ユニコーン 百が如くツアー 前半戦 三郷・盛岡・仙台で残していたメモ | とらんぬのブログ

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肉を食え!!たまにエモ!人生はロックと快便!

ユニコーンが再始動を東スポで聞いた日のことを未だに覚えている。

う●こしていた時に姉に思いっきりトイレを開けられて便意が止まったのだ。

そもそもう●こしているときはドアに鍵をしろ、と思うが、開ける姉も姉である。

それから既に10年、そして自分のファン歴スタートもほぼ服部なので現在のユニコーン30周年、

そしてみんなの恋人川西さんの還暦で、100周年というメモリアルイヤー。

再始動時のミーハーファンが全て離れたこともあり、ここ最近はチケットがかなり取りやすい状況ながら、

いつ何時彼らが見られなくなるか、そのことを考えると、都合のつくときはすべて申し込む癖で

で、三郷横浜は取れてなかったんだけども運よく余ったチケットを譲っていただけラッキー!とか

帰阪ついでに良い日程だった京都神戸も押さえられた、とかやってたら

三郷盛岡仙台横浜横浜釧路苫小牧富士京都神戸、と、武道館加えて合計12回、

毎月3,4回ユニコーンを見られるという贅沢すぎる状況にwwwwwwwww

しかも4月はユニコーン3回に加えて嵐とトロイ・シヴァンとFriendly Firesもあるんじゃwwwwww

(*これに加えてマイファスアコースティックも行ってもーたw)

財布無事死亡wwwwwwwwwwwww

グッズ買った金足したらちょっと高級ブランドのカバン買えるやんwwwwwwwwwwwww

まあ気にするな!!!!!!!!!!!!

 

でとりあえず前半最終の武道館が終わったので、

日記を書いていないけど三郷盛岡仙台の公演でツイッターにも残していたメモがあるので

武道館前にそちらをとっととまとめていこうと思う。

 

●三郷メモ

ここに来たということで、つけ麺の名店・さなだで腹ごしらえ。

素材の味がしっかり行かされたスープと、小麦の香りわわ感じる麺がナイス。

途中に入れるグレープフルーツ酢が爽やかでくせになる。

つけ麺もうまいが、大盛りではなく別に頼むタイプの替え麺がさらに美味しい。

ライブ前に素晴らしい体験。

 

で、会場。おお、スチームパンクな世界!ファイファンや!FFや!

どうしたユニコーン!このスタイリッシュな感じはどうしたんや!SUTEKIや!

鳩時計を動かしたときの民生さんが阿部を見て二人で笑いあうかわゆさ…はうはう…

 

(ライブ後)

終了後の観客の反応で、いかに観客がユニコーンのライブのスタイルという、

信仰にほぼ等しい固定観念を持っているか、てのがわかった。何十年も続けてきたスタイルを、

自身のエネルギーを集中投下させる割合を考えるためとか、

何らかの事情で捨て去る判断するのは本当に大きな賭けだったかもしれぬ。

 

ユニコーンのライブのカオスをまぜこんだあの2〜30分、

世界観を削っていることを先に知っていなかった初日の観客としては、

教祖が経典を覆すとか、秘儀を捨て去るような衝撃を受けた感覚が近い感覚で終了後は困惑したが、

あの型を捨て去る彼らの判断でライブ自体のクオリティは下がってなどいない。

 

彼らは神であると同時に人間で、彼らは自分たちがどこまでも美しく走り続けることが

自分たちが神として「活きる」ために必須の手段で、

しかしいくら努力しようともゆるやかにエネルギーが失われゆく人間だと知っている。

引き伸ばされた120分の加工された幻想より、現実に美しさを現出させられる100分を選択したのだ。

 

自分含め、ユニコーンのライブに何らかの信仰を持っているひとにとって、

戸惑いからスタートした三郷だが、彼らの本質は音楽だ、というのが改めて見えた。

凝縮されたそこが美しいことこそがユニコーンの意義なのだ、と理解した次回、

どんな風になるかが楽しみなのである。

 

とにかく演奏がシャープでカッコいい。というか、今回100分にするために、

ゆるふわユニコーンの部分の源とも言える、着地点のないMCがないことで、

ユニコーンのかっこよさが凝縮されている。変わり方を例えるとすると、

ドラクエの世界観からFFの世界観になった感じのユニコーンでした。

 

ユニコーン、もちろん年を重ねてるのは間違いないのに、なぜが精神は毎年若返ってる、

というかイキイキしてるもんで、あのキャピキャピ感を見習いたいらと思うが、

常に新しいこと、困難なことに興味を持って辛いながらもチャレンジしてるから、

年齢は本当に単なる数字でしかない、というのは真実だなあ。

 

オサーンも人間なので年齢に合わせてた長さのライブなのよ

サステイナブルなユニコーン、持続可能なユニコーン。

ユニコーン初日ライブ!むちゃくちゃ素晴らしかった!働き方改楽がテーマで、

いつものお約束がなくなったのが少し悲しかったものの、とにかく演奏がすごい良い!

全国民体感すべき、とファンとして堂々と言えるよ僕は!

 

●盛岡メモ

宮古の浄土ヶ浜、むちゃくちゃ良かった…白い石が創り出した違う世界のようだ…

さっぱ船は青の洞窟が美しいだけでなく岩場に至近距離まで行ってくれてど迫力だし、

遊覧船は遥か遠くの岩場のパノラマのスケール感の堪能できて

パンやらえびせんで寄ってくるウミネコとかが超楽しい…

本当に素敵だったのでもっと観光客来た方がいいよ宮古・・・

次は三陸鉄道に乗ってみようと思うぜ。

 

あと次の日に観光で猊鼻渓に行ったんだけど、

自分の日本語表現の貧弱さが悲しくなるほど想像以上にかっこよすぎて雄大すぎるので

国民全員みんな絶対行くべき!

そして駅弁レベルむちゃくちゃ高い!

ウニがいわゆる加工の臭さがなくて旨味しっかりで、

大粒ホタテが素材の味を生かした上で優しく炊き上げられてるの!

 

(終了後)

1172の解釈、多分色々な人に怒られるだろうけど俺の解釈は絶対もじゃーの深層心理の

どこかは突っついてる。(*なお解釈はあまりに偏ってるので自主規制)

あんなにいろいろな物事に気を配り完全に近付くことにこだわる人が、

突然意図もなくあんな言葉を選ぶはずはない。

 

すごい急いでるわけではないのに100分、必要なことをしっかりやって余った時間で楽しませる、

川西さんがあの曲でスティックを掲げたとき、忘れかけてた淡い恋心がきゅんきゅん

かずしがマーシャルアンプに乗ると世界が幸せ。

 

100分になったことであらゆる余興的な要素が削ぎ落とされ、

ユニコーンのかっこよさが強調される今回のライブ。

音をシームレスに繋いでいき、気付けば洗練されたユニコーンを全身に浴びているが、

気付けばかわいいおじさんが恋しくなり、最後のおまけコーナーで心が自然と喜びに満ちた。

 

ユニコーンの魅力はもちろん音楽そのものだが、人間性を含めてのユニコーンが好きなんだ、

としみじみ思ってます。

 

しかし盛岡、5列目とめちゃ席が良かったんだけど、あんなに民生さんの尻振りばかり見せられるとはw

阿部ドラム見たいのにかわいいけどある意味嫌がらせですw
なおこの尻ふり、生放送武道館でも続くことになるとは思わんかったw

 

●仙台メモ

想像以上に仙台最後列は見やすいし、さらに音に集中できるから55はど迫力。

民生さんの天性、魂すべてを込めた声の力でぶち抜かれるだけでなく、

川西さんのマグマのドラミングに本当に結婚してほしいわ川西さん素敵。

さわやかな曲のはずのえびちゃんソングでも川西さんの全力がすごくて、毎度川西さんの力、

そして命をもらってるんだなあ、としみじみ。いつまでも元気にドラミングしててほしいまじで。

 

ユニコーンの魅力のひとつである小5感は今回最後の5分だけに詰め込まれてて、

それでもちょいちょい演奏中にぽろっと出てくるのでそこはかわいい。

100周年で過去を振り返りながら、実はこれまでにやったことのないほどに

かっこよさを押し出したクールなライブ方式にユニコーンはチャレンジしている。

 

今回のツアー、100分に絞ったことで、本来彼らがあるべき本当の姿を

自ら取り戻そうとしてるんやないなしら、とふと思った。

もちろんこれまでのアンコール後の1時間もまた本当の姿だが、それは人間としての姿で、

この世界にはない幻想を音を通して見せる魔術師としての姿を今回見せているのだろうと。

制限時間のあるライブに制限時間のある生命を思う。

 

何かを強く好きになれるってのは才能なんだと思ってる。

自分は感情がやや薄く、複数に愛情を注げない人間なので、

ユニコーンに思いを強く抱けることは精神的健康が保たれている証拠だと思っているし、

何かを好きで精一杯応援しあちこちに飛びまわったり多くの推しにたくさんの愛を注げる人は

本当に応援したくなるし、その人たちのバイタリティそのものから元気をもらえてる気がしてる。

つまりユニコーンは健康のバロメーターであるのでライブは医療費。