雪が溶けて春がやって来てはいるけど夜はちょいちょいウェット路面が凍結してる箇所もチラホラ
部屋の模様替えを何とか達成して魔改造やらリペアやら過ごしやすい環境な今日この頃なAkiraです
Liveが終わったり会社のシステムが大掛かりに変わるためのスタートを切ったり新年度を迎えたり小なりとも変化があって…ほぼ毎日残業で移動時間が少し掛かる魂心家にラーメン食べに行けない日が続いてる(笑)
最近夢の中に小学生の頃の友人や大学時代から仲良くしてる後輩や10年前に一緒にバンドやってた戦友が出て来たり…
そんなことが続くと10年・20年・30年前の時期にどんなことをやっていたか?どんな音楽聴いていたか?
苦しかったこと(本当に苦しんでる人からすれば全然)の中にあった楽しかった記憶を辿るようなことを考えながら仕事してます最近
大体は音楽…楽器始めた頃に買えなかったけど未だに手にしてなくて欲しい機材を相変わらずヤフオクで見つけては入札!あわよくば落札
そうやって無駄遣いに拍車が掛かるわけで(笑)
ギターはもうフロイドローズばかり買ってしまうのは美学だよね(意味不明w)
あとレスポール
ストラト、レスポール、フロイドローズ搭載ギター
コレらがギター大して弾けないのに微妙な違いで買い揃える…
…というわけではなく、
微妙に身につきつつあるリペア・魔改造の構想の実験台にしたいから買う!という所業(笑)
色々やって来ましたがとうとう真面目に手を出した作業、、、
・D-tuna取り付けにあたりザグリ彫り(堀り?)
・フレット擦り合わせ
・ネックポケット周りの修正
・ナット製作
・ナット交換
・フロイドローズのリセス調整
・スタッド打ち直し
・アンカーボルトの開け直し
・レスポールのブリッジアース引き直し
・ペグ交換
・ネック付け替え
この10数年でこれだけ何とか出来るようになりました
そして複数回失敗の後及第点に達した作業…
それは、、、
フレット交換作業✨
はっきり言うと、
これを始めてギター5本くらいダメにしました(笑)
壊して学ぶってのが色んな意味で経験値高いです
・どうして失敗したのか?
・足りない技術とは?
・成功したビジョンはどこか?
・…もう壊したくない…
上記の思考が失敗すると一気に訪れるわけで
技術もさることながら作業するための機材が足りてなかったり
フレットタングニッパーとフレット圧入機とフレット溝切りナイフとかが無い、、、
けど何とか色々駆使して、足りない機材はアイディアでカバー。
このギターをフレット交換しました!
このギターを買った経緯は、
とあるセカストにEVHオマージュな感じにステッカーやらなんやら貼ってあったけどシャーラーフロイドローズが搭載していたことが部品取りで欲しくなったから、、、という不純な動機で買ったという(笑)
ステッカー全剥がししてから、、、
フロイドローズのスタッドがボディが割れていて手で抜けたから補修してから打ち直し。
ピックアップは古いダンカンJBが付いてた
古いTokaiのワンハム・ロック式ブリッジの時代を感じるギターを前のオーナーはブリッジとピックアップを交換して使ってたらしい
そして一通り出来る技術で弾けるようにしたんですが、
トラスロッド全緩めしてガッツリ逆反り
メイプル指板の…メイプル削り出しネックの闇に触れた
ネック矯正が出来ない…
フレットは7割強残ってる、、、しかし、、、
11-56のゲージ張っていつもドロップBのところをドロップCにして風呂場に置いたり環境要因によるネックの反りを期待しましたが…
効果無し
このギターを起こす上で
・ネック交換
・環境要因でネックが動くのを待つ
一般的にギター弄るならこれくらいが選択肢
そこを、
フレット抜いて指板修正してからフレット交換作業✨
はっきり言って最終手段
やり方合ってるか分からんけど物理法則的なことを頭に入れた状態で作業…を深夜3時から開始(笑)
トラスロッドがどっちにも動くように大体真ん中くらいまで締めた状態からこの↑金属の棒が浮かないようになるまで削りました。
これがなかなか神経使う
マウス型サンダーと当て木したサンドペーパーとを調整しながら削っては金属の棒をあててどの辺りから反ってるのかを計算しながら指板擦り合わせての修正。
タングニッパーが無かったから今回はそのままフレット打ち。
瞬間接着剤を真ん中・端々に流してからプラハンで打ち込み、極力浮かないように金属定規当てながら確認して作業?
ここまでは見た目に成功してるように思えるけど擦り合わせしたら続々とばらつき箇所が露呈されてしまいました(笑)
ギリギリまで突っ込んで擦り合わせして大体は成功したんですが、ハンディールーター使ってクラウンを出来る限り綺麗に調整して、指板削ったから取れた塗装をやり直し。
マスキングテープ貼らずにフレットファイルで削ったときスカしたときに指板傷つけちゃったけど(笑)
現状アーニーボールの11-56でドロップBでトラスロッド両方に余裕持たせた状態でギリギリ良い順反り〜フラット。
コレくらいなら及第点っしょ
というわけで、
成功しないと代償が大きい…というか、追い込まれたら何とか出来る可能性が上がるアキラノアリカです(笑)
絶対第三者のをやりたいとは思いませんがね
次はタングカットしてからの打ち替えやりたいとこだな。
安いダメなフレット浮いたレスポールを買って打ち直しだな!
今回使ったフレット交換工具
・プラハン
・瞬間接着剤
・クランプ
・小型のノコギリ
当て木するの忘れてたくらいあり合わせだし(笑)
感想…というか、
今回は指板にラジアル付けないで限りなくフラットだったから比較的楽でしたが、
ラジアル付けるとなるともう少し手間かかりそうです。
フレットにもラジアルにも拘りないから分からないことだらけですが、、、
産業廃棄物にならなくて一安心
この作業やらないと結局弾けない個体で終わるなら失敗しても成功する以外に道は無かったから良い経験だったかなぁ…
あとフロイドローズだったからナット製作・交換作業がなくてラッキー
深堀りして書きたいこと沢山あるけどただでさえ寝不足だから程々に