母のことを考えていたら、
タイミング良く電話が来た。
実は、暫く電話で会話していない(母が言っていたが半年以上)。
いつもライン。
面倒でもスタンプでごまかせるし、
自分の気持ちも誤魔化せる。
”誕生日プレゼントたくさんありがとう”の電話でした
欲しいものがわからないので、
本人と、同居している姉にも欲しいものを聞いてプレゼントしたので、
喜んでくれました。
良かった
母の話を聞いていて思ったんですけど、
愚痴+一方的な会話で構成されてる(笑)
独り言なの?ってくらい、自分で喋って自分でツッコミ入れてる。
私も数々の長話を乗り越えてきたオバサン。
「へえ、そうなんだー、すごいね。
わかるー、うんうん、だよねー」って
話半分聞いて、
全部真面目に聞かないのが大事。
疲れちゃうからね
冷静に聞いていて、気付いたことがある。
母、声がかすれて声量がなくなっている。
東京に住んで、喘息を発症してからだそうだ。
耳も数年前に会ったとき、すでに遠くなっていたので、
会話が噛み合わないことが多かったな。
耳が遠くなって→会話が成り立たなくなって→ボケるらしいので、
そろそろか?と心配しているが、
私は離れて暮らしているので、
心配するだけだ。
あちこちの体の不調を訴えてくる母。
このまままた、暗い話になるのは回避したかったので、
『あなたの母親は若いうちに亡くなったし、
お父さんも54で急に死んだけど、
あなたはその歳でまだ働いて、
好きなことして、
一人で旅行したり、あちこち出かけて歩いてる。
素晴らしい人生じゃない。
健康に気を付けて、早く亡くなった人の分まで楽しんでね』と、
前向き発言。
母も、
『そうだね、母は若いうちに死んじゃったけど、
あちこち一緒に行ってるつもりでいるの』とポツリ。
母もいろいろな思いを抱えて生きてきたこと、思い出しました。
小さいときに白血病で亡くなって、
生理が始まったときもどうしたら良いかわからず、辛かった。
悩みがあっても自分で解決するしかなかったそうです。
中卒で、近くのガソリンスタンドで働き、
そのお金で夜間の学校に通ったそうです。
ずっと忙しくしていたからか、
母は専業主婦が好きではなく、
常に出かけたり、仕事をしていましたね。
私は寂しかったので、専業主婦をしています。
家庭環境によって、その人の性格だったり、人生が変わる。
B子も、私が専業主婦ではなかったら、
もっと社交的だったかも?
親に口出しされなくても、自分で何でもやる子に育ったかもしれません。
親に感謝して、謙虚に育ったかもしれませんね。
もし、別の道があったら・・
自分の人生でよくそんな風に考えてしまいますが、
どの道を選んでも後悔はある。
これからのことを考えるよ。
母の母のそのまた母。
亡くなった父と、これまた早死にした父の親。
いろいろ問題の多い家族でしたが、
それでも私が産まれて、
私が幸せなことが、
意味のあることだと思っています。
そして、その子供であるB子が、
障害はあっても楽しく自由に生きていけることが、
私や先祖の幸せにつながると思っています。
もう20年以上墓参りもしていないけど。
いつも感謝していますよ、
私を見守ってくれている先祖の方々
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