【能登半島の活動の総括と報告】
最初現地を見たときは衝撃だったし
言葉にならなかったし
どう伝えていいかわからなかった。
時間も経ってもう一度、被災地に行って
一か月で話したり考えたこともあり
少しずつ自分の気持ちの整理が出来たと思う。
6/19頃の写真を再掲載。
報告は6/18~21のブログを見てください。
https://ameblo.jp/milkygang/entry-12857016527.html
進まない怒りや憤り
悲しみや諦め
色んな感情が浮かんだ。
半年経ってもこんななんだ。
まだ、避難所生活の人もたくさんいるし
買い物に行く車もない人は
支援物資のレトルトやインスタントを食べている人も多い。
家にいても水が自由に使えない所は
料理も思うようにできない。
家の前まで水道が来ているのに
それを家に繋げる作業は行政はしてくれない、
上水が通っても、下水が整備されていない所は
実質水が使えないとも聞いた。
ニュースではわからない、伝わらない
伝えないことは、離れている我々には知る由もない。
活動を応援してくれた仲間から
「私たちに何が出来るの?」
「支援物資など必要なものを教えて」
「マッキー見てきて教えてね」
と言われていた。
簡単に言うと、ピンポイントの支援を除けば
物の支援の時期は終わったのだと感じた。
人的支援、技術や修繕の支援などは一個人には難しい。
ましてや、炊き出しやがれき運びに現地に行くことも難しい。
離れていて出来ることは
現地の人を想うこと
幸せや安寧を願うこと
が一番ではないか。
現地の物を買う
募金をする
旅行に行く
などもいいだろう。
募金先も
現地の支援物資の配布
コミュニティの運営
避難所の管理
風呂の運営
を行っている民間団体・企業がある。
そういうところに送るのもいいと思う。
「話をしたい、笑いあいたい」
と感じたので
娯楽を送るのもいいと思う。
僕の唄は置いといて
現地に音楽、マジック、劇
踊り、お祭りなどを
送るのに応援してもいいと思う。
キッチンカーを借り上げて派遣してもいいと思う。
美味しい食べ物も人を幸せにする。
未来がある、日常がある
その先に希望があるということを
想い出して欲しいと願う。
少なくとも僕は
「笑ってもいい、唄ってもいい、集まってもいいと思うきっかけのライブをありがとう」
「めっちゃ良かった、最高だった。久々に笑えた、楽しかった」
「次は酒を酌み交わしたい」
「また来てくれるまで、僕たちもここで頑張るから」
「生きる希望をもらいました」
「0からのスタートだけど、頑張る元気をもらいました」
と言ってもらえて
たくさんの感動を共有できた。
やっぱり「人」なんだと思う。
同じ国に住んでる僕たちにできることはあると思う。
苦しい写真だけど、見て欲しい。
過去記事の生の空気も感じて欲しい。
避難所生活、仮設・みなし仮設生活、
在宅避難はまだまだ続く。
全ては10年では終わらないだろう。
そして、時間が経った今
改めて皆さんに考えて欲しい。
僕にできることは、歌を唄って現地に笑顔・元気を届けることと
こうやって皆さんに伝えることだと思うから。
長文読んでくれてありがとうございます。
「会計報告」
支援金でいただいたお金から
使わせていただく経費を整理しました。
別紙を参照ください。
ご意見のある方は、直接僕に連絡ください。