ガラケーの時に比べ、スマホになるとディスプレイサイズが大きいためにパネルに付着した指紋とか汚れが目立つ。アタリマエのことなのだが、気にしだすとやたら「気になる」。
かつて、ある携帯電話メーカーの技術者と面談している時に「一般的に云って、日本人は他国民とは異なって相当に潔癖症だから、指紋がベタベタ付くスマホは流行らない」と豪語し、見事に世界から置いてきぼりを喰らったことは歴史が証明しているが、かといってやはり指紋や汚れは気持ちのいいものでないことは確かだ。
また、スマホに限らずタブレットPCもパネそのものに指でタッチするものだから指紋などが付着し、見る角度によっては指先から付着した油が災いし、ギラギラと視認性が悪くなることだってある。
これを防ぐために指紋が付き難いという保護シートもあるが、なんとなく曇りガラスっぽく見えて、小生は好きではない。やはり光沢の方がいい。となると光沢タイプの保護シートとなるわけだが、これは指紋との相性が悪く、ギラギラが避けられない。従って、指紋を払拭するには原始的であるが、結局紙か布で拭うしかないわけだ。
この手の紙や布の類は展示会等のノベルティで配布されているが、どれもまぁ、拭けるかな程度なので、これまではメガネ拭き様のクロスで拭っていたのだが、最近ようやくイイモノに出会った。
それは100均の「ザ・ぞうきん」と言うシリーズの「パソコンクロス」という雑巾である。
これがスグレモン。指紋や汚れが見事に取れるのだ。
写真はその外装。ご覧の様に、20cmx30cmのマイクロファイバー製の布が2枚入りとなっている。しかも再利用が可能で、汚れが酷くなったら洗って乾かせば何度でも使えるというもの。
つまり、薬品などを浸み込ませたものではなく、このマイクロファイバーに秘密があるというわけだ。
マイクロファイバー、小生はエレキ系のエンジニアだから詳しいことは判らないが、とにかく超極細繊維のことらしく、外装の裏に書かれている説明によると、
- 多角形の鋭いエッジが汚れをこすり落とす
- 立体構造だから、吸水力・給油力が抜群
- ミクロ繊維だから、落とした汚れを残さず繊維内に取り込む
とある。要は特殊繊維となっているので、薬品などを用いなくても汚れが取れるということなのだ。
なるほど。。
ということで、その構造を実体顕微鏡(モドキ)で写してみたのが以下の写真。確かに繊維が特殊な様に見える。
実際、この布を掌で滑らせてみると、他の布では感じられないザワザワとした「引っかかり感」が生じる。小生の手は、自慢じゃないが年の割りに相当綺麗な手で、いきおい、呑み屋のお姐さんたちからも良く褒められるのだが、それでも引っかかりが感じられるのだ。
そこで軽石を用いて掌を良くこすり、角質などを綺麗にそぎ落としてみたのだが、それでも引っかかりが生じる。つまり、このマイクロファイバーは掌にある指紋やシワに反応している様なのだ。
これはすごい性能だと思う。
これ、ハンカチぐらいの大きさがあるので外出先などでスマホやタブレットを拭くのに使うのはちょっと大げさだから、家に置いておき、出がけに拭くといった使い方が妥当な気がするが、いずれにせよ秀逸な商品だ。
こういう商品は100円以上でも売れると思うが、100円で入手できることは有難い。
手頃な価格で高品質を技術で実現させるという「100均魂」がここでも活かされている。

