図書館で借りてきたDVDの予告編に
「天地明察」の映画があったので、
これは見たいと思ったところが、
図書館には置いておらず、
このやるかたない気持ちを本で晴らしている。
というと原作に申し訳ありませんが、
いえいえ本もおもしろく読ませていただいております。
わたしはどうも武士が力ずくで斬り合う時代劇より
弱者が知恵を使って武士の世を生き抜いていく話が
好きなようです。
「のぼうの城」しかり。
「武士の家計簿」しかり。
このお話は、刀を差して歩くと
左へ傾いていってしまうほどの
なよなよとした若者が主人公。
武芸はからっきしだが
江戸城で公務として碁が打てるほどの腕前。
そのうえ算術にも長けており、
腕力はなくとも人より秀でた武器はもっている。
でも、なよなよとしているなと思いつつ読み進めていくと、
「毎年江戸と京都を往復する身」とあった。
前言を撤回しなければならない。
わが身を省みれば、「なよなよしてる」などと
言えたものではない。
だからというわけではないけれど、
今日は8キロ先にある映画館まで
走って映画を見に行ってまいりました。
足下にも及びませぬが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160105/22/millionairehabit/61/6f/j/t02200165_0800060013532927881.jpg?caw=800)