これから大掃除、という方も多いかと思います。
洗面所やキッチンの片づけで
もう使わないヘアスプレーやスプレー式洗剤が
出てくることがあるかもしれません。
実は、スプレー缶には高圧ガスが使われており
捨てる際には細心の注意が必要です。
札幌市で起きた爆発事故。
時間が経過するごとに詳細がわかり、
スプレー缶の処理の仕方に原因があったということが判明しました。
これ、他人ごとではなく、一般家庭でも十分起こりうることです。
スプレー缶って、結構日常的に使っていますよね。
夏に大活躍する虫よけスプレー
これも、高圧ガスLPG(液化石油ガス）
を使用しています。
制汗剤や掃除用スプレーにも使われています。
スプレー式の製品を気軽に購入しますが
扱いは、結構注意が必要です。
処分時は、さらに慎重にならないといけないんですよね。
商品の後ろに書いてある
室内で大量に使わないという
注意書きに沿って行動すれば
なにも問題はおこらないので
いたずらに心配することはありません。
屋外でガス抜きをしてゴミとして出すだけです。
ただ、問題なのは
中身が入っているスプレーの始末です。
毎年、配布されるごみ分けガイド。
今年度版の中に、スプレー缶・カセットボンベの
処理の仕方が記載されています。
中身を使い切って、穴をあけずに出してください
透明または半透明の袋に入れて出してください
こんな感じですね。
これまでは、スプレー缶は、穴をあけて出すことになっていましたが
（テーマ曲がかかります＾＾）
ただ、全部使い切るって、かなり大変なのです。
札幌市では、使い切れない場合は、
清掃工場、消防署（出張所）、地区リサイクルセンターに
持ち込むことを推奨しています。
持込先一覧です。
私も、今回、消防署に持込み、
防災片づけを伝える者として確認してきました。
消防士さんは
「必ず使い切って穴をあけずに中身の見える袋に入れて
燃えるゴミの日に出してください」
「中身が入ったものに関しては
消防署にもちこんでください」
とおっしゃっていました。
（ブログで発信することも了承いただいております）
札幌市では、収集車が燃える事故や
穴あけ中の事故などが起こることから
ゴミの出し方を、より市民が出しやすいように変えてくれました。
今度は、ゴミを出す側の私たちも
意識を変えてゴミを出していかないといけませんね。
これから大掃除で、片づけをすることが多くなると思います。
掃除もすると思います。
処分に困るスプレー缶が大量に出てくる恐れがあります。
その時には、勝手に処分するのではなく
地域のルールに従って処理しましょう。
ゴミ出しは人格を表します。
スプレー缶でも、扱いを誤れば
大きな事故が起こることが分かりました。
命に係わるケガに繋がることも十分わかりました。
防災・減災に繋がる片づけをしていきましょう。
そして、買い物のゴールはそのモノを処分するところまでです。
処分に困るようなモノを極力買わない、もらわないというのも
賢い消費者の選択です。
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