こんにちは!
パーソナルスタイリスト 山下美季です。
前回のブログで、
ブルーベースカラーが似合う人も使いやすい
オレンジアイシャドウパレットのご紹介をしました。
その際、オレンジメイクに合うように
お洋服の色を
オレンジと同じく赤みのある「ピンク」にしましたので、
今回は前回の流れを汲んで
①それぞれのシーズンカラーのピンクコーデのご紹介
更に、
②アクセサリーやお洋服の「質感」の違い・取り入れ方
③ブルベカラーが似合う人が使いやすい「ブラウン」
について、書いていきたいと思います。
①それぞれのシーズンカラーのピンクコーデのご紹介
スプリング・サマー・オータム・ウィンターそれぞれのピンクは以下の写真の通りです。
もちろん「これだけが各シーズンのピンク」
というわけではありません。
「こういう傾向の色」と捉えてくださいね。
最近では、パーソナルカラーに関する知識をお持ちの方が増えてきましたが、
あらためてお伝えしておくと、
4シーズンパーソナルカラーは
4つのカラーグループに分かれていますが、
どのシーズンカラーにも
赤・黄・緑・青・紫といった色が含まれています。
(オレンジだけがサマー・ウィンターには無いのですが)
そのため、
パーソナルカラー診断というのは
「赤が似合わない」「青が似合わない」
ということでは無く、
「どんな赤が似合うか」「どんな青が似合うのか」
ということを調べるものになります。
上に掲載した人物写真は、
それぞれの人に似合うピンクを身につけた写真になります。
ひとくちに「ピンク」と言っても色々なピンクがあって、
人にもそれぞれの肌や瞳の色があるので、
そこをうまくマッチングをする、という感じです。
ご自身のパーソナルカラーを知っておくと
「どんなピンクを買えば良いのか」
がわかりますので、
迷うことが少なくなり、
逆に色々な種類のピンクをたくさん買って
無駄遣いしてしまったり…ということが無くなりとても便利です。
続いて
②アクセサリーやお洋服の「質感」の違い
お洋服とアクセサリーをアップで撮影してみました。
「質感」については、一般的には
「スプリング・ウィンター=ツヤ」
「サマー・オータム=マット」
と言われます。
実際には個人差があって
「どのくらいツヤ感がベストか」
といったお話を個人向コンサルティングでは行いますが、ここでは多くの方に向けた一般論をお話します。
右下のウィンターはお洋服の生地もツヤっとしていて、
アクセサリーもキラリと輝くのがわかりやすいと思います。
この感じがまさに「ツヤ」です。
左上のスプリングはと言うと、実はお洋服の生地はあまりツヤ感がありません。
どちらかというとややツヤを抑えたマットな質感です。
ピカっとした感じを受けないと思います。
「色は良いけど、質感がちょっと違う」ということ、実際にお洋服を探している時によくあることです。
スプリングなのでもう少しツヤっとした感じが欲しい!
ということで今回はアクセサリーでツヤをプラスしました。
写真だとちょっとわかりづらいのですが、
キラキラしたビーズが多めに付いていて、
おはじきのようなカラフルなパーツも
ピカッとしたツヤ感のあるパーツになっています。
スプリング・ウィンターの似合う人は
このようにキラキラ・ツヤツヤした感じにするとエネルギッシュでイキイキとしたパッと輝くような華やかさが出やすいです。
一方、サマー・オータムはお洋服の生地・アクセサリー共にツヤ抑えめです。
特にサマーのお洋服はピンク・白どちらもかなりまろやかな風合いですね。
それだけに、そこで光るパールの柔らかな輝きがなんとも繊細で上品です。
オータムの真鍮のアクセサリーも単体でパッと見たところ「かわいい・綺麗」とは感じないと思いますが、
実際に着けてみると、
グッと深みというか品よく粋な印象を醸し出します。
写真だと難しいかも知れないですが、
サマーとオータムの二人が全体的にツヤを抑えることで
それぞれの顔立ちがスッと表に引き立ってきている感じ何となく伝わるでしょうか…?
絶対にこうで無ければ!ということでは無いのですが、
どちらかと言うと自分は「ツヤ」「マット」どちらが得意か?
を知っておくと、
お洋服の生地感やアクセサリー選びの基準になるのが便利かなと思います。
今回のスプリングコーデのように
「生地感のマイナスをアクセサリーで補う」
というテクニックが使えたりするのも便利です。
③ブルベカラーが似合う人の「ブラウン」
顔周りにベージュ・ブラウンを持ってくると
お肌が黄色っぽくくすんだように見える傾向が高いです。
パーソナルカラー診断を受けて、
ベージュ・ブラウンのドレープを当てた時の
お肌の色の黄色・茶色っぽさに愕然とし
その後ベージュ・ブラウンを手に取らなくなった・・・
という方も多いかも知れません。
確かに、ネイビーやグレーと比較すると
ベージュやブラウンは上記したようにお肌がくすんで見えます。
ですので、「もうベージュ・ブラウン必要ない!!」という方は、
無理して着ることはありません。
でも、「たまにはやっぱりベージュ・ブラウンも着たいよねぇ…」
と思う方も多いのではないでしょうか。
下の写真でウィンターのモデルが着用している
「赤みががかったブラウン」
黄土色っぽい黄色っぽさを感じないと思います。
ちなみに、後ろのカーテンの色や
オータムのモデルが着用しているカーディガンも
同じく赤みがかったベージュになりますので
こちらも使えます。
「ミルクココア」「ミルクティー」「あずきミル」
などをイメージして頂くと色をうまく選びやすいかもしれません。
ブルーベースカラーが似合うということは、
「黄色」が入るほどにお肌が黄ぐすみして見えがちになる傾向があるため、
こうした黄みを抑えたブラウンが
お肌をくすませ過ぎずに綺麗にまとまります。
秋〜冬にかけては特にブラウンを使いたいなーという気持ちも高まるかと思いますので、
良かったら参考になさって下さい
以上、今回は
①各シーズン毎のピンクのご紹介
②ツヤ・マットの質感の違いと取り入れ方
③ブルベカラーが似合う人が使いやすいブラウン
について記しました。
ただ、今回書いたことは一般論になります。
「ツヤ感の度合い」や「ピンクの鮮やかさの度合い」等 細かな点は個人個人異なってきます。
パーソナルカラーを使い慣れてきた方は、この情報を基にご自身に当てはめてうまく応用してみてくださいね
まだ自分がどういうタイプかわからないなーという方で、今回書いたようなことを確認したい場合はゼヒ専門家にご相談くださいね
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