ラー文書 「一なるものの法則」第一巻 ‥ 2 | inca rose*のブログ

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質問者… 彼らの大半は第四密度から来ているのですか。そうでなければ、彼らはどの密度から来ているのですか。

ラー… 私はラー。第四密度から来ている者はわずかです。あなたがたがワンダラーと呼ぶ人たちは、ほとんど第六密度から来ています。あなたがたのゆがみ複合体の見解にもよりますが、奉仕の願望というのは、きわめて純粋な思考と、あなたがたのいう向こう見ずさや勇敢さという方向にゆがんでいなければなりふません。ワンダラーがち直面しうる難題/危険は、自分の使命を忘れてしまうこと、そしてカルマ的な関係に巻き込まれてしまうことです。また、それゆえに、自分が転生してそれによる破壊を防ぐはずだった大混乱のなかに押し流されてしまうことです。…

質問者… どんなことをすると、カルマ的な関係に巻き込まれてしまうことになるのですか。例を挙げていただけますか。

ラー… 私はラー。自分以外の存在に対して、意識的に愛のない不誠実な行ないをしたワンダラーはカルマ的な関係に巻き込まれてしまいます。

質問者… そのようなワンダラーの多くが、この第三密度の境遇で肉体的に病んでいるようなことはありますか。

ラー… 私はラー。言うなれば、第三密度の波動のゆがみとそれより高密度な存在密度の波動のゆがみのあいだには極端な相違があります。そのため、概してワンダラーたちは、ある種のハンディキャップや難題あるいは深刻な疎外感を抱えています。そうした難題のなかでもっともよく見られるものは以下のとおりです。疎外感。人格におよぶ地球の波動に対する反応。人格障害と呼ばれる場合もあるでしょう。そして、地球の波動への適応のむずかしさを示唆する肉体複合体の疾患です。アレルギーなどと呼ばれる場合もあるでしょう。


〈session 14〉

質問者… あなたがたが実際に地上で活動されたのは、一万一○○○年前のエジプトを来訪されたときだけだったのですか。

ラー… 私はラー。あなたのご質問は他の自己の方向ではなく、むしろ自己の方向にゆがんでいると理解します。ラーという振動性音声複合体に属した私たちは、その時期のあいだだけ人類とともに活動しました。

質問者… これまでのセッションの情報から、ピラミッドは地球を取り囲む目的で造られたと理解しています。ピラミッドは全部で何基造られたのですか。

ラー… 私はラー。バランスをとるためのピラミッドが六基、あなたがた心/体/霊複合体のあいだの、さらなるヒーリングとイニシエーションに関わるワークのために、そのほかに五二基のピラミッドが建立されました。

質問者… バランスをとるためのピラミッドというのは何ですか。

ラー… 私はラー。よろしければ、幾何学的に精密なネットワークになった地球の電磁エネルギーの力場(フォース・フィールド)の存在をイメージしてみてください。磁気的に見い出されたポイントから、あなたがたが地平面と呼ぶところにエネルギーが流れ込んでいます。
「一なるものの法則」を理解していくなかで生じてきた想念形態のゆがみの増加が原因で、地球自体に潜在的なアンバランスがあることがわかりました。バランスをとるためのピラミッド型構造物には、クリスタルが装填されていました。そしてそれらが、エネルギーの力(フォース)から適切なバランスを引き出していました。地球を取り囲み、地球を形づくっている電磁エネルギーのさまざまな幾何学的中心にそうしたエネルギーの力(フォース)が流れ込んでいたのです。

質問者… ちょっと私に要約させてください。そして、それが正しいかどうかを教えてください。過去の七万五○○○年の期間にわたるそうしたすべての訪問は、地球人類に「一なるものの法則」の知識を与えるためでした。それはそうすることで、地球人類が進化して第四、第五、第六密度に上昇できるようにするためでした。そして、これは地球への奉仕として行われました。ピラミッドもそれら独自のユニークなやり方で「一なるものの法則」を授けるために利用されていました。均衡を保つためのピラミッドに関しては、まだ私にはよくわかりません。ここまでの私の理解は正しいでしょうか。

ラー…私はラー。言語がどれだけ正確でありうるかには限界がありますが、その許容範囲であなたの理解は正しいです。

質問者… バランスをとるためのピラミッドは、地球の地軸移動を防いできましたか。

ラー… 私はラー。この質問は不明瞭です。もう一度言い直してください。

質問者… ここで言うバランスをとるという言葉は、ピラミッドのなかでイニシエーションを体験した個人を指しているのでしょうか、それとも空間における地球の、その中心軸に則した物理的バランスを指しているのでしょうか。

ラー… 私はラー。バランスをとるためのピラミッド型構造物は、個人レベルのイニシエーションに用いることができ、実際にそのようにも使われていましたが、同時に、惑星のエネルギー網のバランスをとる目的にも使われていました。そのほかのピラミッドは、地球をヒーリングするためというより、心/身体/霊複合体のヒーリングにふさわしい場所に建てられていました。第三密度の地球に対する私たちのゆがみ/合意がひとつの転生パターンをもつ時間/空間連続体とみなしていたものの方向に、あなたがたの密度はいっそうゆがんでいってしまいました。なぜならそうすることで、愛、すなわち「一なるものの法則」の主要なゆがみの「法則」や「方法」を学び/教えるのにできるだけ十分な機会を得ることができるからでした。私たちはそのことにも気づいていました。

質問者… 以上のことがらを、次のように表現してみたいと思いますので、それで正しいかどうか教えてください。バランスをとるためのピラミッドは、ここ地球に暮らす存在たちでいわれるところの寿命を延ばし、それによって肉体をまとった一度の転生につき、「一なるものの法則」の叡智をできるだけ多く獲得できるように創られました。私の理解は正しいでしょうか。

ラー… 私はラー。はい、正しいです。しかし、私たちがバランスをとるためのピラミッドという振動的音声複合体で呼ばなかったピラミッドは、数においてもう一方をしのぎ、先に述べた目的と、それらのプロセスをエネルギーで満たし容易にすることをヒーラーたちに教え/学ぶために限って使用されたのです。

質問者… ラーはどの密度に存在しているのですか。

ラー… 私はラー。私は第六密度に存在しており、第七密度に向いた強い探究の姿勢を有しています。私たちにとっての収穫は、あなたがたの時間でわずか約二五○万年後に迫っています。私たちの空間/時間連続体における収穫の時が近づいているため、私たちはきちんとその時に備えたいと思っています。

質問者… それであなたがたは自分たちにできる奉仕をさしだすことを通して、今度の収穫の準備をしているのですね。私の解釈は正しいでしょうか。

ラー… はい、正しい解釈です。私たちは「一なるものの法則」、パラドックスの打開、愛/光と光/愛のバランスをとることを提案しています。

質問者… あなたがたの周期の長さはどれくらいですか。

ラー… 私はラー。私たちの周期のひとつは、あなたがたの時間でいう七五○○万年と算定されます。

質問者… あなたがたはふつう、「一なるものの法則」を紹介する奉仕活動をどのように展開されているのですか。直近の二三○○年もの間、それを一般にどんなふうに地球人に定期されていたのですか。

ラー… 私はラー。私たちはこの媒体のようなチャネルを利用していましたが、ほとんどの場合、そうしたチャネルは顕在意識では私たちの存在や正体を知らないまま、夢や空想からインスピレーションを受けとっていました。この特定のグループには、そのような交信がそれとわかるような特別の訓練が施されています。それでこのグループには、情報源ないし発信源がわかるのです。

質問者… あなたがたが夢や、それ以外の方法を通して交信するときには、まず何をおいても、受け手に「一なるものの法則」を求める方向性があることが必要だと思うのですが、私は正しいでしょうか。

ラー… 私はラー。はい、正しいです。ひとつ例を挙げますと、古代エジプトの存在たちは、「創造主」の様々な部分を別々に崇拝する方向を向いた状態にありました。これはあなたがたが多神教の状態と呼ぶであろうゆがみです。しかし、私たちは「一なるもの」に向かう方向性をもった存在と交信することができたのでした。


〈session 16〉

質問者… 十戒の起源を教えてください。

ラー… 私はラー。それらの戒律の起源は、肯定的な方向性をもった心/身体/霊複合体に情報を印象づけようとした否定的な存在たちによる法律を模範にしたものです。その情報というのは、否定的な性質を保持している一方で肯定的な姿勢を手本にしたり真似たりさせようとするものです。

質問者… それはオリオン・グループの仕業でしょうか。

ラー… 私はラー。そうです。

質問者… 彼らはどういう目的でそのようなことをしたのですか。

ラー… 私はラー。前にもお話ししたように、オリオン・グループの目的は、制服することと隷属を強いることにあります。彼らはエリートを見い出して擁立し、それ以外の人々がそのエリートに仕えるように仕向けました。そのため様々な計画が用いられましたが、そのなかにはあなたがたが今言及した戒律や、同じ存在がもたらした別の法則もあります。

質問者… 「十戒」を受けとった人はポジティブな方向性を有していたのでしょうか、それともネガテイブなそれを有していたのでしょうか。

ラー… 私はラー。「十戒」の受けとり手はきわめてポジティブな人物のひとりでした。だからこそ、受けとった情報に見い出されたポジティブまがいの特徴のいくつかを明らかにしています。しかし、交信のなかにはうまくいかなかったものもあり、そのためのモイシェという振動性複合体である存在は、「一なるもの」の哲学を最初に耳にした人々のあいだで、影響力があり頼りになる存在でいつづけることはありませんでした。そしてその存在は、蔑まれ落胆した状態のままこの第三密度の振動レベルから取り去られたのでした。彼が、当時の時間/空間で彼の一族と呼ばれていた人々を解放したり、「一なるものの法則」の概念化に乗りだしたときの、いわゆる栄誉や信用はすでに失われていました。

質問者… その存在がポジティブな方向性を有していたとすると、なぜオリオン・グループが接触できたのですか。

ラー… 私はラー。当時は、ポジティブな方向性をもつ惑星連合を出所とする勢力と、ネガテイブな方向性をもつ情報源との、言ってみれば熾烈な戦場であったのです。そのモイシェと呼ばれた存在は、イメージを受けることに対してオープンであったため、「一なるものの法則」をそのもっともシンプルな形で受けとることができたのです。しかし彼の一族は、第三密度において特定の意味をもつ物質的な事柄を具体的に示さないかと彼にプレッシャーをかけました。そのためその存在は、自己への奉仕の性質を帯びたタイプの情報や哲学の出入りも許してしまったのです。

質問者… 「一なるものの法則」の知識を十分に認識した存在の口から「汝、するなかれ」という言葉が出ること自体、まったくもって似つかわしくないと思うのですが、いかがでしょうか。

ラー… 私はラー。おっしゃるとおりです。

質問者… あなたがたの社会的記憶複合体のある種の歴史と、あなたがたがどのようにして「一なるものの法則」に通ずるにいたったかをお聞かせ願えませんか。

ラー… 私はラー。私たちの学びの道は今この瞬間に心に刻まれているのです。あなたがたの概念を理解したうえで申し上げますが、歴史というものは存在しません。よろしければ、環状の在り方を心に描いてみてください。私たちは無限の知性としてアルファとオメガを知っています。その環は決して終わることがなく、いまも存在しているのです。私たちはその環の様々なポイントで複数の密度を横切っていますが、それらの密度は周期の特徴に対応しています。第一(密度)は気づきの周期、第二は生長のサイクル、第三は自己認識の周期、第四は愛あるいは調和の周期、第五は光あるいは叡智の周期、第六は光/愛、愛/光あるいは統合の周期、第七は入口〈ゲートウエイ)の周期、第八は私たちが測り知ることのできない神秘へと移行するオクターブです。…













『ラー文書       「一なるものの法則」第一巻」』
著 . ドン・エルキンズ、カーラ・L・ルカート、ジェームズ・マッカーティ

から抜粋。