タイトルの割には
話の内容はスケールがちっちゃいのですが(笑)

Millaね、ウォーキングしつつ
毎回、手放した自宅の横を通り
チラチラと修繕工事の進み具合を見るのを楽しみにしてまして..

で、毎回未練がましく眺めていたものがあります。
それはタイルで掘って作ってもらった「表札」。

引っ越すときに持っていこうと
剥がそうとしたんだけど
小さなマイナスドライバー1本では
びくとも剥がれなくて
(旦那は単身赴任だから)
女の力じゃ無理だなと
諦めてそのまま引っ越しました。

でも...名前が掘ってある表札は
どうせ工事期間中に、剥がして捨てられてしまうものなはず。
(捨ててしまうものだから、頼んだら貰えるのではないか?)
と、業者さんがたまたま外壁などを工事してるときにウォーキングで通りがかったら
ダメ元で聞くだけ聞いてみよう、と。
業者さんがお持ちの工具なら
あの表札、剥がせるはず、と。
(いずれは剥がさないと売りに出せないはずだし)

で、今日やっとね
ウォーキングしていたら
業者さんが
裏の給湯器を触ってらして....

「いまだ!チャンスだ!」と、Millaはドキドキ☆

みかけによらず
意外に臆病者なんです、私。
(作業中なのに悪いなぁ)とか
(売り渡した家なのに表札をくれ、とか厚かましいよなぁ)とか
うじうじ考えちゃって
一度は声をかけれず通りすぎちゃいました。

しかし...通る度に毎回思ってるんです、私。
あの表札ほしいなあ、東京の家につけたいなぁって(笑)
どうせ私以外、誰も使えないんだもん
捨てられちゃうんだもん
でも私は思い入れがあるんだもん
「私は欲しいんだもん!!」

【断られたって別にいいやん?
今、聞いてみなくちゃ
次はもうチャンスはないかも。
後悔するより、断られて納得した方がいいよね(>_<)】

坂の下の方までウォーキングしてきたけど、意を決して、また元の自宅まで引き返した。

業者さんは下向いて必死に作業してる..声かけにくいなぁ💦
ドキドキ☆

「あの~(>_<)💦作業中に本当にすいません😣💦⤵」
私はおずおずと声をかけ
表札をいただけないでしょうか?と聞いてみた。

「いいですよ」
作業してるお兄さんは
工具をすぐに取り出して
「ただね..はずすとき、割れてしまう可能性が高いんです」
本当に申し訳なさそうに告げてくれるお兄さんm(__)m

「もちろん割れたら諦めますm(__)m
諦めがつきます(笑)」

目の前ではずそうとしてくれたけど
やはり表札はぱりんと割れてしまいました。

諦めて
お礼をいって帰ってきました。

目の前で割れるところを見れて
なんか気持ちに「ケリがついた」気がしました。

毎回、通る度に(表札ほしいなぁ)と思っていた気持ちは
軽い気持ちではあります。
「表札のことで悩んでいた」←みたいな思い気持ちではない(当たり前w)

けど通る度に思っていたってことは
やっぱ、軽くだけど「執着」していたわけで
ダメとわかってスッキリした🎵

それと、引き渡ししてもなお
元の自宅に我が家の表札がついたままで
それはちょうど私の(未練がましさ)とよく似ていて
かさぶたを剥がすみたいに
取り払ってくれて
少し寂しいけど
ケリがついたな、って気持ちですp(^-^)q

さあ、新しい表札を
探さなくちゃ🎵