このお雛様。
先日実家に行ったときに床の間に飾ってありました。
仏壇の父にお参りして、ふとみた床の間に
今年もお雛様飾ってあるなーって。
え！！
2度見しました。
このお雛様、私が長男を妊娠しているときに
切迫早産になり外に出ることができず
洗面の時だけ動いてもいいと言われていた時に
作ったものだったのです。
それも毎日短時間、コツコツと作りました。
その２０年以上前に作ったお雛様を
母は大事に持っていてくれたのです。
我が家は息子２人なので
お雛様はなくて
実はこれと同じお雛様我が家にも作って
今もあるんですが
三人官女と五人囃子は時間がなくて
作ることができず、実家に送る分だけ
作ったんです。
すでに送ったことも忘れていた私・・・。
なので見つけた時はびっくりしました。
毎年床の間にはお雛様が飾ってありましたが
木目込み人形のお雛様だったり、塗りのお雛様だったり
私が初節句の時にいただいたお雛様だったりで
このお雛様の存在を私も忘れていました。
たまたま用事があって訪れた時に
飾ってあったのが私の作ったお雛様。
母もその偶然にびっくりしていました。
こうして２０年以上大事に保管されていて
飾ってもらえてすごくうれしいですし、
また会うこともできて感激でした。
母も父が亡くなって寂しいという気持ちも
ありますが、季節を楽しみ、自分の生活を
楽しんでいるので、今はまだ手助けはまだいらない
生活をしています。
そのうち年を重ねるごとに出来ること
出来ないことが出てくると思いますが
その時は母の気持ちに沿ったお手伝いが出来たら
いいなと思っています。
２０年以上大事にされていたお雛様、
うれしい気持ちでいっぱいになりました。