こんにちは!

パーソナルスタイリスト 山下美季です。


今日は、私の描いた上手くない絵を使ってあせる

「パーソナルカラーを使ったメイクのメリット」

をお伝えしたいと思います。


読む気が失せてしまうほどザックリしたイラストになっていますが、

どうかお付き合いをお願い

一応もう少しくらいは上手に描けるのですが

「絵が綺麗」だと

本来 伝えたいことが伝わらないので…

こんな感じにしてみました。

うん凝視さっきの文章「フリ」じゃなく、

本当にこんな感じのイラストで…

私の心の方が折れそうですが無気力

今回やっていきますグー


ノーメイクの顔をイメージして描きました。

このイラストの人がもし実在した場合、

「頬が長く(余白が多く)顔が大きい」

「顔の幅が広い」

「目と目が離れていて、左右非対称」

「眠たそうに見られる」

といったコンプレックスを持つかもしれません。


実は、こうしたコンプレックスは、

パーソナルカラーを使ったメイクだと少し解消されることもあります。

こちらのイラストだといかがでしょう?

先ほどのイラストの顔の上に

「アイシャドウ・アイライン・マスカラ・眉・チーク・リップ」

の部分に色を足して、

「ヘアスタイル」と「お洋服」を変えました。


「頬が長く(余白が多く)顔が大きい」

「顔の幅が広い」

「目と目が離れていて、左右非対称」

「眠たそうに見られる」

といった点が、少し緩和されたかと思います。

影などを描き足したわけでもないですが、

上のイラストに比べると立体感も少し感じるかとも思います。


メイク部分については、下のイラストのように色を足しています。

「え?色、よく見えない」

と感じられたかもしれません。


それは、本当にその通りで

パーソナルカラーをメイクカラーに使うと

ご自身の持つ色素との調和が良いので、

ものすごくメイクの色が目立ってくるわけではありません。

でも だからこそ、

「結構広範囲に色をのせていても

目立つこと無く、目の錯覚の効果を使って

パーツの位置を変えて見せることができる」

のです。

なお、今回のイラストの場合は、

肌の色を塗らず真っ白の肌なので

メイクカラーとして真っ白に馴染みやすい

ローズ系のピンクを使用しました。


例えば、今回のイラストだと

「目と目が離れがち」なので、

淡いピンクを見えるか見えないか程度に目頭付近にも、ふわっと色をのせています。

色は見えないと思いますが、

このことで目の感覚は縮まって見えます。

同じ色を下瞼 目の際にも 

スッとライン上にのせることで

目の位置を下げて見せることもできます。


チークも見えるか見えないか?くらいの色を

ふわっと少し広めに入れることで

頬の余白が少なくなり、小顔効果を得られます。

パーツの位置を変えることはできませんが、

ほんの少しの色がそこにあることで

位置を変えて見せることは可能なのです。


そして、その色が目立たないからこそ

ナチュラルにパーツの位置を変えて見せることができるのです。


しかも、目立たないので

「この辺り」とザックリした感覚で色をのせていけます。

例えば、今回のイラストであれば

アイシャドウの淡いピンクは鼻筋ギリギリぐらいまで

広範囲にフワッと広げても嫌な目立ち方をしません。

実際にイラストで そのように入れていますが、

色を感じないと思いますし、

イラストでなく 実際にメイクをした場合にも同じことが言えます。

(それ故に、実際にメイクした写真だとお伝えしづらくイラストを使ってお伝えしています。)

つまり、「細かなテクニック要らず」ということです。


発色の良いマジックで書いて!と言われると

ちょっと躊躇してしまいますが、

うっすら鉛筆で書いて!と言われると

書きやすい、という感覚と同じです。


こういうことができるのが、

パーソナルカラーを使ったメイクの一番のメリットかなと思っています。


このように、色で錯覚をおこさせ

パーツ位置を少し変えて見せつつ、

アイラインを引き、

マスカラをサッとのせると

パーツの存在感が引き立ってくるので

お顔の余白が小さく感じられ、

更に小顔効果を得られます。

アイラインは、

目が小さい方の黒目の上を少しだけ太めに引くと左右が整います。

目の形がくっきりすることで「眠たそうな目」という印象も緩和されます。

アイラインが難しくて描けない!という場合は、

細いブラシでブラウンのアイシャドウを入れることで代用することも可能です。


パーソナルカラーのコスメを使うと

手早く簡単に、

顔の作りをちょっと変えて見せることができるのです。


ただ、メイクの楽しみ方は、本当に様々で

どれが正解!というのはありません。

「オレンジのアイシャドウ、ミントグリーンのアイシャドウ かわいいでしょラブラブ

と、「しっかりコスメのカラーを目立たせるメイク」も、

「一重の切れ長目が、こんなに大きくなるんだよ目

という 「しっかり色を重ねたグラデーションメイクで顔を作り込むメイク」も正解。


今日ご紹介した

「ナチュラルにパーツの位置を変えて見せてコンプレックス解消メイク」も

その数多あるメイク方法の一つにすぎません。

これじゃなきゃダメ!と私も思っていません 笑

ただ、こういうメイクができるのは

「パーソナルカラーを使ったメイクならでは」

というところかなと思い、

ご自身の手札の一つとして

持っておかれるのはオススメとは思っています。

私自身がこの方法で、

簡単&手早く 結構顔の見え方を変えていて便利ですので 笑


あとは、

「オレンジのアイシャドウかわいいでしょ?」

「ミントグリーンのアイシャドウかわいいでしょ?」

と見せたい場合も、

その「メイクカラーだけでなく、ご自身も含めて」綺麗に見せたい場合は、

オレンジ・ミントグリーンどちらを選んだほうが良いか、

がわかるのも、パーソナルカラーを知っておく利点かな。


ちなみに、

今回のイラストは

タートルネックをVネックに変えることで

お顔から首にかけて縦長効果を出すことで

お顔の幅を感じなくさせ、

更にフェイスラインで横にパッツンボブだったヘアスタイルを

前髪を少し長めにして頬辺りにかけつつ、

ロングヘアにすることで

この点でもお顔の幅を緩和させ縦長効果を出しています。

(もちろん、前髪をしっかり伸ばしお顔の両端を隠してしまえば

最もお顔の幅は緩和されますが、

今回はメイクのお話をしたかったので このヘアスタイルは避けました。)

こうしたテクニックは、

パーソナルスタリングレッスンの方でお伝えしています。


顔のパーツや骨格を変えてしまうことは難しい

(整形 という方法はありますが まだ少しハードルが高めな方も多いかと…)

ですが、

ちょっとした色や線をうまく使い、

錯覚」を起こすことで

「変えて見せる」ことは可能です。

そして、このことは

コンプレックスを緩和させることに繋がるかもしれません。


お顔の輪郭やパーツにコンプレックスがある…

という方は、

良かったら参考になさってくださいねウインク


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Mille Fleurir(ミル・フルリール)

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