ダイブマスター候補生日記も完了しないまま、なんと既に新年も過ぎ、
いつの間にか、私、PADIダイビングインストラクターになっております。
見た目の貫禄はともかく、新人でーす。
ダイブマスターとしてヨーロピアン認定ダイバーを中心に
英語でガイドし始めてひと月を過ぎる頃、
この際、やってみるか?IE(インストラクター試験)っっっと、
自分に問い始めたわけです。
コタオにいるとダイバーである事がいかにも普通で、
しかも大抵はダイブマスター、インストラクター(とその候補生)であったりするのですね。
友人のほとんどはインストラクターな訳で、
『ちーーっす』のあとは
『今日はOW3&4?』
『いや、アカデミック1,2&3』
『あー、じゃ午後はコンファインだ』
なんっていう一般の皆様には「ハアアァア?」な挨拶。
そんな環境に身を置いているのでダイバーでないころからコタオをうろついている私を、
多くの人がもう既にインストラクターなんだろうと勝手に思い込んでいた訳です。
なので、「いやあ、私もいよいよIDC受けようと思って~(ポリポリ)」と言うと、
「エッウソ!まだインストラクターじゃないの?」(どん引き)と言われる始末。
そんなにボートの上で太々しくはなかったと思うんだけどなあ…(汗)。
もともとダイブマスターで十分と思って過ごしていたので、
いざ、IDC(インストラクター試験コース)となるとテンパリ具合は半端無い訳です。
PADIインストラクター試験の受験資格はダイブマスター資格者である事、
Open Water Diverの資格習得後6ヶ月経っていることと
100本以上のダイビング記録があること…。
そう、なんと年齢の上限はないのですよ。
とはいえ、カラダ資本の個人商店的商売です。
保証は少なくしかも収入も少ない(泣)。
ダイビング愛だけでがんばれる仕事なのかもしれません。
平均して30歳も半ばを過ぎると引退を考えるらしいと言う話に
『わわわわあああーーー』っと聞こえない振りをする私…。
しかし、です。世界は広い!
私の友人で64歳にしてインストラクターになったフランス人男性がいます。
46歳でインストラクターになりいまだバリバリやってる56歳のドイツ人女性もいます。
そんなかっちょいいシニアがザラにいたりするコタオ・ダイビング・コミュニティー。
彼らの存在が少し追い風をくれるたのは言うまでもありません。
やるんであれば、ダイブマスター同様、日英バイリンガルしか目標値は無い訳で
人様を認定する講習(スキルはもちろん、物理に生理に減圧症にRDP/e-RDPに…ううう)
を果たして完璧に英語で出来るのか?
思い立つものの不安は募ります。
ダイブマスターもバイリンガルで大変だったっけ…(涙)
インストラクターの勉強が更にハードなのは解りきってる事で…
かつて、東京やロンドン、はたまたアメリカで
いわゆる一流企業のトップに英語でプレゼンしていた私ですが、
たとえ広告戦略やブランディング戦略で失敗しても
ウン十億ドルって損害になったとして、
直接誰かが死んでしまったりする事は無い訳です。
(あ、わたくし、そういう損害は与えてないので、念のため)
インストラクターが駄目駄目でショップに与えるファイナンシャル的直接損害は
1ダイバーに付き相場9800バーツ(約3万円弱)。
(『へっぼっこイントラ!金返せや!』と言われたらってことですね)
なにせ多くのインストラクターがショプに所属している訳で、
インストラクター運が悪かったって落ちで
ショプのブランドにもさほど傷は付かないでしょう。
でも、でもです。
駄目インストラクター故に一人の海への憧れを亡きものにしてしまうかもしれない、
しかも命預かっての講習です。ミスは許されない!!!!
年の功、豊富な人生経験が逆風となって
ますます私をナーバスにさせます。
しかも11月から1月まで、頼みのチームジャパンは休業で
ベテラン侍インストラクターの皆さんは日本へ帰国。
日本語ヘルプ全く無しで全英語にてIDCとIEへの挑戦…。
DMT時にはいつも助けてくれた
ブッダビュー侍チームジャパンのベテランインストラクター陣は
冬休みで不在なのだった…
鬱々とする中、とりあえず、ダイブマスターを終了したブッダビューのファラン(外国人)首領、
巨人マーク・ソワカ氏に相談に行くと、
人の気も知らず
「ダーーーイジョウブ、ダイジョウブウウ、mikiナラ英語イケチャウッテ~~」
と、 オージー訛で一笑にふされる始末。
私のガラスのハートなんか知ったこっちゃ無いかのご如く
朗らかさんな巨漢マークはダイビング界では結構有名人。
んんん~~~~ よっしゃあ、やるしか無い!
(という、裏付けも理由のない決断)
とりあえず、11月のIDCに模擬(笑)参加という、
弱気ながら大きな一歩を踏み出したのでした。


































