プロポーズをされ、彼のご両親から結婚を反対され、そして2人で将来の事をきちんと考え始めて、約1か月がすぎ、年末になりました。
彼は普段一人暮らしをしていますが、
年末年始の休みという事で実家に帰りました。
改めて結婚の意志があるという事を説明しに行ったようです。
前回結婚を反対された時、彼のご両親が私について言った言葉や内容が、とても辛かったため、
今回からは内容は聞かないという約束をしました。
しかし、それはそれで不安で笑
彼と離れている間、「何を言われているんだろう」と不安でたまりませんでした。
彼が実家から帰ってきた時、久々に顔が見れてとても嬉しいのに、やはり不安な気持ちは拭いきれませんでした。
彼の顔がどこか暗かったように感じたからです。
また、何か言われたんだろうな。私の勘はそう言っていました。
私は、一度気になるとずっと気になってしまう性格なので、彼を問い詰めました。
彼は最初はグッと口をつむっていたままでしたが、
普段は泣かない彼が泣きながら口を開きました。
私の精神的負担を考慮して、おそらくご両親と話した内容の中のほんの一部しか彼は私に話していないと思いますが、ざっと内容は以下のような事でした。
・発症前診断を受けてハンチントン病であるか、そうでないか白黒はっきりさせること。
・そして、黒でもやっていけるという覚悟を示すこと。
・もし、それに反して結婚するというのなら絶縁するということ。
それを聞いた時、私はよく理解できませんでした。
まず、発症前診断について。
病気が発症していないのに遺伝子検査をするという事はかなりデリケートな問題です。
仮に疾患遺伝子の保因者であると確定した場合、心理的負担は尋常ではなく、絶望感にさいなまれ、鬱になったり、自殺をしたりしてしまう人も少なくありません。
だから、何度も何度も遺伝カウンセリングを受け、説明を受けた後、それでも本人が望んだ場合に本人の意志で受けるものなのです。
パートナーや家族であるならまだしも、なぜ第三者に発症前診断を強要されなければならないのか。
そして、それが結婚の条件になるのは何故なのか。
分かりませんでした。
また、仮にその条件を飲み発症前診断を受けたとしても、現在グレー状態でさえ結婚を反対しているのに、陽性なんて出ようもんならもっと結婚を反対するに決まっている。そう思いました。
そして、絶縁について。
え、なぜそうなるんだ?と思いました。
息子の人生の心配をし、結婚を反対している所までは理解できます。
しかし、発症前診断をせずに結婚をするという判断を息子がしたら、親子の縁を切る…って…論理が破綻している…
それはもっと息子を辛い思いをさせるじゃないですか。
なんだか、めちゃくちゃだなあ。と思いました。
しかし、彼のご両親の考えには賛同はできないものの、やはり実の両親との縁を切りたくないという彼の気持ちを考えると、
発症前診断を受けないと結婚も前に進まないのかなぁ、とも思いました。
そして、そこからしばらく発症前診断を「受ける」「受けない」の葛藤に悩まされる事になりました。