フルフォード‥ 日本で最後にあったテロは、東日本大震災です。あれは自然災害に見せかけたテロだったと、人工地震だったと僕は確信しています。
山口‥ 確かに不自然なんですよね。阪神大震災の時も双子の地震がありましたが、東日本大震災は三つ子の地震ですよね？ あんな大きな地震が３つも同時に起こるのが、どうも不可能で仕方がありません。
フルフォード‥ 震度7あったそうですが、それにしては仙台市の被害が軽すぎます。本当に震度7もあったら、街は壊滅しているはずです。あの津波も不自然です。非常にピンポイントに狙ったかのように日本を直撃しました。
山口‥ 阪神大震災では白人は1人も死んでいないんですよ。神戸という数千人の欧米人がいた国際都市で白人の犠牲者が1人もいない。死んだのはアジア人とアフリカ人だけでした。東日本大震災でも逃げ遅れた白人女性が1人亡くなっただけでした。
フルフォード‥ 僕も3.11の前にオーストラリア人のスパイから避難したほうがいいと言われました。
山口‥ ゼネコンではマンションの開発をする時に、地中で爆発を起こして小型の地震を発生させて、耐震機能はどうか、どれくらい地盤改良すればいいか、チェックしているんですよ。だから鹿島とか清水クラスのゼネコンなら人工地震の技術を持っているんです。東大でも人工地震の研究をしている学者がいます。人工地震学という学問があるんですよ。
フルフォード‥ 僕も初めて人工地震の話を聞かされた時、まったく信じませんでした。僕の認識が変わったきっかけは新潟県中越地震です。地震の前日に公安警察の幹部、日本開発銀行の関係者、それからシラミネと名乗る自称忍者の男から、それぞれ「明日新潟で地震が起こる」という内容の話を聞かされたんです。
山口‥ シラミネさん？ 忍者ですか？
フルフォード‥ おかしな着物を着た変わった人だったけど、とにかく実際に翌日に地震が起こったことは事実であり、人工地震が存在する可能性について考えざるを得なくなったわけです。実は第2次世界大戦の末期に、海底で原子爆弾を爆発させて日本を津波で攻撃するという案がありました。これはアメリカ政府が正式に公開した資料の中に出ているんですよ。
山口‥ 当時、米軍が日本軍に投降を呼びかけるチラシを撒いたんですけど、そこには「地震の次は何をお見舞いしましょうか」と書かれていたんです。つまり意図的に地震を起こしたと書いてあったんです。
フルフォード‥ アメリカの国務長官が1997年の記者会見で、火山を噴火させる技術があると認めています。これはペンタゴンのWebサイトで確認が取れます。
山口‥ 火山噴火させる技術は間違いなくあるわけですね。
フルフォード‥ 2014年の御嶽山噴火の前に何が起きていたかというと、安倍総理がダボス会議で演説して、世界で大きく報道されました。中国包囲網、今の中国は第1次世界大戦前のドイツみたいだ、中国は危険だ、という演説をしたわけです。その後も、憲法9条の解釈を変えるとか、防衛予算を拡大するとか、中国を威嚇するようなことを言い出しました。しかし今のアメリカは、中国経済への依存を深めており、中国のお金がないともうすでにやっていけない状態になっています。それで中国はアメリカに対して、「安倍の首輪の鎖をちょっと引っ張れ」と要請した可能性があるわけです。
山口‥ 御嶽山噴火は安倍総理への警告だったと？
フルフォード‥ まだ憶測の段階です。確かに噴火させる技術はあります。動機があるとすればそういう動機もあったわけです。ただ、直接取材して裏を取っている話ではないので、現時点では断言はできません。
山口‥ 自衛隊の友達から聞いたんですけど、東日本大震災の時にも地震があった3日後くらいにアメリカ軍の艦船が食料や毛布など援助物資を積んでやって来たんですよ。あまりにも早いし用意が良すぎるから、自衛隊の中でもこれはおかしいぞっていう話が広がっていったそうです。
フルフォード‥ 2008年にミャンマーで14万人くらい死者が出た大きな台風がありました。その時はちょうどミャンマーの総選挙を実施するかどうかで、大きくもめていた時期でした。そこでもやはり援助物資を積んだアメリカ艦隊が事前に待機していたんです。
山口‥ どうしてそんなことが起こり得るのですか？ 偶然なんですか？
フルフォード‥ 1976年に米ソはお互いに地震兵器、気象兵器で攻撃しないという条約を結びました。だけど冷戦が終わって、これだけ大きな軍隊や強力な兵器を持っていて使わないのはもったいないじゃないかと、チェイニーやウォルフォウィッツといったネオコンと呼ばれる人達が言い出したのです。それで一時期、試験的に地震兵器などが使われたんですよ。日本人はアメリカの地震テロや気象テロを警戒すべきなのです。
山口‥ 日本人は性善説でお人好しなところがあるので、平気で地震兵器や気象兵器を使って大勢の人間を殺せるような欧米のエリートの存在を想像できないのでしょう。
◆オウムのサリンテロを指導した「ヒゲの白人」
フルフォード‥ メディアでNSAがすごく叩かれたじゃないですか。実はNSAは闇の勢力に対抗しているんですよ。NSAはインターネットなどでいろいろ情報を流したりして、それでやっと大手メディアが嘘を流していたことがバレ始めてきたわけです。
山口‥ 日本だと朝日新聞の慰安婦報道が出てきましたが、彼らには浄化作用を期待したいところです。それはもとかく、日本でもマスコミの嘘がいろいろとバレてきているように、アメリカでもそういうことが起こっているのですか？ マスコミが言っていることは嘘だとみんな気づき始めているのですか？
フルフォード‥ 多くの人達が気づき始めています。いろいろな事件があるのですが、役者を使って演出していることが多いということが、最近バレ始めてきているんですよ。
山口‥ 某テレビ局にはコメント要員というのがいて、一般人への街頭インタビューを撮影する際にエキストラを用意するんです。モーニングショーとかワイドショーで一般人としてコメントしている人の何割かはやらせなんですが、まったくひどいですよね。あれで国民感情を操作しているというのは事実だと思います。
フルフォード‥ 2012年にサンディフック乱射事件というのが起こっています。コネチカット州のサンディフック小学校に、引きこもりだったとされる若い男が侵入して銃を乱射し、20人以上が死亡したという事件です。実はこの事件そのものが捏造されたもので、すべて役者を使った芝居だったのです。だから誰も死んでいないのですが、葬式の場面も役者を使って撮影が行なわれました。存在しなかった乱射事件があったかのように報道したのです。ちなみにFBIのWebサイトにある犯罪情報を見ると、この町では事件があった年に一件も殺人事件が起きていないことになっています。
山口‥ 日本の街頭インタビューのやらせとは比較にならない、すごい大掛かりなやらせですね。なぜそんなことを？
フルフォード‥ 内部告発によると、銃規制に向けた世論操作のために行なわれたとのことです。役者を使った演劇を本当の事件として報道するのが、今のアメリカなのです。
山口‥ ボストンマラソンの爆弾テロ事件もやらせではないかといわれていますね。爆弾で足を切断したという被害者が、実はもともと足がなかった役者だったのではないかという疑惑があります。
フルフォード‥ 最近のやらせはまだいいんですよ。事件をでっち上げるけど、役者を使って撮影するので実際には人が死んでいないですからね。日本の場合、一番悪質だったのがオウム真理教事件です。オウム真理教の性奴隷だったという女性を知っているのですが、彼女から聞いた話では「アラブ人のような長いヒゲの白人」がオウム真理教を指導していたそうです。
山口‥ オウム真理教事件というのはアルカイダ系のテロリストが起こした？
フルフォード‥ ヒゲの白人がすべての日本人メンバーの上にいて指導していたと、その性奴隷だったという女性は証言しています。
山口‥ では一連のサリンテロは、そのヒゲの白人がプランニングして訓練して実行させたということですよね。
フルフォード‥ サリンテロなどの事件を起こした理由は、日本に関する社会工学のデータが欲しかったからでしょう。こういう事件が発生した場合に、人々はどう反応するのか確かめたわけです。これは結局、昔からCIAなどがやってきたグラディオ作戦が原型なんですよ。この作戦は基本的には軍事政権を作り出すためのもので、まず爆弾テロを起こして多数の民間人を殺します。それでテロに恐怖した国民が軍に助けを求めるように仕向けるのです。…
山口‥ 前に北芝健さんとお会いした時に、北朝鮮の工作員がオウムに狙撃の仕方を教えたと言っていました。
フルフォード‥ 先程も言いましたが、サリン事件の日に北朝鮮からいっぱい気球が飛んできたんですよ。透明な液体がついた気球があちこちで見つかったというニュースが時事通信で出ましたが、その後すぐにそのニュースは封印されたのです。
山口‥ あれはどういうことですか？ 北朝鮮の工作部隊も事件に関与していたということですか？
フルフォード‥ サリン事件が起きた日は昔、朝鮮の王女が日本人に殺されたと彼らが主張している日だったのです。
山口‥ つまり北朝鮮にとっては復讐だったわけですか？
フルフォード‥ いろいろな事件を調べていくと、よく同じ人達の名前が出てくるんですよ。
山口‥ テロリストネットワークみたいなものがあって、世界中で過激なことをしている人達は、だいたい同じようなメンバーだと？
フルフォード‥ そうです。彼らは昔から人を操る技術に長けたグループなんですよ。そういう人達が今後もオウム事件のようなテロを日本で起こす可能性は十分にあるのです。
◆菅政権時代に日本が保有する米国債が失われた
フルフォード‥ 日本は90年代に入ってからすべての富をアメリカに持っていかれて、実質的に日本人は30年前のレベルまで貧しくなりました。
山口‥ 日本が反旗を翻して、よくベンジャミンさんが言うように、アメリカにお金を渡さないようにしたら、いったいどうなるのでしょうか？ 思いやり予算もやめてしまうとか、米国債を叩き売ってしまうとか。
フルフォード‥ そういう動きが多少見られたために、3・11が起きたわけですよ。次は富士山を噴火させるぞと脅されて、それで菅直人はアメリカに降伏してしまった。日本が持っていた米国債がおよそ7兆ドルくらいあったのですが、東日本大震災の後、すべて名義変更された可能性があります。もしそれが事実であれば、菅直人はアメリカの脅迫に屈して、すべてのアメリカの借金を放棄したことになります。
山口‥ それが事実であれば大変なことですね。少なくとも人工的に地震を起こせることは間違いないわけです。ただ、我々のトモダチであったはずのアメリカが日本に対してそんなひどいことをするのか、僕としてはいまだにアメリカを信じたい気持ちがあります。…
『超陰謀論』
著 . ベンジャミン・フルフォード✖️山口 敏太郎
から抜粋。
