こんにちは!

パーソナルスタイリスト 山下美季です。


今回は、

「ブルベカラーが似合う人がベージュを取り入れるなら」


色の性質上、

青み・青っぽさが強い色と

黄み・黄色っぽさが強い色は 

ちょっと相性が悪い。

そのため、パーソナルカラーサマー・ウィンターには

ベージュ・ブラウンが含まれていないのです。

この「色の相性があまり良くない」という理由、

サマー・ウィンターにベージュ・ブラウンが含まれていない理由の一つではあるのですが、

更に

ブルーベースの色が似合う人は顔周りにベージュ・ブラウンが来ると

お顔の肌色がくすむ・・・のでカラーグループに含まれていません。


では、顔周り以外ではどうか?
顔周り以外の色はお顔の見え方には影響しないので、
お洋服の色同士の相性・カラーコーデさえ上手くいけば、
どんな色でも使えます。

上記した通り、
青っぽさが強い・黄色っぽさが強い色同士は
相性があまり良くないので、
ブルーベースカラーにベージュ・ブラウンを合わせる場合は
あまり黄色っぽく感じないベージュ・ブラウンなら○

下の写真は、
上半身はウィンターカラーを使い、
ボトムに黄み・色みの強すぎないベージュを持ってきました。
靴は赤みブラウンに。

いかがでしょうか?

ブルベカラーが似合う人が苦手と言われるベージュ・ブラウンですが

あまり違和感ないかな、と思います。


ブルベカラーにベージュ・ブラウンを合わせる場合、

「色味が強すぎない」

「強い黄色!を感じない」

「グレー?ベージュ?迷うような色」

「ミルクココア・あずきのような、茶色?紫?と感じるような色」

を選ぶことがポイント。


こういうベージュ・ブラウンをボトムに持ってくることで、

「似たような色ばかり使ってしまう…」

といったお悩みを解消できるかなと思います。


ただ。

王道に、ウィンターカラーで揃えたコーデが下の写真の通り。

やっぱりパーソナルカラーグループ内の色でまとめると
王道にすっきりとスタイリッシュな印象でまとまります。
こうして並べて比較すると100点のカラーコーデか、70点のカラーコーデか、
の差は出てきます。

でも、ベージュを使っても70点は取れているのです。
70〜100点を使いながら、幅広いカラーコーデを楽しむもヨシ!
絶対外さない100点のパーソナルカラーシーズンコーデでガッチリ固めるもヨシ!
どちらを選ぶかはその人次第。

ちなみに写真に写っているのは、
私の家族ですが
ベージュのパンツ・ブラウンの靴で出かけた時は
普段使わない色にゴキゲンさんでしたが、
後日 割と良く使う黒のパンツ・靴で写真を撮り、
見比べて
「…やっぱり 黒かなぁ〜」
と、つぶやいていました。

こんな感じで実際にやってみるのも良いと思います。
パーソナルカラー診断を受けて
「こういう色・物が苦手、こうすると使えるよ」など色々教えてもらうと思うのですが、
もちろん そのまま「うん、うん」と受け入れてもらうのも、
パーソナルスタイリストとしてはありがたいことですが、
「苦手と言われたものもやってみてどうか、どう感じるか」
も大事。
色の合う・合わないの勉強にもなりますし、
自分の許容範囲も見えてきます。

私の家族の場合は、
「たまにはベージュを使いたい!」と思い、
苦手な色の取り入れ方テクニックを使ってそれなりに取り入れた結果、
やはり70点に点を落としてまでベージュを使うことはない…
との結論に至ったわけです。

どのくらい「お出かけするか?」などの使用頻度にもよるかもしれないですね。
そんなにお出かけの機会がないのであれば、
常に100点 の鉄板コーデを持っておけば十分でしょうし
(私の家族の場合はこちらですね)、
一方で、例えば頻繁にパートナーとデートというように、同じ方と会う機会が多い方であれば、
70〜100点を駆使して コーデのマンネリを解消する方が大事かもしれません。 

ちなみに、
今回ベージュのパンツのコーデのお出かけ先は京都でした。
京都は お寺なども多く、コンビニの看板もブラウンだったりと
景観の中に茶色が多いです。
そういう風景との調和も考えると
行き先は京都、ならばベージュを使ったウィンターコーデの「使い時」
と言えます。
ウィンターの中では70点コーデだけど、京都なら良いかも!ということです。

黒パンツのコーデ写真を撮った場所のように「海・白い船」と、
周りにブルベカラーが多いのであれば、
王道に100点のウィンターカラーコーデが
キラキラ度MAXで素敵でしょうね。
ここにベージュコーデを持ってきてしまうのはちょっと残念、かも知れません。

苦手な色の取り入れ方、使い時 
こんな感じです。

デート…プランニング請け負いましょうか…うーん
行き先・お洋服のコーデのトータルプランニング。

というのは冗談ですがてへぺろ
「人」「衣装」「背景」すべてがバチっと整うと、
キュンキュン度は上がるよな〜照れ
とは常々思っています。

ちなみに、京都で撮ったベージュのパンツの写真。
「だったら、もっと茶色いお寺のところで撮ったら良かったのに」
とお思いの方もおられるでしょう。
・・・実は、
ちょっと 鮮やかすぎたえー
シャツが。
京都、あんまり土地勘なくて・・・(言い訳凝視) 
ちょっと失敗しちゃいましたあせる
茶色の割合が多い背景だと、シャツの青がまぁーーーー目立つおーっ!
ので、暑かったし この写真を撮るとき以外は
青シャツは脱いでました。
写真を撮影したところは、橋がグレーだったので
シャツのブルーと馴染み、背景の緑多めの河原がベージュと馴染みました。
ブラウンがかった街並みと馴染ませるなら、シャツの色をもうちょっと落ち着いたネイビーにしたら良かった。
でも、写真は 青が目立ちすぎず良い感じに馴染む場所で撮れたからヨシ!

日々学びです照れ

撮影スポットのプランニングもしましょうか!?
と、言うのも冗談ですがてへぺろ
色の調和具合がわかってくると
お洋服だけでなく、様々なシーンで活用できますよ!

ーーーーーー
パーソナルスタイリングスペース
MilleFleurir(ミル・フルリール)