こんにちは!

パーソナルスタイリスト 山下美季です。


先日ショートブーツを買いました。

この仕事をしていることもあって

「自分に合うもの・合いづらいもの」

がわかるので、

すごく急ぎで必要な状況でない限り、

自分には合わないな…というポイントが少しでもある物は

買わなくなりました。


逆に、こういうものがあれば即買おう!!

と常に考えているので

買う時は結構即決です。


いかがでしょう?

無駄な買い物をせず、

決めるときはスパッと買って、長く使う。

良いでしょ!? ニヤリ


と、テレビショッピング的な宣伝はさておきてへぺろ


実は今回購入したブラックのショートブーツ、

3年近く探していて、やっと良いのに出会えて買いました。

「3年も!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

まだまだ履けるパンプス・ベージュのショートブーツを持っていて、

どうしても無いと困るあせるという状況ではなかったのです。

また、

「3年近く探していて」

と先程書きましたが、3年間ガムシャラに探していたわけではありません。

「もしあれば便利だな・今使っているのが傷んできた頃にあれば良いな」

くらいの感じだったので、

何かのついでにフラフラと見て周る…

という感じの探し方です。

今回もそんな感じで 何気なくフラフラと立ち寄ったお店で

「あ。コレひらめき電球

という出会い方でした。


写真をご覧いただくと、

まぁ…めっちゃ特別に何かあるというブーツではないのです。

ですが、

「私にとって大事なポイント」をクリアしたブーツです。

「私にとって」大事なポイントなので、

その内容自体は参考にならないかもしれないですが、

アイテムのどのあたりをチェックして選べば良いのか、

買う買わないの判断をすれば良いのか、

の参考にはなるかなと思いますので、

その辺りを書いていきますね。

先程「特別目立った特徴がないブーツ」と書きましたが、

これも一つのポイントです。

私は「靴をメインにしたオシャレ」はあまりしません。

どちらかというとお洋服に一癖あるようなものを選びがち。

ですので、

大きなビジューが付いていたり、

アクセサリーが付いた靴も素敵なのですが、

私の場合はお洋服と合わせた時には

「過度に飾りすぎた感」が出てしまったりして

合わせるのが難しくなります。

そのため、

どんなお洋服にも合うように「できるだけシンプルなもの」を探していました。


ちなみに、

飾りの一切ないシンプルなニットとパンツもしくはスカートコーデがほとんど

という方は、

目立った飾りのあるような一癖ある靴を選ぶのもオススメです。

ただし、

そういった靴は「とても記憶に残りやすい」

ですので、何度見ても良いよね〜・綺麗よね〜・かっこいいよねぇ〜ラブ

と惚れ込んだデザインを選ぶことがオススメです。

そういうものは、他の人も何度見ても

「あの靴良いなおねがいラブラブ

と思うものですから。

次のチェックポイントはトゥ(つま先)の形。

これは靴選びにおいてめちゃくちゃ大事なポイント。

その理由は、「イメージ・印象」に最も大きく結びつく部分だからです。

トゥの形は、先端が丸いラウンドトゥ・三角に尖ったポインテッドトゥ・

そして写真のような四角いスクエアトゥなどがあります。

(それぞれの間、くらいのものもありますが)

「曲線」「直線」によるイメージの違いがグッと前面に出てくる部分です。

私の場合は、丸みを帯びたラウンドトゥは角張った体と合わず

靴の醸し出すかわいらしさが

頭からつま先まで全体として見た時にどうにも馴染みません。

ですので、「ポインテッド」もしくは「スクエア」が似合うのですが、

今度は「サイズ」の問題が出てきます。

私のサイズは24.5。

パンプスの場合は足の甲が出ているのであまり支障ないのですが、

ブーツの場合は足首からつま先まで全体が覆われます。

つまり、結構覆われる部分が大きいのです。

そうなると、同じくらいのサイズの方やもう少し大きい方は

同様に感じておられると思いますが 24.5だと

「足、大きいなびっくり

と結構目立ってきます。

ポインテッドトゥだとスクエアトゥよりも先が尖っている分、

より大きく見えてしまいます。

こうした事情から私の場合「スクエアトゥ」一択になってきます。

ただし、ヒールが高い場合はかかとに高さが出る分、

足首からつま先までに傾斜が出るので

足の大きさは目立ちにくくなります。

もし「足が大きく見えるのを防ぎたい…」

とお悩みの方は

「ヒールを高くする」方法もありますので参考になさってください。


私もそういう方法を取ることもありますが、

私は身長が168センチ。

普段の生活の中では(例えばパートナーと並んで歩くときなど)

あまりヒールで身長を高くする必要がない。

更に ヒールが高いと疲れる。


ということで

今回見つけたあまり高すぎないヒール&スクエアトゥのブーツは私にとってピッタリのアイテムなのです。

普段使い用の靴を探していたので、

安定感のある太めのヒールの形であることも良かったです。


そして、このブーツの一番良かったのは

切り返えやステッチが入っていること。

最初に「とてもシンプルなブーツ」と書きましたが、

実はそんなに「シンプルじゃない」

(笑 どっちやねん爆笑

目立つ飾りがある、わけではないのですが

実はこうした「縫い目」などによって与えられている「視覚効果」は大きいのです。


先程、足のサイズが大きく靴で足が覆われる部分が多くなると

足の大きさが目立つ、と書きましたが

革の切り替えがあることでツルッと一枚革で覆われるよりも

足の大きさが目立ちません。

斜め(V字)に入った切替のラインも足の甲をほっそり見せる効果がありますし、

中央の真っ直ぐなラインも足長効果を出してくれます。

横から見ると、足首のところも切り替えがあるので

足首をキュッと細く見せる効果があります。



こうした「生地(革)の切り替え」や「縫い目(ステッチ)」は

目の錯覚を起こさせ、綺麗に見せる効果が出る場合があります。

靴に限らずお洋服・バッグなどでも同様です。

一般的に「斜めのライン」はほっそり見せる効果がありますね。


というわけで、

私の譲れないポイント

「目立ちすぎないシンプルなイメージ」

「スクエアトゥ」

「高過ぎない適度な高さのヒール(かっこよく見せたいからちょっとは欲しい)」

「足が大きく見えない」

を全てクリアしたショートブーツに不意に出会い、お家に連れて帰りました。

文章にすると長かったですが、

ポイントは上記の4点。

これがずっとアタマの中にありながら、

普段からフラフラーとお店を見て周るので

「無い時は無い」とすぐ判断できますし、

今回のように「あった時には即決」できます。


今回のショートブーツのように

あまり流行り廃りのないベーシックアイテムについては、

自分の譲れないポイントをまとめておいて、

常々一応見ておく、

そして「見つけた時にはすぐ買う」ようにすることがオススメです。

「無い時」は本当に無いので、いざ必要!となってもすぐ見つからない場合もあるからです。

また、ベーシックなものほど、

自分に合うものが見栄え良いですし、

長く使えるので。


今回は「日常使いしやすい」という点も大事にしました。

普段使い用の靴 というのは「オシャレ」以前に、

「実用性」がとても大事なアイテム、だと私は思っています。

全然平気!という方もいらっしゃいますが、

靴のオシャレ度が上がるほどに足に負担がかかってくる方の方が多いかなと思います。

そういう場合は、「オシャレ」「実用性」両方はどうしても得られないので、

履きたいシーンに応じて

「オシャレ3:実用性7」とか

「オシャレ6:実用性4」といったように

自分で それぞれにどのくらいの重きを置くのかを考えるのも良いかなと思います。

「楽そうだけど、もうちょっとオシャレな感じが欲しいかな」

「すごくオシャレだけど、歩けなさそう」

私もそう感じて辞めることも多いです。

今回、私が購入したのブーツはその辺りのバランスも私としては良かったです。


ちなみに

私は、ここぞ!というときは、

綺麗なヒールを持参し、行き帰りは歩きやすい靴を履くようにしています。

コインロッカーなども最近は多いですので。


靴選びはお洋服以上に難しい…とお感じの方もいらっしゃるかな!?

と思いまして、

この度の私とブーツの不意の出会いを機に

私の靴の選び方ご紹介してみましたハイヒール

良かったら参考になさってくださいね。


「自分の譲れないポイント」がそもそもわからない…

という方は、

私のパーソナルスタイリングレッスンでその辺りをお伝えできるかなと思いますので、

良かったら受講を検討くださいねニコニコ

(ちょいちょい宣伝っぽくなっちゃうな〜〜てへぺろすみませんアセアセ


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