私は、じつは
昔からずっと食器にあまり興味がなくて(^_^;)

かつては、100円ショップで買ったお箸を
愛用してました。

しかし、
食器って、
自分の口に運ぶものを入れる器だし、
特にお箸やご飯茶碗などは
毎日触れるものだし、

「なんでもいいや」と無造作に扱うよりは、
手にフィットするもの、見るたびワクワクするものを使って大切に扱うほうが絶対運気の土台が上がると思うんです。
〜〜〜
話は逸れますが、
かつて私は
お財布にも全く興味がなく、
スーパーの一角で1000円のお財布を買い、 
そしてあまり大切に扱ってなくて、
お札より、
使いもしないポイントカードや割引券などの方が厚みがあり、
チャックがいつもパンパンで、
「チャックが壊れたら、また1000円の財布に買い替えたらよいわ」
と考えてまして。

決して1000円のお財布がだめってわけじゃなく
「消耗品だから使い倒して、壊れたら安いのをまた買えば良い」みたいな感じで
こだわりもなく、大切にしてなかったことが
良くなかったのですが、
お金にもお財布にも「感謝も愛もなく」
【来ては去るもの、日々をやりすごすもの】
みたいに考えていたので
当時、いつも私のお財布は薄汚れていました。

それがある日、なんで急に?かわからないけど
財布は1000円のを使うねん、が
定番だった私が
初めてどうしても欲しくて
悩んで悩んでイルビゾンテの4万ナンボの財布を
買ったとき、 
要らんレシートやポイントカードを 
こまめに抜いたり、
初めてお財布を時々拭いたりするようになりました。

そのあとぐらいから
ブレスにオーダーをいただけるように変わりました。
財布に関する話をしだすと
まだまだ言いたいことがありすぎて
長くなるから、今回はここで終わりっ(笑)!
〜〜
さて。話は戻しますが(笑)

お財布は「お金のお家」ですが、
お箸やお茶碗は
「自分の土台」で  

入ってきてくれるお金に感謝しても、
「それを受け取らせていただく自分」にも 
ありがとう、を忘れたらいかんのかな、と。
(働ける体や頑張れる気力があることも、あるのが当たり前ではありませんもんね。)

て言うことで
熊本時代に神社をご参拝するようになったあと 
私は初めて
高千穂神社のお箸を買いました。

川越にひっこしてきて、
そのお箸が使い倒してボロボロになってきたあと、
関東ではまだピンと来る神社のお箸に巡り会えなかったから
ニトリで家族全員のお箸を新調しました。

けど、不思議なことに
なぜか
家族全員が
「これ、誰のお箸やったっけ?
ま、いっか」と
適当に他の家族のお箸を使うようになってしまいました。
(もちろん洗ったあとのお箸を使ってましたが)
今まで、誰のお箸ってのが
うやむやになったことないし、
家族それぞれに違うデザインのお箸を買ったのに
何故か急にそんな流れになってしまった。

お箸を新調しよう!と決め、
「ちゃんと自分の個を大切にしなくちゃ!」
と、お箸専門店で
今回は家族全員のお箸それぞれに
「名前を彫っていただきました」

私は今回はどうしても自分のお箸に
「自然に光るもの」を欲してて
アワビのお箸を選びました。



あと…
お茶碗も新調しました。
めちゃくちゃ悩んだけど…
この、土の感じがすごく手にフィットしたので
ちょっと奮発しました。

本当は毎日お水を飲む
「コップ」も新調したかったけど、

ちょっと惹かれたコップはあったものの、
そのコップがかなりなお値段だったことと、
私の中で
高いけど、これしかない!と
値段が気にならないぐらいのワクワク感がイマイチ湧かなくて
「うーん、このお値段を支払うならば
もうちょっと他のも見て悩みたい」
と思ったので
コップに関しては保留にしました。
何でも高いものを買えばよいってわけじゃなく
ワクワクするかどうかが大切だ、と思ったんです。

そしたら…
翌日、夫が
「会社の創立記念日でもらったけど、
自分にはサイズが小さすぎるから、あげる」と
桐の箱を私に差し出しました…

中から出てきたのは
錫のコップ

「なんこれ!マジ?
純正の錫やん!
錫って雑味を浄化する力があるねんで!!」
と私は興奮して叫びましたが

夫はスピリチュアル用語を嫌うため
「浄化とか興味ないわ」と言う風な感じで
全く未練なく私にホイっとくれました(笑)

手にピターっと吸い付くよな感覚!
「これは間違いなく私のコップ!!」

夫はスピリチュアル的な話は嫌うけど
ただ…
「ものを大切にする」ことはヨシとするタイプなので、
あげたものを私が棚にしまいこんで全く使ってないよりは
私が気に入って、毎朝これでお水を飲んでることには
「あげたけど、大切にしてるから満足」と
思ってる感じだし
私は夫に気遣って無理して使ってるわけじゃなく
毎日、すごく手にフィットするので
めちゃくちゃ気に入ってます。

15年ぐらい前…
夫が当時勤めていた会社で
今回と同じように夫が
「創立○周年記念で会社からもらった」と
バカラのグラスを持って帰ってきたとき、
私は
「こんな高級なグラスは割ったら大変だからなんか特別な時に使うかね」と一度も使わぬまま
食器棚の奥にしまいこんだ。

子どもが生まれ、まだ小さい子どもが割らないような
プラスティック製のアンパンマンやプリキュアとかが印刷されたコップが主流となり
次第に私は、食器棚の奥の奥にしまったバカラの存在さえ忘れてしまっていた。

一度も使わぬまま
結局、熊本地震で食器棚ごと倒れ
バリバリに割れたバカラのグラスを
もう、そのときは
バカラのグラスだったのに、とか悲しむ余裕もなく
無造作に処分した…。
あのバカラのグラスは
うちに来てくれたのに
全く幸せじゃなかったはず(T_T)
ごめんねバカラ。

使わないまま忘れてしまって震災で割れるよりは
今回の錫のコップは
愛用しすぎて傷ついても(傷もつかないぐらい頑丈だから安心ってのもある)
毎日愛でようって思いました。

そしたら、今は亡きバカラちゃんが
逆にこの錫のコップに
宿ってくれるような気がしてます。

コロナ禍で
おうち時間が増えました。

遊びに行けなくなった分、
お箸やお茶碗を
新調してみるってのも
素敵かも。

食器のブランドとか全く興味がなかった私も
今回新調したお箸やお茶碗は
丁寧に手洗いしてワクワクしてますよー\(^o^)/

ミラ