落としそうな点が認識出来たり、時代背景が分かりやすく解説されています。普段は解説まで読まないのですが、これは読んで良かったです。
出版時の苦労話は面白かったです。ソ連批判しにくい雰囲気とか、今では想像しにくいですが、出版、報道のタブーと考えれば今でもありそうです。
以下ちょっとネタバレします。
記憶に残った所。
革命の失敗が決定したのは、ブタ達がミルクとリンゴを独占するのを許してしまった時。
革命が成功する為には、革命が終わったときに指導者の始末が出来ないといけない。
また、ボクサーが亡くなる所は印象に残りました。酷いですね。
ソ連が無くなって、この本の大きな役割は終わったかもしれませんが、全体主義、独裁国家に関する話として普遍性があり、これからも長く読まれるだろうと思います。
同じ著者の「一九八四年」を読んだ時と感想が全然違いますが(笑)、テーマは似てるんですけどこちらの方が断然読みやすいというか。一九八四年は、気分が悪くなるんですよね。
★★★★☆