わたしのこころの

 

一番やわらかいところ

 

ほんの少し開いたら

 

深く傷ついてしまったから

 

鍵をかけて

 

もっと深いところに仕舞った

 

 

 

 

 

 

ときどき一人で

 

開けてながめる

 

時間とともに癒えるものもある

 

時間がたっても痛むものもある

 

 

 

 

 

 

やさしく解きたいと

 

本心では願っている いつも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのとき 生きていけると思った

 

だから

 

生きることを選んだのだから

 

私はわたしと共に

 

傷も 痛みも

 

一緒に抱いて生きていく