数年後、4歳児の長男と2歳児の次男が「はじめて見たワールドカップは、いつのワールドカップですか?」と聞かれたときに、「カタールワールドカップがはじめて見たワールドカップです」と答えることを期待し(だから何だ?という気もしますが…)、ワールドカップを子どもと共に楽しもうとしています。ユニフォームを3着購入し、父の気合は十分!!


 

グループリーグ初戦のドイツ戦は、22時キックオフだったため、長男と次男と一緒にキックオフをテレビの前で迎えました。3人でユニフォームを着て準備万端!


ところが、試合が始まると2人はサッカー観戦をやめて、工作を始めました。折り紙とセロハンテープを持ってきて何かをつくり始めました。そして、「セロテープ切って」と私にお願いしてくるではありませんか…前半はセロテープを切りながらのワールドカップ観戦になりました。二人にとってよりも、私にとって記憶に残るワールドカップになりました。長男と次男にとっては、4年に一度のワールドカップよりも、工作。子どもの興味関心とはそういうものですよね。



第2戦は、19時キックオフ!試合終盤にコスタリカに先制点を取られてから、観戦している私の言葉が強くなります。「いけ!!そこだ!!」「うてるよ!!」


それを聞いた次男が、「うてる!」「いけよ!!」と真似をします。次男の言葉は、どんどん乱暴になっていきます。私は「これはまずい」と思い、おとなしく試合を観戦することにしました。これまた、私にとって心に残るワールドカップに。

 

そして第3戦。明け方でしたので、子どもたちは見ることができませんでした。

スペインからの勝利に日本中が大盛り上がり。テレビを付ければ、連日試合の報道。子どもたちは、試合後のニュースなどで選手の名前が何度も呼ばれるので、数名の選手の名前をいつの間にか憶えていました。

父「よしだ!?」 子「まや!」

父「えんどう!?」 子「わたる!」

父「くぼ!?」 子「くん!」

 

長男と次男が将来カタールワールドカップの記憶をどのように語るのか。

今からとても楽しみです。