峠は決定をしいるところだ。
峠には訣別のためのあかるい憂愁がながれている。
峠路をのぼりつめたものは
のしかかってくる天碧に身をさらし
やがてそれを背にする。
風景はそこで綴じあっているが
ひとつをうしなうことなしに
別個の風景にはいってゆけない。
大きな喪失にたえてのみ
あたらしい世界がひらける。
峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。
みちはこたえない。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。
峠のうえの空はあこがれのようにあまい。
たとえ行手がきまっていても
ひとはそこで
ひとつの世界にわかれねばならぬ。
そのおもいをうずめるため
たびびとはゆっくり小便をしたり
摘みくさをしたり
たばこをくゆらしたりして
見えるかぎりの風景を眼におさめる。
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新しい世界のドアを開くためには
必ずひとつの世界にお別れをしなくてはならなくて
なにもかも次の世界には
持っていけない。
最低限のものだけを持っていく
ぐらいの
覚悟が必要というか
覚悟はなくても
無理矢理選別させられると言うか。
そこにおいてきたものは
必ず新しいエネルギーが補充されます。
しかしやはり
「新しいエネルギーが入るだろうから、じゃ、さよなら！」
ってわけには、いかんよね
人間だからすがり付きたい気持ちもある。
カードで言うなら「死と再生」
オイルは不死鳥が降りてきてます。
復活、復縁、あきらめたものとの再会。
そんなエネルギーも感じます。
ただ、今のままのエネルギーでは
ダメみたいです。
形を変えてパワーアップしての復縁じゃないと扉は開きません。
逆に言うと縁を保ちたいなら
一度は手放さないと
いけないみたいです。
今までと違う形って頭で考えても
ワケワカランのです。
思考や見え方が変われば
意外に時間はかからないみたいです。
キーワードは峠。
カード3枚ともに黄色い丸が出ていて
エネルギーが強いです。
それが何かはわたしにはわかりません。
持ち主の方にはピンと来ていただけるかな🎵
ブレスには染色やガラスビーズも入ってますが
この【赤と金と光】が必要らしいので迷わず入れました。
【お値段】32400縁(レターパックライト送料込)