宝石赤過去記事宝石赤

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宝石赤キャスト宝石赤
榎本径(大野智):警備会社でセキュリティーの研究をしている、防犯オタク。
青砥純子(戸田恵梨香):大手法律事務所の若手弁護士。まっすぐな性格で真面目。
芹沢豪(佐藤浩市):大手法律事務所のエリート弁護士。金や名誉にならない仕事は受けない。



宝石赤10話 ストーリー宝石赤


公式HP ストーリー


公式HP 密室はこうして破られた







宝石赤10話 感想宝石赤


今回の10話と次の最終回は、原作「硝子のハンマー」のお話。
1冊の本になってる事件というわけで、ゲストも豪華なわけで、最終章にふさわしい壮大な事件であるに違いない!




10話は「硝子のハンマー」の前編☆


芹沢が顧問弁護士を務める介護サービス会社「ベイリーフ」で、社長室が空気銃で狙撃される事件が発生。
社長の穎原昭造(佐々木勝彦)の要請を受けた芹沢と純子は、セキュリティー強化のために榎本を連れてたずね、後日セキュリティー強化の工事を行うことに。


工事のために榎本が訪れると・・・まさかの社長が死亡!
社長は睡眠薬を飲まされていて、もともと病気で脳が衝撃に弱かったため、軽い打撲により脳内出血を起こしてなくなっていた。
病気のことは社員全員知ってたけど、防犯カメラの状況やフロアの構造上の問題から、犯行が唯一可能だった専務の久永篤二(中丸新将)が逮捕された。


もちろん久永は否認していて、事件発生当時の久永の様子から見て、事前に飲んだコーヒーに睡眠薬が混入されてて爆睡していたっぽかったから、犯人ではないと思われる。
誰かはわからないけど、社長と専務だけミルク使用派だったから、コーヒーじゃなくてミルクに睡眠薬が混入されてた可能性が高い・・・。


社長の甥であり副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、コーヒー飲んだ3人のうち唯一睡眠薬を飲まされてなかったし、社長が亡くなった時間に外出してたのが偶然なのかアリバイ作りなのか微妙だし、専務が無意識のうちに眠りながら社長を殺した可能性があると言い出したりしたし、いろいろと怪しい感じではあるのよねー。




榎本はセキュリティー強化ではなく、社長殺害の密室トリックを暴くことに方針転換。
とりあえず、社長室の狙撃事件のトリックを暴く事ができた!


窓ガラスの穴と社長室内に残された穴の位置からして、別々のタイミングで開けられたことがわかった。
つまり、社長の自作自演だった・・・!
セキュリティー強化をしようとするも役員会で却下されたため、社長室に空気銃で穴を開けておき、屋上から振り子の原理で窓ガラスに穴を開け、外から狙撃されたように見せかけた。
全ては社長室のセキュリティー強化を実現させるためだったというわけ。


と、ここまで榎本が明らかにしたところで、社長殺害について榎本が重要参考人として連行されてしまう!


実は榎本が今のように物置き部屋でひっそり仕事をするようになったのは、殺された社長が原因だったことが発覚。
社長の自宅のセキュリティー強化を担当するも、その後すぐに盗みに入られてしまったため、社長は榎本が犯人に違いないと会社に苦情申し立てをし、榎本は閑職に追いやられてしまった。
後で社長の愛人が犯人だったとわかったんだけど、すでに閑職に追いやられた後だったわけで、社長を恨んでるから重要参考人だってさ。


一般市民の情報提供により発覚したらしいんだけど・・・ま、犯人は清掃業者の男でしょうね。
なにせ玉木宏なんだから、ただの窓拭き兄さんで終わりじゃないでしょーよ!
社長殺害の第一発見者だったから、社長殺しの真犯人である可能性が高いかと。


それにしても、介護ザルに怯えまくる芹沢が面白かった!
真顔で「犯人サルなんじゃないかな。」って(笑)
空気ダクトを通れるしなどなど真面目にサル犯人説を語る芹沢を見て、うっかり笑ってしまう純子に、「今笑ったでしょ!」って怒ってたし!




そーいや、どっかに硝子のハンマーって出てきたかな?!
社長を撲殺した凶器が硝子のハンマーって事なのかねぇ・・・。
次の最終回が楽しみだわ♪