10月6日のお嫁入り というブログに書いたことでしたが、

...今年に入り、

私のプライベートにおける変化があり、

今しかできないことをしないと後悔する...と。

1999年よりこれまで続けてきたアトリエミリミリを解散し、

これからは特に自分の拠点を持たず、

自宅サロネーゼとして生きていくことにしました音譜




決心したのは8月のことです。

大切な人達の、より近くにいて働くことを選ぼうと。





そして東松島にアトリエミリミリの家具や食器が「お嫁入り」し、

アトリエはフラワーデザイナーのミキちゃんと、

ミキちゃんと一緒にスタートをすることになったさきちゃん、

すみちゃんが新しいスタジオを作っています。


私もきっとお手伝いに参上しますが、

楽しみにしているのは綺麗になったスタジオでの日々。




今日はお花のアレンジメントをしても良いように、

床がクッションフロアに生まれ変わる工事でした。


最近のクッションフロアはオサレねーー黄色い花

すっごく綺麗になりました。

素敵~。

ここでこれから花嫁さんのブーケなどが作られるのねブーケ2






さて。

自宅サロネーゼといいましても、

これほど世の中にサロネーゼさんが溢れた今日このごろ....。



「料亭か高級フレンチかと見まごう究極のサロネーゼ」さん達や

目の肥えた「サロネーゼ巡りの生徒さん」達にはお恥ずかしくて、

とてもとても敵いませんあせる





私のおもてなしは本当にささやかではありますが、

これからは祖母の国、

デンマークに関わるブランドをご紹介すべく...と思っております。



デンマークには

トロールビーズ以外にも素晴らしいブランドが色々とありますので...。

(トロールビーズを辞めたわけでもありません)




で。

第一回目の自宅サロンの企画は.....。

大変よく考えましたが。。。





それは私の友人からのたっての願いのために開催することにしました。




左がその友人のイエンス・ビルガー・クリステンセンです。




お隣は、

食空間プロデユーサーの山本侑貴子さん

デンマーク大使閣下フレデイ・スヴェイネ氏

老舗鰻 大磯 國よし の宮代滿子さん

デンマーク大使閣下リーセ婦人





先日、デンマーク大使館にお伺いした時のお写真です。



素敵。




そこには料理研究家の若林三弥子さんも。


みなさんファーがよくお似合いです。






デンマークやグリーンランドは北極に近い国ですから、

1800年代からファーをまとうことは「身体を寒さから守る」ことで、

オシャレというより防寒が理由でした。

私も2月にデンマークに行くと、

もう毛皮しか無理...と思うほど寒く、

鼻の穴がシャリシャリするくらい息もできない日がありました。




そんなデンマークで1869年に創業したのが、

Birger Christensenです。




Birger Christensenは、

デンマークのストロイエという遊歩道でひときわ目立つあの「HERMES」

デンマーク店のオーナーでもあり、

その四代目イエンスは私の友人であり、

デンマーク家具界の世界的デザイナーフィン・ユールFinn Juhl の甥でもあります。




そんなイエンスが、

私の家にこのファーを持ってやってきます。



ファーが必要と思わない方は

残念と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、

本気で着物のファーを探していらっしゃる方だけに...

成人式のお嬢様のファーを探していらっしゃる方だけに....

ドレスと兼用で、

普段はニットにも合わせたいけど、

クオリティーの高い北欧のが欲しい方に企画しました。




自宅で第一回目のサロンをいたしますからには、

なにか特別な理由がないとできません。


友人のため...です。

今回は本当にご興味のある方だけにお願いできましたらと思います。

11月10日には、

このショールたちが全て日本から去ってしまいますからほんとに特別です。





...二回目からは、

ただのクリスマスシュトーレン教室になるかもしれませんが(笑)



お色は5色です。

ネイビーがものすごく素敵です。




そして王室御用達の王冠のロゴが入っています。

ヨーロッパのホテルなどで、

このロゴのコートやショールを預けると、

ものすごくカッコいいいのですって。

お値段は20万円前後ですが、

専門店などの半額くらいなんだそうです。(たぶん)

(もちろん、日本のどこにも売っていません)


詳しくは、こちらをご覧くださいね。


岡田美里のおもてなし