【今日のひとこと】
本日のキーワードは
「覚悟が動かす」
当たり障りなく、万人に好かれるようにと…
もちろん、ミラだって
そうありたいです。
そのスタンスで万事うまく運ぶなら。
けど、人の心を動かすのは
誤解されたら嫌われるだろうなと思いながらも
覚悟してキワキワまでせめて、
その覚悟を理解してくださる人に巡り会えた時に
初めて運命の輪が回ることもあるような気がしてます。
例えば
私が就職活動していた大学4回生の頃、
アレコレな面接マニュアル本を読んで
「面接では標準語でわかりやすく」
自分をアピールしようと勉強しました。
けど、バブル崩壊直後だったため、
200社に資料請求のはがきを出し、
パンフレット的な資料が返ってくる会社が1/3。
面接まで漕ぎ着けれる会社はそのうちの2社ぐらい。
面接のチャンスを得ても
一挙20人並んだ面接を受ける同じリクルートスーツの就活生の中で
個人アピールタイムは1分。
大学名と学部と氏名を云うだけ…
特別な資格や特別な経歴が履歴書に記載されてる人にだけ、面接官から質問があり、
私はなんもアピールする時間も与えられなくてさ。
だけど、落ちまくった挙げ句、考えたの。
20人一気に面接する会社じゃなく、
たとえ、3分でも
個別にマンツーマンで面接してくれる形式の会社に
ターゲットをしぼり、
面接マニュアルに逆らって慣れた関西弁で
つたなくも【想い】を自分のことばで話したろ〜、と…
【関西弁のせいで落ちても構わない！どうせ今まで落ちまくってきたし！】
と覚悟を決めました。
そう決めてから、初めての面接。
私は、関西弁のまま、
先に私の弱点…デメリットもありのまま話し、
だけど、こんな面もあるから
そこを御社のお役に立てるようになりたい！
と言いました。
ああ私、せっかくマンツーマンで話せる面接に漕ぎ着けたのに弱点とか話してバカみたい…と思ったけど
【私の人生なんだから。アピールばかり出して採用されても、後に期待に応えれなくて苦労するのは私なんだから】
と腹を括りました。
結果、その会社の所長は
「君を採用したい。しかし、社の規定でこのあと筆記試験がある。
これをどうにかクリアしてほしい。
筆記試験さえクリアしてくれたら、
翌日からでも来てほしい。
君とまた会えると、僕は祈ってる
次は仕事仲間として会おう。待ってる」
と仰有ってくださり、
結局、私はその会社でお世話になることになりました。
私の場合は、なんかよくわからんけど
生粋の関西弁を抑えようとしたら
自分のパワーがうまく出せなかったんだよね…
けど。いま。
東京に出てきて。
仕事の場では全く故郷の方言を出さずに話されている人も多く、
その方々から見れば
相変わらず関西弁満載で喋ってる私の「甘さ」も
わかった上で
敢えて今も私は変わらず関西弁で仕事している。
関西弁なら面接でありのままパワーを出せると
思った学生時代のそれとは違う、
大人になったら通用しないものも
理解した上で。
それは意外に大人になっても
法人化して株式会社の代表取締役になっても
東京でも
逆に「人の暖かさ」を感じることが多かったりします。
学生時代よりもっとずっと子供みたいに、素直に。
あの、冷たそうなイメージの【東京】で、
なんと、私は活動させていただいている。。
「東京には空がない」と言う言葉の智恵子抄を
ただ単に、東京は都会で冷たい場所と勘違いした解釈をしていた学生時代の私。
【東京にも空はあるんだよ】
そう智恵子さんに言いたくて
東京に出てきたんじゃないかと思うぐらい
「東京には空がない」は心に残っていた(^_^;)
その解釈の浅はかさも大人になって知り、
それでも、まだ敢えて言ってみてやろうか。
【東京にも空はあるよ！
きれいだよ、見上げてみて(*^^*)】
こどものころ、学生の頃に描いたもの。
その頃の浅さも今は知った上で
それでも敢えてあの頃のまま貫いてみてやろ、
ってもの、思い出すもの、なにかありませんか？
封印していた心を解いて
覚悟を決めて開放してあげてくださいね(*^^*)
素敵な1日になりますように＼(^o^)／
ミラ
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