今日は「今年最後になるかな」と
クライアント様と高千穂巡り。

やっぱり行く度に
何か意識が変わります。
だんだん考え方がシンプルになると言うか
幸か不幸か、私は夕方までに帰らねばならないので
高千穂では滞在時間を分単位で計算し、移動時間が最少で済むように考えたり
神社でも余計なこと考える暇もなく
滞在出来る限りある時間を
目一杯満喫したいと
エネルギーに集中している。

ある意味日常のゴタゴタから頭を切り離して「無」になってるのかなと。

だからなんか
行く度に(ドラクエで言う)経験値がぐっと上がって帰ってこれる。

今日は、こないだはお仕事で一緒にいけなかったクライアントA様が今日はお休みがとれて
荒立神社の予約が10時に取れまして。

クライアントA様は間に合うんですが
熊本市内に済み、子どもが居る私と別のクライアントB様は
子どもが学校に行ったあとにしか家を出れないから
朝10時の予約には間に合わないし
まぁ、私たちは2週間前に祝詞あげてもらったし、
先に言っておいて
終わる頃には荒立神社に着くようにするね
と最初は話してました。

しかし、やはりせっかくなら
私も宮司様にお会いしたいし
あの本殿に入って
猿田彦さまにお礼も言いたい(前回祝詞あげてもらったあと、売上がとてもよかった)
「何とか間に合うように頑張る!」

7時5分に家を出た私は少し遠回りだけど
、クライアントA様のお宅に向かった。
(高千穂に行く道、少し遠回りだけど
途中にA様のお宅があった)

通常ならA様のお宅まで車で1時間。
でも朝は渋滞するから1時間半掛かる。
8時20分には自宅を出ないと10時の予約に間に合わないA様。
「8時20分に私が間に合わないようなら、先に行って。現地で待ち合わせしましょう」

同じ熊本市内に住むB様は
お子さんが7時半に家を出るので
7時半スタート。
彼女は別ルート、最短距離の阿蘇の迂回路を通って荒立神社へ。

私の方は渋滞がひどく
「だめだ8:20には間に合わない!先に行って!」
「あと少しだけ待ってみます」
と、結果私が彼女の家に着いたのは8:30。

高千穂まで1時間半で着くかしら。。

B様は最初は間に合わないから
私は祝詞あげてもらうの今回は諦めると言ってたけど
「最短ルートならギリギリ間に合うんじゃ?」と昨夜ラインで話し
「もう一回、道を調べておきます!」と
彼女にも昨夜「スイッチ」が入った。

結局、不思議なことに
私達3人とも20分前に荒立神社に到着p(^^)q

11/3に初めて行った時は
門前払いのように感じたんだけど
はちみつやさんも優しいq(^-^q)

待ってる時間、社務所でお茶のんで待ってて、お菓子も食べてて、と
はちみつやさんが中に案内してくださり
色々お話を聞かせてくださった。

待ってる間も電話が鳴り響いていた。
はちみつやさんは
電話をとらなくて
宮司様がいらっしゃるときだけ
電話に出てもらえるみたい。
朝6時から夜は22時ぐらいまで
電話がひっきりなしに掛かってくるそうです。

8割以上が県外で
東京などからも宮司様に会いに来られるとのこと。

最初、神社の者は誰もいませんと
全然相手してもらえなかったけど
ここに入ってお茶をいただき
なんか
ここに来たら落ち着くなとまで
思うようになったワタクシ(←厚かましいね。笑)

さて、前のかたが終わり
宮司様が呼びに来てくださいました。

礼儀だからコートは脱いでたのですが
寒いよ?ひざかけ貸してあげようか?とか
宮司様もあったかくしてどうぞとか
とにかく優しい(T_T)

さて、私達の順番になり
宮司様が祝詞をあげてくださり
私は今回は左端に座ったせいか
ご本尊の
左側にうずめさま。
右側に猿田彦さまがいらっしゃるんだけど
今日はうずめさまと目が合う(気がする)

初めてここに座らせていただいた日に
一緒に来たクライアント様が
うずめさまが
「よう来なはったね(よく来たね)」と言ってくださった気がして涙が出た
とおっしゃってましたが
今日は私はうずめさまが
よう来なはったねと
こちらを見てくださってる気がして
目が放せなかった。

そして、いよいよ
「例の時」が来ました(笑)

イメージ 1

いや、何を持たせてくださるかとか
関係ないんだけど
なんかね、ドキドキしちゃいます。

宮司様は
うずめさまの前にいらした
小さな木の像(膝の上に乗せれる大きさ)のひとつを大切そうに手に取られ
それをまずは私に。

隣にいたB様にはオタフクのような優しいお顔のお面を。

最後にA様には天狗のお面を。

天狗のお面は猿田彦さま
優しい女性のお面はうずめさま
とは、以前お伺いして存じてました。

では私の膝に来てくださったこの神様は、いったいどんな神様なんだろう・・・

気になる・・

うずめさまが私をじっと見てくださった気がしたんだけど
うずめさまのお面はB様が渡されたしなぁ。。

ただ、私は
膝に乗ってくださったこの木の像を・・
神様に対して失礼な書き方なんだけど
抱き締めたいぐらいに可愛い、いとおしいと感じ
とにかくずっとお体を撫でてました。
肩の部分を支えさせていただき
とにかくいとおしくて。

祝詞が終わり
木の神様をお返しし
玉串を捧げさせていただき
お話をいただき
私は思いきってお聞きしました。
「私が預からせていただいたあちらの神様は、なんの神様なのでしょうか?」と。

宮司様は「あまのうずめ様です」と
猿田彦さまとの出会いのときの
うずめさまが明るく物怖じされない女神様であった神話のお話を聞かせてくださいました。

(うずめさまだったのか・・・!)
膝の上に来てくださり
手のひらの中に居てくださったひとときの、あのいとおしい感じを思いました。

今日は結構長くお話を聞かせていただきました。
外にかけている絵馬のこと
中側にずっと保管されている絵馬のこと。
お子さまが生まれた時にご両親がお子様への願いを書かれた絵馬は中側に保管してあると教えてくださいました。
そのお子様が大きくなって
ご自分のお子様を生まれたあとも
ご両親が昔書かれた絵馬が残っているのだと。
「素直で健康に育ちますように」とほとんどに書かれてある、と。
確かにざっと眺めるだけで「健康」と言う文字が沢山飛び込んできた。

核と言うか芯と言うか
人間の一番のお願いはそこなんだと言うこと。

詳しくはかけませんが
行きの車のなかで私はクライアント様と話していた内容を
宮司様にお話ししてないのに
そう言う感じのことをクライアント様におっしゃったので
私はすごいな宮司様と(*^^*)

あとね
玉串を捧げさせていただくあの榊ね
使い回しではなく
宮司様が
前のかたに使われた榊は下げられて
新鮮な榊を切ってきてくださり
3人分、目の前で
白い紙のやつを結んでくださり
作ってくださって

そうかちゃんと一人一人に
手作りで宮司様が玉串を用意してくださってるんだ、と初めて知りました。

ここに来させていただくと
ここに来させて頂けた有難みに
背筋がのびる。

全て終わったあと
はちみつやさんとお話をさせていただいていて
「雪が降ったら運転出来ないから
しばらくは来れませんが
3月にもう一度来たい」と私が言うと
はちみつやさんも熊本から通われているそうで
「国道は整備されてるから全然大丈夫ですよ」と。
雪が積もったら
危ないのは
荒立神社の入り口からここに来るまでのその間の道は雪があるけど
宮司様が除雪材を撒かれてますしね、と。

はちみつやさんからすると
「え?冬は来れない?なんで?」
みたいな感じでした。

意外に私はまだまだ何回もここに来れたりして(笑)(*^^*)

大好きな荒立神社に「絶対また来ます」と頭を下げて
次は「向山神社」へ。。