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キャスト
榎本径(大野智):警備会社でセキュリティーの研究をしている、防犯オタク。
青砥純子(戸田恵梨香):大手法律事務所の若手弁護士。まっすぐな性格で真面目。
芹沢豪(佐藤浩市):大手法律事務所のエリート弁護士。金や名誉にならない仕事は受けない。
11話(最終回) ストーリー
11話(最終回) 感想
最終回は「硝子のハンマー」の後編だったんだけど・・・
なんだかモヤモヤした終わり方だったなぁ。
別に悪いとはいわないけど、後味あんまよくないわー(+_+)
ベイリーフの社長が頭部打撲で亡くなり、専務の久永(中丸新将)が逮捕されていた事件。
視聴者にとっては見るも明らかで、犯人は第一発見者の佐藤学(玉木宏)なわけなのよねー(笑)
ま、重要なのは犯人探しじゃなくて、あくまで密室トリックだからいいんだけどさ。
まさかの榎本が重要参考人扱いされるんだけど、久永が取り調べで追い込まれて自供してしまったため、解放。
任意同行とか大げさなことする必要なかったじゃーん、なんて思ってたけど、この一見にはとてもすごい裏があったことが後で発覚するわけだが・・・。
榎本は、社長が自作自演で事件をでっちあげてまでセキュリティーシステムを導入させようとしたのは、社長室に何かとても大事な物を隠している可能性に気付く。
なんと、副社長の穎原雅樹(鈴木一真)の協力と専務の証言により、社長が会社のお金を6億円横領していたことが発覚!
なるほど、それを最初は自宅に隠してたけど、愛人が原因で窃盗に入られたから、会社に移したわけね・・・。
第一発見者である佐藤に会い、社長の遺体を発見した時の証言の矛盾から、佐藤を容疑者候補に。
なんと、佐藤学と名乗ってた男が、実は別人である椎名章という人物だったことが発覚!
両親が多額の借金を背負って自殺し、つけまわしてきた闇金業者を刺してしまい、逃亡中の身だったというたいへん重い事情があり・・・。
これで事件の全貌はほとんど見えたり!
あとは密室のトリック、というか社長をどうやってころしたのかってところだけ。
榎本は例のごとくトリックを見破るんだけど、芹沢や純子に連絡せず、単独行動で椎名に会いに行く。
そして・・・榎本VS椎名の対決!
まぁ椎名が自首するハメになっただけだけどさ。
ベイリーフの社長は、椎名の両親の共同経営者で、両親を自殺に追い込んだ張本人だったわけ。
清掃業務中に偶然再会して、社長を殺す事を計画していたところ、6億のダイヤの存在を知って、殺したついでにダイヤももらっておいたっていう話だった。
窓の外から、ラジコンのリモコンで介護ロボットを操作して社長を窓ガラスまで連れてきて、窓の外からボーリングの玉で殴って殺したんだとか。
これが「硝子のハンマー」って事なのか?!
その後、椎名は自首するんだけど、6億のうち1億のダイヤがニセモノだったんだって。
榎本は海外脱出!
ぬぬ、まさかダイヤをネコババしたのか(笑)
というわけで、榎本が何者なのかハッキリしないまま終わっちゃった。
ってかハッキリしなかったってことは、スペシャルか続編か映画か何かをやる気なのかも?!
刑事の鴻野(宇梶剛士)が言うには、過去にセキュリティーの厳しい美術館とかで起こった窃盗の現場の防犯カメラに、榎本が写ってたのだとか。
ただ、証拠は一切ナシ!
榎本が盗みを働いてたのか、とみせかけて違うのかはよくわからず・・・。
原作ではリアル窃盗犯らしいけど。
前回、佐藤学が榎本に「こっち側の人間だろう」だのなんだの言ってたけど、窃盗っていう意味で同じ側と言いたかったのかねぇ。
人を殺してるか殺してないかってところで、大いなる違いがあるから、榎本的には一緒にされたかないだろうけど。
なんだかよくわからないけど、榎本はかなり怪しい(笑)
シリアス場面ばかりで、芹沢の面白場面が少なくて残念だったわ。
でもまぁ、原作があるわけだし、最終回で物語も大盛り上がりだし、面白場面とか入れてる場合じゃないか(^▽^;)
社長殺害のトリックがわかったと大盛り上がりして、副社長を呼んで得意げに実践しようとするも、失敗したーっていう場面は、そうとう笑えたけど!
ショックすぎて、完全に魂が抜けてぐったりだったし(笑)
久しぶりに飛び出した、榎本の「明日お話します」にたいして、「出ちゃったよ!どうして明日なんだよ!」と悔しがってたのも面白かった!
榎本は事情を話さずに海外に行ってしまったけど、まぁいつか帰ってくることができるわけだし(ダイヤを盗んだ証拠は全くナイ!)、なんかしらの形で続編作るのかなー。