ミルボーテのサイエンスコミュニケーター松本千加子です。

 

ブログを模様替えしてみました~^^

 

少し爽やかにそして、大人の上質感を大切にしたいミルボーテらしい装いにしてみました^0^v

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪

 

 

 

さて、日本でシワを改善する薬剤が認可されたポーラと資生堂のそれぞれの

効能についてお伝えしてきました。

 

 

 

みなさま~希望が持てましたでしょうか^^

 

 

 

 

 

ちなみに私は、レチノール配合を使っています!もちろん元開発担当者ですからね^^

 

 

 

でも、ポーラもこの認可を受けるのに15年、資生堂は30年の歳月が流れたと言うことですから、頑張りましたね!

 

 

ここだけの話・・・ふふふお役人さまは少々お堅いので、女性のしわにあまり

ご興味はもっていない?・・・・あっこれ以上は書けませーん(笑)

 

 

ただ、昨今日本は美容大国とは言うものの、この20年だけみてもある意味しわに限っては

欧米には遅れをとっている現状だったのです。

 

 

 

ちなみに、EUではAnti-wrinkle productsというカテゴリーが認められています。

日本では、化粧品の会社がアンチエイジングすら表現するのはNGですから推して知るべしですね!

また、カテゴリーは存在していませんが、しわ改善の効能があれば書いても言っても良い

米国。

 

 

 

 

ということで、今回の2社のシワ薬剤の認可は業界の発展にとっても

大きなモチベーションになると良いなと個人的に思っています^^

 

 

 

それにしてもとにかく、この認可までの道のりは両メーカーとも大変だったであろうというのは容易に分かりますが、

 

 

 

その一つにシワ改善の試験結果の評価の一つとなるガイドラインが、あったことから

認可する方もされる方も大変公平に分かりやすくなったのです。

 

 

そのしわ改善評価のガイドラインの一つが写真判定になります。

 

コチラ

 

*出展:日本香粧品学会化粧品機能評価法ガイドラインより

 

これにテスト結果の写真を皮膚科専門医の方々が医師の管理下でスコア評価を行うのです。

もちろん、これ以外に機器測定などいくつかの評価法を重ねていきます。

 

 

ちなみのにこのしわグレードを策定する時にも絡んでいた私は、色々とパネル条件がありものすごく苦労をしたことも良い思い出になっています^^

 

まあ色々とあるのはどんな事でも同じだとして、

 

前回の記事の数字はこのしわグレード画像の数値からきているモノで

 

 

 

資生堂の4.75が4.0になったということはこのしわグレード画像を見れば分かりますよね!

 

 

 

以上足早に、しわ効能薬剤の認可プロセをご紹介させていただきましたが、

 

 

もう一つ参考までに

 

 

乾燥による小じわを防ぎます!と書いたり、宣伝できるのは

 

しわグレードの0~3までが、テストで改善できていれば、書けるし宣伝でるのです!!!

 

 

でも(3.1)~4~7までは、改善するのが困難なグレードとして位置づけられていて、

これからも、これにチャレンジしていくメーカーが沢山出ると嬉しいなあと思います。

 

期待しちゃいますね^^

 

 

では

 

またお会いしましょう^^/