色々な教育のあり方 | みきりのOCライフ

みきりのOCライフ

カリフォルニア、オレンジカウンティ在住、チャイニーズアメリカンの夫との異文化国際結婚し、トライリンガル育児挑戦中。旅行、食べ物、遊び、学び、クリスチャン、いろいろ。

義理弟夫婦には4歳の息子が一人。


もともと子供なんか要らんと言い張ってた嫁だが、子供が欲しいと気が変わり、授かった一人息子。


今年の8月からキンダーに入る年齢になるので、義理弟夫婦は一人息子の学校選びに必死である。


アメリカとして一括りして良いかはわからないので、あくまで私のまわりの話になりますが、学校といってもいろんなタイプの学校があります。


公立の学校

右矢印一般的に1番多くみんなが行くのはこれ


その中でもまた特別に成績が良い子や、ギフテッドと呼ばれ選ばれた子が入るプログラムなどもある。


地域によって格差あり。

良い学校に入れるために引っ越す人も多い。


チャーター またはマグネットスクール

右矢印公立の学校。抽選で選ばれた人だけ入れる。独自のプログラムを持っている。 サイエンスに特化した学校、自然を通して教育する、勉強厳し目など、それぞれ独自のプログラムを持っている。


イマージョンスクール

右矢印公立の学校。バイリンガルのプログラム。抽選で選ばれた人だけ入れる。 我が子達はここにいる。


ホームスクール

右矢印家で親または自分で雇った先生に教えてもらう。ハイブリッド形式もあり、週に1-2回クラスに通わせるというパターンもあり。ホームスクール用の学校、習い事もあり。州からお金をもらえる場合もある。

子供のペースに合わせてカリキュラムが組める。


プライペートスクール(私立)

右矢印私立なので授業料は有料。カリフォルニアが無料で提供している給食は私立では適応外。やはりプログラムや設備はしっかりしていることも多いので、お金がある人は通わせたい人も多い。

日本のように厳しい試験はないが、適応できなさそうな子は入れないという学校もある。

宗教ベースの学校も多い。宗教ベースのほうが授業料はそうでない方に比べると安め(とはいえ普通に高い)。




義理弟夫婦はある私立の学校に見学に行ったらとーっても気に入ったようで、、

ホームスクールも考えたけど、この私立にしようかなと心が決まりかかっているかんじ。


普通の公立の学校は、我が子を問題児と一緒に勉強させたくないらしく、論外みたいなことを言っていた。


授業は年間25000ドル(現在のレートで約370万円)


色々なプログラムはあるけど、何かアクティビティをする場合はさらに追加料金。


朝と夕方までの学童保育も追加するとさらに年間5000ドル。


ランチはもちろん有料。


生徒と先生の割合も14:1と少人数制。


英語ができない子はさらに追加料金がかかります。



きっとすごく良い学校なんだろうけど、さすがにこの授業料は払えません、我が家には。


それぞれの家庭に、それぞれの考え方に教育方針がある。


うちは言語と信仰は私が継承していけるものだと思うから日本語は頑張っているし、中国語も親戚と会話して欲しいから(とはいえ結構みんな英語できる😂) 中国語もやらせているので、このイマージョンプログラムに入れてよかったなとは思っています。

もちろん、、悪ガキもいるし、息子はおやつを盗まれたり、リュックにいっぱいつけたキーホルダー全部盗まれたり。。。。

嫁の恐れているようなことはやはり起こっています。


甥っ子は果たしてどこの学校に落ち着くのか。


これから実家住まいの義理弟夫婦は、実家から出ていくというけど、果たして引っ越すのかな??



甥っ子はあまり泣かないのだが、、ある日、お絵描きをしていて、もう1つ色を塗りたかったのだが、母(嫁)にもう終わり、お風呂に入る時間だよ!と言われて、泣き出した。


「おぉ、、こっちにおいでベイビー」


という感じで我が子を抱き寄せる。


抱き寄せて「じゃああと1つだけ色塗ったら終わりよ」


と言い、息子泣き止む。


そして私に言った嫁の一言


「この子滅多に泣かないの。でもこうやって最近泣くことも増えてきたけど、こうやったらすぐ泣き止むのよー。」


私もふむふむという感じで頷くが、、。


そりゃ泣いて、欲しいものを手に入れたんだから泣き止むだろうよ。


あんたのハグの魔法のおかげじゃないよ爆笑


日本語で我が息子が


「いいなー、泣いたら欲しいものもらえるんだよ」


って私に言ってきた笑い泣き


うちの7歳児でもわかるロジック。


そこは彼女には見えないらしい。



色々不思議な夫婦である。