関係ない日常 | のぶおんにっき

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今回は信onとぜんぜん関係ない話です。




























なんとなく、なんとなく

今なら普通に話ができるんじゃないかなっておもって

元彼に電話してしまいました。



別れたのが最後にあった一昨年の9月末

電話したのは去年1月に2回と、2月にもかけたかなあ、

最後に電話したのは5月中旬



まだ彼の家には、わたしの着替えとか雑貨とか荷物があって

別れたときは、絶対また戻ってくるんだって

おもってた



お互いの努力がたりなかったね

ふたりで生きていくには


「ひさしぶり」

「げんき?」

「いまなにしてるの?」


どうしたの?

って聞かれて

なんとなく、電話、つながるかなって、おもって

まだ荷物そっちにあるし


っていっちゃった


「あとで送るよ」



あああああ、ちがう、そういうはなしをしたかったんじゃない

ただ普通におはなしできるかなって

おもっただけだったのに


「うん、暇なときでいいよ、着払いでいいし」


っていったら、笑われた



そのあと

「じゃあ切るね」

って、すぐ切った


「またね」

っていえなくて


「ばいばい」

っていおうとしたけど


なんか涙があふれてきて

ちゃんといえなかった


電話の向こうの

以前と変わらない声と話し方に

昔に戻ったような錯覚をして

うれしくなって

現実に戻って

せつなくなって



今日はなんとなく、

普通に話せるんじゃないかなっておもったのに

まだだめみたいだった



荷物が残ってたら

また連絡できるし

なんて、残してきたのは

荷物だけじゃなくて

ただの未練だ



たぶん数日のうちに

わたしの荷物は思い出いっぱいのまま家に届くんだろう


泣かずに開けられる自信がない



でも、これでよかったんだ

もう彼の心にわたしがいないのは、しってる

わたしの心だけいつまでも残ってたって、どうしようもない



わかってるけど

荷物が届いたら

「届いたよ」

って、また電話できるって

おもってるわたしがいて



それがたぶん、最後の電話になるんだろうな

最後くらい、泣かずに普通にはなせるといいな