『勿忘草の夜』 深い 藍に沈むように 淡い 愛が滲むように 長い 恋の終わりのように こんな 物分かりの悪い夜 星はどこかで出会うのか それとも泣いているのだろうか 触れられない線のその先を想う 白い指が愛おしそうに 空を撫でて消えた