先程は娘たちと
志村けんさんの「だいじょうぶだ」を観ていた私。

娘たちがスイミングに行ってる時間と
娘たちが寝たあとに
5話、一気に観ました。
止まらなかった。

紙の月(原田知世さんのドラマバージョン)

実はこれね
今日、TSUTAYAに娘たちとDVDを借りに行き
私は私でなんか借りようと
アレコレ眺めていたら
1つだけ棚から浮き出してる(ちゃんときっちりおさまってない)DVDが1枚だけ目につきまして。

最初目についたそれは 、
映画版の「紙の月(主演:宮沢りえさん)」でした。

私ね、映画とかあんまり観てなくて
疎いんです。
だから紙の月がどんなお話かも知らなくて。

ただ単に職業柄、月は意識してるので
タイトルに「月」が入ってるから
ちょっと手にとって見てみた。
チラッと見た限りでは
「四十女が、年下男に貢ぐ話?横領1億円?
お金ってエネルギーだから
多額を貢いだらエネルギーがおかしくなって、互いに不幸になっちゃうよねぇ。
幸せにするために
回すために
お金を使わなくちゃねぇ(←もちろん、私には縁がない話だと思いつつ)」
なんて、わかったようなことを思いながらDVDを棚に戻した。

ところが全く別の列でまた
DVDが2本、浮いてまして
それが目につきまして・・

タイトルはやはり「紙の月(原田知世さんバージョン、ドラマ編2本5時間分)」

それを手に取り
あら、また同じタイトル??
と、さすがに高次からの「これを見ろ」ってメッセージだなと気づきました。

なんだろ、ストーリーの内容うんぬんじゃなく
月に関してなんか
勉強になることがあるのかしら?
何て思いながらレンタルしました。

このお話を、ご覧になっても
全くピンと来ない(他人事、不幸な人も居るもんだねぇ)方もいらっしゃると思います。

事実、この仕事に就く前の私には
全く他人事のドラマの世界としてでしか、受け取れなかったはず。

ただ、今の私には
めっちゃ、深いテーマでした。

私の感想としては
このお話は
ただ単に、年下男にうつつ抜かして貢ぐ話ではなく
「お金のエネルギー」に飲まれてしまう人の「心」や
無償の愛で他人のために使うお金も
その人に幸せをもたらすのではなく
エネルギーバンパイアに変えてしまうこともある、とか

依存する麻痺する、その感覚や

逆に
お金を節約する、堅実に過ごす(過ごし過ぎる)人もまたお金に振り回されていると描かれていたり

私自身のOL時代に自社株で巨大なお金を手にして羽振りがよかった上司のことや
そのあとの上司の顛末や
いろんな経験も蘇り・・
私にとっては
それらが全て凝縮されているようなドラマでした。

「所詮パート」扱いされる主婦。
OL時代ぐらい稼いでも
それでも
パートごとき、当てにしてないから
と言われる感触。
仕事でどんなに頑張ろうが
認められようが
「上海に転勤になったからついてこい。
仕事?所詮パートだろ?」
と、言われる感触。

こっちで私は仕事があるからついていかないと
言い切ったその決意。

そのあとこの主婦が横領と言う形で巨額を手にするから
ドラマになってるんですが

横領と言う形ではなく
その後、ご自身の能力で稼ぐようになられた主婦の方も世にはたくさんおられると思います。

その後の(自分の力で歩けるようになったあとの)世界の見え方のちがい。
手にするもの
失うもの

ストーリーの内容は関係なく
お金のエネルギー
【万能欲】

お金のエネルギーに振り回されず
プラスエネルギーとして
ちゃんと【使う】には
自分を認める、自分を愛する
軸がないと
大変なことなんだろうなと
私はすごーく勉強になりました。

私の場合は
いま、これをみて
色々考えるべきなんだろうな、と。

見るべき時期もあると思います。
観ても全く何も感じず
ただの不倫話?
愚かな女の話と感じる方も居て当然。

私は不倫話はただの一端で
万能感、万能欲
色々調べて勉強したくなりました😃

夏休みの読書感想文みたい?(笑)(^w^)