車載機器を家庭内でも使える様にするための電源アダプタ、拙宅ではこのアダプタを車載用として販売されている外気温度計の駆動用として使っている。温度計そのものはボタン電池駆動なのだが、有機ELのバックライトとして外部電源から電力を供給しているわけだ。
なので、このアダプタは毎晩働いているのだが、ある日突然死んでしまった。1000円にも満たない製品なので、買い替えは造作もないのだが、一応お別れの前に恒例のごとく分解してみた。
分解してみてびっくり!
まず、最初に驚いたのが、これ。さながら、電子部品がチーズフォンデュ。。。
この正体はなんと両面テープの接着剤だった。一体なぜケースの中に両面テープが入っているのか全く謎なのだが、それよりもとにかくこのテープの接着剤が溶けて、電解コンデンサや抵抗の上に伸し掛かり、チーズフォンデュを形成しているのだ。おそらく、このテープはアルミのシガーソケットと基板の間を絶縁するために挟んであるものだと想像するが、それにしてはお粗末すぎる。
更に驚くべきは、プリント基板の裏側のAC電源に直結する部分が写真の様に激しく劣化していた。フラックス洗浄欠落?これ、アブナイのでは??
PSEやJET認証のマークは付いているので安全性については定格として問題ないのだろうけれど、中身はヤバい。
100均で売られている製品の中には、AC100Vに直結する製品であっても空中配線されているステキな製品も色々あるのだが、このアダプタは1000円近くもするし、名の通ったメーカー製品でもあるので、両面テープ仕分けや基板洗浄不良はイタダケナイ。
今後、新規に製品を購入した場合には一度分解してみた方がいいのかも、とマジで思う事件でもあった。

