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ミヤーンのブログ

広島カープやアマチュア野球、MLBなどに関する記事を書いていきます

長期契約した生え抜き選手がいきなり故障したら目も当てられません。小さな怪我ならまだいいのですが、それをきっかけに一気に不良債権化する可能性も否定はできません。

シンシナティ・レッズの場合、ジョーイ・ボトーとの契約に暗雲が見えてきています。

2012年4月、レッズは生え抜きであるボトーと2024年までの契約延長を結びました。10年2億2250万ドルという超大型契約でした。

訂正です、以前の記事でボットーの2015年の年俸はを2000万ドル以上としていましたが、正しくは1400万ドルでした。2000万ドルになるのは2016年シーズンからでした。申し訳ありませんでした

しかし昨季のボトーは故障もあり、キャリアワーストの成績に終わりました。圧倒的な出塁率を誇り、逆にもっと積極的に打てと言われるボトーも怪我には勝てません。また、年齢も三十路に差し掛かり、この怪我をきっかけに衰えがやってくる危険性がないとは言えません。レッズの昨季年俸総額は1億1420万ドル。一方、ボトーの年俸は1400万ドル→2000万ドル→2200万ドル→2500万ドルと上がっていきます。少なくともこの先数年はMVP級の活躍をしてもらわないと困ります。

加えて、ホーマー・ベイリーとの6年1億500万ドルの巨額契約もあります。今季は1000万ドルですが、2018年には2100万ドルまで跳ね上がります。ベイリーは大器ですが、この巨額年俸に釣り合うだけの成績を残しているかというと疑問も残ります。

ブランドン・フィリップスジェイ・ブルースも1000万ドルオーバーの選手です。フィリップスは2017年まで、ブルースは2016年(2017年はオプション)まで契約が残ります。

デビン・メゾラコと4年2800万ドルの契約延長が得られたことはいいニュースでした。恐らく、この契約はバーゲンになるでしょう。トッド・フレイジャーとも2年1200万ドルで契約延長しましたが、2年後にはもう少し市場価格が高くなっているでしょうから、その後はどうでしょうか。

エースであるジョニー・クエイトとは契約延長に至っていません。恐らく2500万ドルの6年契約くらいが最低ラインになるでしょうから、中堅球団であるレッズでは再契約は厳しいかもしれません。先発三番手のマイク・リークも確保できる保証はありません。マイナーにはエース級の素質といわれるロバート・スティーブンソンがいますが、フライ系投手であり本拠地との相性は必ずしも良くありません。超100マイル投手アロルディス・チャップマンも来季終了後にはFAとなりますから契約延長を考えないといけませんし、ブルペンが弱体化していますからシーズン開幕後にクエイト放出ということも十分考えられます。

ボトーはともかく、ベイリーとの契約延長は当時から疑問視されていました。年俸総額を1億5000万ドルくらいに出来ればいいのですが、レッズの市場規模を考えるとどうでしょうか。ようやく復活したビッグ・レッド・マシーンでしたが、この先2年くらいの舵取りを誤ると再び低迷期に突入しかねません。今後に注目です。
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……若い人は知らないでしょうね。パナソニックになったのっていつだったっけ?

今オフ、ワシントン・ナショナルズはマックス・シャーザーと7年2億1000万ドルの超大型契約を結びました。もっとも、支払い自体は1500万ドルを14年に亘ってという内容のようですが。

ここ数年、ナショナルズの年俸総額は急上昇しています。
2011年:6390万ドル → 2012年:8130万ドル → 2013年:1億1830万ドル → 2014年:1億3690万ドル

若手が次々に調停権を得たためにどうしても年俸総額が上昇してしまうのですが、特に今年来年は厳しくなりそうです。

まず、エース格のジョーダン・ジマーマンとの長期契約が結べていません。そのためのシャーザー獲得だったのだと思いますが、シャーザーほどの大型契約はJジマーマンには必要なかったと思うのですが。ちなみに今季年俸は1650万ドルです。

続いて、リーグ屈指の打てる遊撃手イアン・デズモンド、リードオフマンのデナード・スパン、右の先発投手ダグ・フィスターの3人もオフにはFAです。今季年俸は順に1100万ドル、900万ドル、1140万ドル。再契約を結ぶとなると、それぞれ年俸は50%近くアップする可能性もあります。

さらに、スティーブン・ストラスバーグという超大物が控えています。間違いなく年俸3000万ドルは要求してくるでしょうし、年齢的にも8年くらいを希望してもおかしくありません。もっとも、故障リスクの高い投手でもあり、5年を超える契約は怖い気もするのですが……今季年俸は740万ドルです。

リリーフのクレイグ・スタメンドリュー・ストーレンも来季終了後にはFAになります。リリーフ投手ですし、そこまで高騰することはないと思いますが……

ウィルソン・ラモスも来季終了後にFAですが、やや怪我がちでもあり、そんなに強気には出てこないんじゃないでしょうか?

チームが長期契約で確保しているのがライアン・ジマーマンジオ・ゴンザレスジェイソン・ワースです。チョーズンワン(選ばれし者)ことブライス・ハーパーも2018年シーズン終了までは確保できます。

ジマーマンは、かつてブルックス・ロビンソン(オリオールズで活躍した、守備だけならメジャー史上最高といわれる三塁手)に匹敵する守備と強打で知られていましたが、スローイングに問題を抱えるようになり現在は一塁手。契約残は5年7400万ドル。

ゴンザレスは2年2300万ドルの契約を残しています(2017年はオプション)。やや不安定な面もありますが、ハマったときは奪三振の山を築きますから費用対効果は悪くないと思います。

ワースは、獲得時には大型契約を批判されましたが、チームリーダーとしても優秀で、問題児ハーパーも慕うような存在ですから、若干高いとはいえ、まあ我慢の範囲範囲だと思います(笑)。

マイナーの層はまだ厚く、特に投手陣は今後も人材豊富ですが、これだけの有力選手の誰を残して誰を手放すのか、よくよく考えないといけません。個人的にはストラスバーグよりJジマーマンなのですが……一歩間違えたら贅沢税ラインに到達しかねないだけに、判断は難しそうですね。チームの予算はどのくらいなんだろう?それにもよりますね。
月1万円のお小遣いの中からどうしても必要な経費4500円を払ってしまうと残りは5500円。その中でやりくりしていかなければならないとなれば大変ですよね。タバコはやめようか、週刊誌は買わずに喫茶店で…あ、でもコーヒー代が…などと頭を悩ませなければなりません。そんな中でも奥方様は週に2~3回、友達とランチに行ったりしているのですが……今のマリナーズはちょうどそんな状態です(奥方様の下りは無関係ですが)。

昨シーズン終了直後、ケビン・メイザー球団社長は2015年の年俸総額を1億700万ドルにすると発表しました。これは前年比で1600万ドルプラス。ネルソン・クルーズを獲得したのはこのプラス分を活かしたということでしょう。年俸1400万ドルの4年契約。しかし、守備は全く期待できず、怪我も多く昨季の成績にしてもフロックではないとは言い切れません。それでも、今の相場ではこのくらい出さないと獲得できなかったのでしょう。そのくらい気合いが入っているのはチームの経済事情もあると思います。

昨オフ、ロビンソン・カノーを獲得した時は本当に驚きました。年俸2400万ドルの10年契約。エルズベリーの獲得などもあって残留の目は消えたかなと思ってはいましたが、マリナーズとは予想もしていませんでした。流麗な打撃フォームはメジャーでもトップクラスで、打撃成績も高値安定の選手ですが、さすがに10年契約は……まあ、球団側としても最後の3~4年は不良債権化することを覚悟の上だと思います(いい傾向だとは思いませんが)。しかし、カノー獲得でマリナーズは勝負に出るしかなくなりました。なぜなら、巨大契約はカノーだけではないからです。

マリナーズの象徴、キングことフェリックス・ヘルナンデスとの巨大契約も球団の本気度を感じさせてくれるものです。まだ28歳ですが、既にプロ11年目。9年連続190イニング以上を投げており、年齢以上に疲労が蓄積している可能性もあり、球団としてもあまりのんびりとしてはいられないのでしょう。契約残は5年1億2800万ドル。うまくすれば契約期間いっぱい今のレベルを保てそうな気もしますが、それにしても今年は間違いなく勝負の年になりそうです。

先発2番手の岩隈久志、トレードで獲得した先発左腕JAハップ、クローザーのフェルナンド・ロドニー、そして昨季途中に獲得したレギュラーセンターのオースティン・ジャクソンの契約が今季いっぱいとなっているからです。加えて、7年1億ドルで契約延長したカイル・シーガー三塁手や先発候補のジェームズ・パクストンタイワン・ウォーカーという上げ潮の選手もたくさんおり、チーム戦力としてもプラス要素が多い。さらに、ライバルであるレンジャーズは先発投手陣の厚み不足に打線の不安定さがあり、アスレチックスは、あなどれないとはいえ、算盤上の戦力は明らかに落ちています。エンジェルスとて決して盤石ではなく、アストロズもまだまだと、状況的にも最大のチャンスが訪れていると言えます。

ただ、やはり総年俸の約45%を2人の選手が占めてしまう状況は好ましいとは言えません。中心選手2~3人にロールプレイヤーを周囲に配置すればいいNBAと違って、野球の場合はやはり全体の選手層を厚くしないとシーズンを乗り越えられないからです。球団としては年俸総額を徐々に上げていかざるを得ないでしょう。来季は1億2000万ドルくらいでないと戦力を整えられないでしょう。いずれにしても今季は勝つしかありません。でないとカノーとヘルナンデスの大型契約の意味がなくなります。ポイントになるのはダスティン・アクリー外野手と私は見ています。アクリーがブレイクすれば(それだけの潜在能力はあります)優勝の目はかなりあるんじゃないでしょうか。