ユニコーン クロスロードツアー 3/3旭川 試される大地で奥田民生に試された件 ネタバレあり | とらんぬのブログ

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肉を食え!!たまにエモ!人生はロックと快便!

日本ロック界のカリスマミュージシャン、スーパーボーカリスト、男子の憧れるギタリスト、

あらゆる賛辞で彩られるスーパースターに試される日が来るなんて思ってもみなかった・・・

そして試される方向性が狂ってた・・・

 

北海道、試される大地・・・

ユニコーンのライブは首都圏京阪神より地方のが圧倒的に楽しいが

飛行機乗ってグルメや雪でひたすら遊んで変なテンションを続けているせいだろうけど

北海道は特に楽しいので、ツアー日程にあればできる限り行くようにしている。

 

今回ここまでに行っているのが、三郷・前橋・水戸・秋田・名古屋2daysで、ここから1か月空く。

(*チケット代だけでなく旅費とか交通費とかこの時点まででも考えたくないw)

なお名古屋2日目が4列目下手と超神席で、あべのソログッズのどんちゃんTシャツが

おそらく目に入ったのか、あべが目を見て軽く会釈してくれ、年甲斐もなくトゥンク・・・となったw

毎回阿部に対しては精神の深淵な部分での称賛ばかりしているが、

明らかに自分の方に何らかの圧倒的に好意を含む善なる瞳を向けられると

ひゃーーー!!!ってなって、表面の本能の部分が動きまくるね・・・

かんたんなもんだぜにんげんなんてw

 

で、一か月空いて北の大地にやってきた。

札幌公演は3階席で、なんか規制があったのか全員着席でヌーン・・という感じだったが、

旭川は一番下手端の席だがなんと6列目とかなり前方なので

もしかするとまたキャー――――!!という感じになるかも、という淡い期待持つも、

そもそも一番端なので音は微妙だろうなあ、とちょっと残念に思いつつ、

それでもたまに花道に来てくれるかも!との期待をしたが、それを上回るどころか、

最後に意味不明なカオスで既に数日経った今も混乱している・・・

 

とりあえずは旭川公演の面白い場面を箇条書きしていく前に、札幌公演の意味不明な話を。

あべが交差点で拾ったのはカニの被り物。(*まずこの時点で意味わからんw)

それを被ったあべをみて、普通の人は面白いとかかわいいとかの感想のはずだが、
奥田さんが言い放った「凛々しさは損なわれていない」という感想・・・

え、どう見ても凛々しくねえよwwwwwww
奥田さんには何が見えていたのか・・・?視力大丈夫か・・・?
そしてかにを被っていない普段のあべは『凛々しい』という最上級の形容表現するほどか・・・?
大丈夫か奥田さんwwwwwwwwwww
あまりにも面白かったので残しておく。

あと、アンコール1曲目で松山千春の物まねで♪はて~し~ない~♪と歌った後

「あ、違う」と言って一瞬でその意図を理解した阿部が鍵盤を爪弾くところ、まじで感動した・・・


さて旭川。

そしてこれまで参戦した他の地域よりも圧倒的に地元の人率が高い。手拍子や反応でよくわかる。

31年ぶりの公演だということで、首都圏ではあらゆる有名人のライブは日常だが

地域の第一都市ではない地方にやや知名度のあるアーティストが来ることが

本当に大きな出来事だというのを、それこそ数年前の釧路や小樽でも感じたし、

自分の当たり前は別の地域ではそれこそ奇跡に等しいのだ。

だから遠征できた自分はあくまでもお客様なので音の微妙な端でも十分満足すぎる・・・

と思ってたら近いちかいちかい!!!!!!!

何回見てもいきなりあのアイドル的な登場は度肝抜かれる!!!!

しかも端の花道に結構みんな来てくれてえぐいくらい近い近い近い特等席やん!!!!

つか、近さは置いといて、危惧していたスピーカーど真ん前故の音のバランスの悪さも

そこまで問題なかったのでめちゃくちゃ安心した。

 

あのかわいらしいおもちゃ箱な音楽劇から幕を開くと、宇宙の光に突入し、

いつもまにか夕焼けの物語がやってきて、目まぐるしさが快楽になってくる。

●イ●ー●●ン●のあべピアノが少し変わったのか、

席の角度のおかげで気付けたのかわからないが、こんなに品がある鍵盤を、

強いギターやドラムの音と音のはざまを縫うよいに入れ込んでたのか、と驚いた。

あべの●●W!で1番と2番のサビで少しドラム変えているところがめちゃくちゃ好きなのよなあ。

会場は他の地域に比べてかなり古い。あべたみがカッサカサwとか言ってたがw

奥田さん「俺たちはこういう古い会館のが好きよ。」という通り、味のある会館でした。

個人的にはトイレの和式率が高いのがちょっと残念w

そういえば阿部が「トイレも貸切っている!」というのを毎回言うが、

毎回聞いているくせにしっかり驚く奥田さんはファンの鏡w

あと安全地帯に対抗して湿地帯というバンド名にしようとしたら

「シケってる」ということで改名したらしいよw

そして奥田さんの物まね相変わらずうめえなw歯をくっつけたままやるといいのねw

 

でアメリカからやってきた健人、意味の分からないクイズを毎回やってくれるが、

「旭川で最も多い苗字は?」と、もしかしてひねってるクイズか?と思ったら

普通に「佐藤」だったw(割合は高いらしいが)

なお旭川は最大の米の産地ということだが、金カムはまった時に北海道開拓使を読んで、

旭川に軍の拠点が置かれたことで耐寒できる米へと品種改良が進んだことで

今回健人も「旭川は北海道最大の米の産地!」と高らかに叫んでおったのじゃ・・・

 

かにさんの話では札幌~旭川の移動でホワイトアウトに直面したとのことで、

自分は2日の夕方に見本林を歩いたんだが、その帰り道になかなかえぐい吹雪があって

よく北海道で家から数百メートルの場所で亡くなる人がいたりしたけど

3月のこんな時期にもこれほど強いのか、と結構びっくりした。

ところでかわにしさん、あべといちゃつき過ぎではないか・・・w

奥田さん苦笑してたぞw

 

で、毎回メンバーはかなりの頻度で花道に来てくれるんだけど、

えびちゃんがヘルメットかぶってこちらにやってきたとき、ばっちり目が合ってしまう・・・

よく数10m離れてるのに「目があった!」と言ってる人もいたりするのはあたおかだろうが、

さすがにこの2m未満の距離だと、明らかにその人は自分を見た、というのがわかる・・・

イケメン過ぎて一瞬で腰抜けて座っちゃったよ・・・

 

今回個人的に一番うれしかった復活曲●ER●ではかにさんが来てくれて、

かにさんは一人ひとりというより広範囲の全員を一気に見る感じで、

これは多くの人間が川西の女になって帰るやつだわあ、と思いながら、

上手花道にいるえびちゃんとコミュニケーションとり一気に去って行った。罪な男ぉ。

曲が始まると奥田さんがすげえ阿部に絡んでて吉川さんのまねしたりしてたw

なんとかあべの気を引こうとして遊んでてクソワロタwそういう曲じゃねえw

本当にこの曲の照明さんの楽曲理解が素晴らしくて、

それこそ音が微妙であったり、もっと言えば全く聞こえなくても世界観を完全に表現してて

スタッフもユニコーンの世界観を理解しているからこの素晴らしい仕事ができてるんだろうなあ・・・

 

そのまま旗を振る曲になだれ込む。毎回あべが何かを拾うシリーズになってきたが、

旭川ではペンギンのでけえ置物がJUNDOGを持っているもので、

「名前はぺんぺんだ。彼は段ボールの中で泣いていた・・・」と話しながら

ずっとなでなでしていたのがすごく良かったw

なおJUNDOGがエビフライを包んだ米とのことで激しく反応していた健人がとてもよかったw

でもう一個の袋にはうさみみ入ってて、まさか還暦寸前男子がうさみみ付けてる姿に

歓声を上げる日が来るなんて思ってもみなかったわよ・・・

なおあべがそのうさみみを自分から奥田さんに着けてあげてたwww

 

あと、奥田さんハンドマイク曲で奥田さんの手を触ってたバカは二度とライブ来るな・・・

お前の不用意なおさわりで奥田さんの手に傷でもできたらどうするねん・・・

 

つか旭川、アンコールの時が一番すごかったけど、奥田さんがずっとご機嫌すぎてw

●●ーリ●●で不思議な踊りをめっちゃサービスしてくれるし、

あの感動の第一期の名曲●●●●い日●であべを見ながら尻を振るの意味わからんかったw

なお演奏は勿論真面目で美しかったから余計にわからんw楽しいw

やはり名古屋もだけど、中盤戦あたりから演奏がぐっと引き締まっていくよね。

 

で、本編最後に、ユニコーン史上最高の音楽・・・

この曲のこと書いてたら仕事に支障が出るので止めるけど、本当に生で聞くこの曲の威力よ・・・

あまりにも美しく澄み渡ったこの音の世界を眺めていると、

老いて萎んだ自分の心の奥底にもまだ美しさを感じる心が残っているし、

光り輝く何かもしっかりあるのだ、ということを教えてくれる、すごく大切な曲になった・・・

この曲の奥田さんボーカルを聴くためにあべは辛いツアーを頑張れる、と言っていたが

勿論ほかのあべ曲でも奥田さんは素晴らしいボーカルワークをするが、

日本最高のボーカリストの一人である奥田さんの更に輝かせるあべの音楽について

口には出さずともその感動を感謝を最高の形で表現することで返すという、

音楽家としての最高の絆で結ばれた二人の生み出した音の宝石なのだなあ、と・・・

 

で、アンコールの登場シーン、奥田さんが一人ひとり登場することを提案し、

みんなスタスタキビキビ登場する中、派手な動きをした阿部に対し

「トシちゃんだ!トシちゃんだ!」と大騒ぎし始まるwやべえふぁんが舞台上にいるw

めちゃくちゃ感動しアンコールもしっとりとして今日もいい日だなあ、と思っていたんだよ。

でアンコール2曲目が聞こえてきて、最強の多幸感を感じながらも終わってしまうんだなあ、と

わくわくとしんみりが交じり合う中で楽しんでいたんだけど、

ここから起こったことは今もよくわかんねえのだ・・・

 

アンコール2曲目の主役ともいえるどんちゃん、僕も小樽で初登場した時から大好きで

自分ちにも1匹飼ってる(名前はおたるちゃん)し、

それこそ上記にあるとおり、あべソログッズでのどんちゃんTシャツも持っている。

ファンがやってOKな自己表現の一つがアーティストのTシャツ着ることだと思うが、

あべとどんちゃんファンであるのをこのTシャツを着るとあべに伝わったのがわかり、

縁起の良いTシャツということで今回も着て、自分は特に阿部ファンです!を表現していたが、

そうだ、忘れてた、おれよりあべファンの人、舞台上にいたわ・・・

 

アンコール2曲目は各自が好きなようにあちこち歩き回ってる曲だが、

奥田さんが下手側にすっごい笑顔でやってきて、勿論きゃーーー!!!となるが、

いきなり俺の前に奥田さん、あの日本のロック界のスーパーヒーロー奥田民生が、

びっくりするくらいの笑顔を俺に向けてきた・・・

第三パラダイスで奇跡の最前のときに観察されるように見られたことがあったが、

あれとは全く別の、敵意など一切ない、むしろ楽しさやら喜びやら全部詰め込んだ、

たとえるなら5歳児がカブトムシ見つけて祖父母に見せびらかしきたときのキラキラ笑顔、

もしくはその5歳児の無邪気な様子を見つめる穏やかな祖父母のニコニコ笑顔、

その二つの笑顔のハイブリッドというか、とにかくなんというか、

圧倒的な好意と喜びしかない笑顔の奥田民生が、

ピンポイントで俺のど真ん前にどんちゃんを置いた。

俺の目の前に置いてどんちゃんを指したり動きのまねしたりマイクあてたり、

ひたすら俺の前でずっとニラニラした笑顔で遊んでいた・・・

 

え?????????????何が起こってるの????????

俺、どんな反応すればいいの??????????????

奥田さんのどんちゃん偏愛はあらゆるインタビューで読んでいるからわかっていたが、

このかわいさを皆に知ってほしいし分かち合いたい、ということなのか、

間違いなくどんちゃんファンと分かる人間である自分を見つけ、

「お前わかるだろ!どんちゃんかわいいだろ!見てくれこの犬!かわいい動き!な!」

ということだったんだろうけど・・・

え、あなたカリスマロックスターですよ・・・?まじで目の前にずっとおる・・・

CD800枚買ったくらいの長時間ファンサみたいな現象にびっくりしてどうすべきかわからず、

ただただ目をかっぴらいてどんちゃんと奥田さん交互に見ながら

「ワァ・・・ワァ・・・!!」とちいかわみたいな声出すことしかできなかったわよ・・・

あまりにも屈託のない笑顔にびっくりしてライブの思い出が一気に吹っ飛びそうになったわよ・・・

未だにあの奥田さんに対して正解の反応がわからないのだが、

とりあえず奥田さんが本気で楽しそうなので良かったす・・・www

ていうか奥田さんが去った後舞台見たら阿部とかにさんが向かい合っていちゃいちゃしてたり

阿部が反り返るポーズ、多分トシちゃんとかのポーズやろうけど

俺的には佐藤太郎の焼き肉ポーズ(*仮面ライダー好きしかわからんやろw)したり

いったい俺の見てないこの数分の間に真ん中のステージで何があったのよwww

誰か教えてくれwwwwwwwwwwww

 

であまりにも楽しさの後遺症がひどいので東京公演追加しましたwwww